ぜんぶ秦恒平文学の話

秦恒平の有楽帖 観客として

能・狂言・古典芸能 2009年~2010年

  * 野村萬らの狂言「樋の酒」は萬の好演ですこし笑えた。狂言で笑えるのはこの節珍しいこと。   * 昭世の「実盛」が、すこし小さかった。老武者が錦の直垂を着ての最期。老いても凛然と強い武士の気力が五 […]

歌舞伎 2009年

  * ようやく初春歌舞伎の座席券が届いた。当日にあと一週間とは、異例のこと。大人気なのであろう、有り難い。 2009 1・7 88 * 渋谷文化村のコクーン。野田秀樹作・演出の『パイパー』は、危ぶんだとおり、

舞台・演劇 2009年

  * さて身辺にわたしをわくわく喜ばせる何もないが、七日には宮沢りえと松たか子の野田秀樹舞台が待っている。楽しみたい。楽しむという気が、なにかにつけ、うすれうすれつつある。 2009 1・3 88 * 今日は

映画・テレビ 2009年

  * 源氏物語の映画を観、妻が煮たうまい椎茸と高野豆腐と蒟蒻とで、藤田理史くんのはるばる送ってくれた美味しい酒を呑んでいた。そばで京都から帰ってきた建日子がもくもくと機械で仕事をしていた。親子三人と黒いマゴと

美術 2008年

  * 山種美術館のカレンダーは、表紙・横山大観の『心神富士』から、一月二月は上村松園の美人画『牡丹雪』。鳥山玲さんの「輝」くカレンダー、一月二月は、飛翔華麗の『丹頂双希』。 * お静かに二日の朝を迎へける  

舞台・演劇 2008年

  * このところ演劇人(準演劇人)の文章をトビトビだけれどよく読んできたなと思う。 観世流のシテであると同時に新劇や映画の優れた演技者であり、また演出家として世界をまたにかけて国際的にも国内でも亡くなる間際ま

能・狂言・古典芸能 2008年

  * いまの三遊亭円歌と、上野の小店で、たまたまカウンターに隣り合って呑んだことがある。まだ「山のあなあな」を話していた歌奴の時代だったかも知れない。 昨日久しぶりにその円歌の少し若かりし日の咄を聴いた。浪曲

歌舞伎 2008年

  * いまの三遊亭円歌と、上野の小店で、たまたまカウンターに隣り合って呑んだことがある。まだ「山のあなあな」を話していた歌奴の時代だったかも知れない。 昨日久しぶりにその円歌の少し若かりし日の咄を聴いた。浪曲

映画・テレビ 2008年

  * いましがたまで評判だった木村拓哉らの『武士の一分』を観ていたが、しんきくさくてやめてきた。 少なくも数十分というもの、「ドラマ」に価する展開も表現もない。尋常にカードを撒いているだけ。『雨あがる』や『上

美術 2007年

  * 故橋本博英画伯の奥さんから、求龍堂刊の立派な画集を頂戴した。とても重い。 橋本さんのことはこれまで何度も書いてきた。知己という二字のまともに嵌る有り難い知己だった。出逢いは銀座の「菊鮨」で。カウンターで

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