ぜんぶ秦恒平文学の話

映画・テレビ

映画・テレビ 2004年

  * 大河ドラマの一回目特番かと勘違いして「大友宗麟」を観ていたが、食い足りない駄作であった。宗麟は喰えないキリシタンであった。戦国大名としても腰は据わっていなかった、戦はむしろ下手な方であったし、経営の方略 […]

映画・テレビ 2003年

  * 建日子のつれてきた猫のグーとうちのマゴとが、ずうっと静かに見合っている。妻が、建日子にもらったデジカメで撮っている。 リメークの「秋刀魚の味」を、いかにも静かに観た。いまどきの作家がこの脚本をもちこんで

映画・テレビ 2002年

  * 伊藤若冲の佳い放送があり、なかでも絢爛豪華にして緻密な写生様式を鳴り響かせた「動植綵繪」群に圧倒された。岸部一徳と山本学を使い、外国人コレクターを絡ませてドキュメンタリーともドラマともつかぬ仕立てで画面

映画・テレビ 1998~2001年

* 日比谷で、久しぶりにフランス映画を見た。『秋の恋』ーーどこかの映画祭で最優秀の脚本賞などを得ていた映画で、久々に静かに大人の作品を楽しんだ。写真も録音もじつにリアルで、しかも叙情的な映画だった。自動車のタイヤが葡萄畑

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