ぜんぶ秦恒平文学の話

音楽

音楽 2024年

* もの忘れ、記憶喪失が、徐々にと謂いたいが、足早に来つつある。それが自然と躱しながら歩むしか無い、どうこうは出来ない事。キイで、まだ自在に文章の打ち出せてるのが、有難い。* 幼少の頃、「心に太陽をもて」と、なにやら絵本 […]

音楽 2023年

* 夢は見ないで、寝ながら「唄」に溺れていた。「夕焼け小焼けの」だ。それも「赤とんぼ」でなく、「十五ぉでねえやぁは嫁に行き」の「お里ぉの便りぃもぉお、絶えはぁてぇた」の「おしまいの一句」ばかり。歌詞の記憶が正確かも確かめ

音楽 2022年

* 一日、何という何もせす過ごしていた気がする、夕食後に、歴史的に編集したショパンコンクールでの名だたる演奏を聴きながら、地酒「東村山」にも酔うて卓に伏し、寝入っていた。もうすぐ八時になる。 2022 1/4 * 朝の音

音楽 2021年

* 体調は容易に調わない。師走の十日頃、二十一日の誕生日まで生きてられまいかと謂うほどヘタッていた。 いまは、すぐ斜め目の前で、すっかり気に入りのジャズが歌い続けている。 2021 1/5 230 * わたしはというと、

音楽 2020年

* 三ヶ日の雑煮を夫婦だけで祝い終えながら、作家五木寛之に「怨歌」と適切に聴きわけられたあの歌手藤圭子のウソのない生涯映像を、濃い共感と理解と共に見 通し聴き通した。正月気分にふさわしくないか、いやいや、真実感で徹底した

音楽 2019年

* このところ思いなやむつど電源を送って、アムステルダムの「Loeki Stardust Quartet」の「The Art of Fugue」とあるのを聴いているが、色んな中身のなにものかは一切わからない、わからなくて

音楽 2018年

* ときどき岩波文庫の『日本唱歌集』を手にする。この音痴のわたしでも七割は唄える。今朝は「文部省唱歌」に限って観ていた。デタデタツキガの「ツキ」  はいしいはいしい の「こうま」 あたまを雲の上に出し の「ふじの山」 と

音楽 2017年

* 『ユニオ・ミスティカ 或る寓話』にかかり切っていた、が、終始めがねの視力が機械面に組み合わず、気を殺がれて苦労も疲労もおびただしい。眼を閉じ、闇に埋もれ沈んでいるのが、らく。 機械を離れていい照明で読書している方が、

音楽 2016年

* このところ、何度も、グノーの歌劇「フアウスト」を、ただ音楽として聴きながら、原作を想っている。つれて、ミルトンの『失楽園』をなんともいえない 憧れ心地で思い出す。幼少、誰にも知られずわたしは河原町三条の基督教教会へ行

音楽 2015年

* ドラマ「NCIS」の映画手法のめざましさを楽しんだ。朝早くには、黒いマゴに輸液しながら美空ひばりの映画「哀しい口笛」を驚嘆しつつ楽しんだ。品のいい津島恵子も懐かしいかぎり。それにしてもひばりの歌唱の凄いほどの底力。あ

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