能・狂言・古典芸能 2024年
* さ、秦の、その「おじいさん」「鶴吉さん」となると、これはもう、途方も無く山ほど蔵された「和漢の書籍」で、まさしくわたくし「秦恒平」を文學・文藝の生涯へ推して出すべく「手渡して呉」れたわば「師父」であった。国民学校四年 […]
* さ、秦の、その「おじいさん」「鶴吉さん」となると、これはもう、途方も無く山ほど蔵された「和漢の書籍」で、まさしくわたくし「秦恒平」を文學・文藝の生涯へ推して出すべく「手渡して呉」れたわば「師父」であった。国民学校四年 […]
どんなに美しい女面であれ、どんなに恐ろしげな鬼の面であれ、ど んなに不思議な色気をただよわせた永遠の少年面であっても、例外というものはないと覚悟して「能」の世界は成り立っている。たぐいない中間表情の美しさの彼方に、無限に
○ お便りありがとうございます。 生活と意見を読ませていただくことができるようになっていましたとは、露知らず、開けても見ない日々でした。ただただ嬉しいです。 私の方も、新しいPCになってから、思うように扱えず、秦様のHP
* 嬉しい、懐かしい、佳いお便りが昨日もたくさん、今日も、郵便の数少ない火曜日なのにたくさん頂戴したが、もう、手も目も頭も疲れていて、記録出来ない。 繪も入って歌舞伎の高麗屋白鸚さんご夫妻、「鞘走らぬ名刀」と早くに表した
* フルートの協奏曲が 元気に いま終えた。テーブはなんとか使えるようだが、CD音盤がいっぱい在るようにはテーブ録音の音楽は、他に手持ちが無いと思う。圓生の落語はさがせば百番あるがが、これは「聴き」ながら「書く」わけに行
* 暖房していても、寒い。二十年前は、どう寒くても此の部屋、暖房でなかった。 * 朝日賞のパーティに招待状が今年も来ているが。ま、推薦の役は務められても寒い中を宴会には、ま、遠慮。喜多流のシテ方香川靖嗣が春に『櫻川』を舞
* 強い地震もまた福島沖で。かくて、二月は逃げて行く。「選集第二十巻」の初校を終えた。この巻は、第十三巻と同頁数、最も分厚い一巻になる。まだ再校 が必要。そして「選集第二十一巻」も前巻を引き継いでもう初校が組み上がってい
* 喜多流宗家十六世喜多六平太(喜多長世)さんが九十一歳で亡くなられた。 もう永くあまりに永く、流儀の何かの事情あって、宗家長世さんの能を舞台で観ることが出来なかった。惜しくも口惜しくもあった。職分会がここ久しく喜多 流
* 朝、友枝昭世の「菊慈童」をテレビで観る。昨夜は染五郎弁慶、幸四郎富樫、吉右衛門義経、太刀持ち金太郎の「勧進帳」を楽しんだ。昭世は「鞘ばしらぬ名刀」と評した当代屈指のシテ方、喜多流を背負っている。わたしの湖の本もずうっ
* さ、まあ正月は済んだと思っている。明日、もし気が動いてからだが承知してくれれば、万三郎の「翁」に清まはってこれるかも。 2014 1/4 147 * 明日は頑張って正午の松濤観世能楽堂、梅若万三郎の「翁