ぜんぶ秦恒平文学の話

歌舞伎

歌舞伎 2024年

* 六月歌舞伎座の案内が高麗屋から届いていて、役者の世代交代が、コロナ禍に阻まれ歌舞伎を観になど行けなかった数年の内にめざましい。 六代目中村時蔵の襲名興行だが、「梅枝改め」とある、その梅枝からして私の知っている梅枝より […]

歌舞伎 2023年

* 元旦の年賀状、意匠のベスト5。今年も、京都の川浪春香さん「読書」作画が秀逸。四国の星合美弥子さんの梅花うさぎ、石川県能美の井口哲郎さん「ゐねむり」うさぎの絵と書、高麗屋白鸚丈の「迎春 立ちうさぎ」の絵 そして、絵では

歌舞伎 2022年

* 石原慎太郎が亡くなった。何を得たという人でない。何を喪いもしない。 中村吉右衛門の死が、大きかった。痛かった。 2022 2/2 * 国立劇場での、白鸚、仁左衛門、幸四郎が参加しての「今藤会」も、能の「喜多会」も、懐

歌舞伎 2021年

* 高麗屋二代松本白鸚さんの 牛を墨畫の賀状を目の前に置いている。まいとし、実に簡潔に美しい干支を自畫の賀状を戴く。ことに珍重している。きのうは、十代目幸四郎さんの誕生日でもあった。もうまるまる一年舞台が観られていない。

歌舞伎 2020年

* 東京、大阪の初春歌舞伎の紹介を楽しんだ。歌舞伎座の正月は、寒いだろうが夜の部を楽しみにしている。寒ければ寒いと言うて出かけます。 2020 1/2 218 * 三月の歌舞伎座、二月の松本紀保の芝居、予約が出来た。芝居

歌舞伎 2019年

* 七草粥も祝い終えて、世の中、平常の空気に、と願いたい。もう印刷所との年初の打ち合わせも終えた。角田光代のため歳末に頼まれていた写真も、何かしらん企画進行の事務所へ送ってある。 十七日から「湖の本」発送の準備も、ま、難

歌舞伎 2018年

* この正月の夢は、高麗屋三代襲名初春興行の歌舞伎座、昼夜。 いろいろが有って、今世紀になってかつて無かった「四ヶ月経て 久しぶり」の歌舞伎、とても楽しみに待っている。昼に、夜に、出し物に合わせ絶好席を用意して貰ってある

歌舞伎 2017年

* 寒気がしてくしゃみも出る。明後日の初春歌舞伎座に障ってはいけない。 2017 1/10 182   * 明日は初春の歌舞伎座へ。幸四郎と玉三郎の「井伊大老」は、あの高麗屋八代目が六代目歌右衛門との生涯最後の

歌舞伎 2016年

* 昨日は手術後、真夜中まで、病室のベッドで、裸眼、200頁近く再校ゲラを読んだため、さすがに今日は視力が宙に濡れて浮かんでいる。九時まえだが、今夜はもう休息しよう。 すでに湖の本128送本用意に掛かっている。二十二日朝

歌舞伎 2015年

* 東工大の学生で、歌舞伎役者の名前を口にしたのは一人だけだった。その女子学生は中村吉右衛門が好きと言った。ただし歌舞伎舞台の播磨屋ではなかった、「鬼平犯科帖」の吉右衛門が好きですと。 その吉右衛門が演じるその犯科帖、鬼

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