家族・血縁 2002年
* 初夢はいやなものではなかったが、ヘンなものであった。なんでも異色異質の二つの世間をうまく橋渡ししているような、ゴツい夢であった。 めざめて気持ちよく洗面などし、居間に田園交響楽を静かに響かせながら、妻と二人きりの雑煮 […]
* 初夢はいやなものではなかったが、ヘンなものであった。なんでも異色異質の二つの世間をうまく橋渡ししているような、ゴツい夢であった。 めざめて気持ちよく洗面などし、居間に田園交響楽を静かに響かせながら、妻と二人きりの雑煮 […]
* 叔母が多年愛蔵した茶道具があまりに家の場をふさぎ、恥ずかしながら使うゆとりが無いので、やむをえずせめて五分の一ほどでも処分しようと、一日がかりで整理を始めたが、私にも思い出が多く、叔母へ繋がって行く思い
一九九六年起稿書下し・ホームページ「秦恒平の文学と生活」掲載 紀元二千年五月 秦恒平・湖の本第四十三巻所収刊行 二OOO円 「幼少時代の一 丹波」は「創作欄 5」に公開しています。 こんな私でした 『