ぜんぶ秦恒平文学の話

電子メディア・コンピューター 2022年

* 五時前に建日子が来て呉れて、機械を種々点検して呉れた。百に余る知友からの受信メールを認識することが出来、ざっと走り読むことが出来た。有り難く、また発信して下さった大勢サンに感謝しつつお詫びも申し上げる。不要メールも多かった、みな消去した。

ネットの回復は結局成らなかったけれど、機械事情に判明のいくつかも在ったようで。建日子も、さぞ疲れたろう、感謝感謝感謝。ありがとう。母の雑煮やお節料理にも箸をつけていって呉れた。顔を見せてくれただけでも嬉しく。ありがとう。

2022 1/2

 

 

* 昨夜、機械の底から発掘してくれたたくさんなメールを読んでいたが、また、消失。機械クンの腹の内は複雑です。

2022 1/3

 

 

* ようよう、夕方、妻の電話で、ニフティから以前光通信の設定に来て呉れた人へ、近々の来訪と鬼海クンの診察・治療をお願いした。昨春三月十四日のネット不通このかた、コロナ禍に畏れて、ただもうじっとガマンしてきた。今はオミクロンも魔を割った第五波の高まりを懼れているのだが、もう、逸機はゆるされない。はて、どうなるのか、問題は昔からの慣れた「中」機クンでなく、さ佳い金に触れ合うてきた「大」機クンと「小」機クンなのである。機械の故障か配線設定等の故障かも今の私には何も理解できていない。 なにとか、ネット環境の改善でホームペーが活きて働いてくれますように。

 

* 会社勤めだったころも、正月の勤務は「五日」からだった。  立ち直れますように。

2022 1/4

 

 

* 新年の不通のスタートと謂いたいが、オミクロン株を含め新型コロナ感染者の第五波が日々に急拡大へ向かっている。何らの安心感も保証されていない。我々としては極力前年の用心を踏襲しつつ、少なくも手洗い、マスク、籠居に徹したい。が、最低の必要に応じて外来の客も迎え入れねばならない。機械の修復は、私の「生きる」ことと意義として直結しているのだから。回復の成功を切望している。

 

* ふとした成り行きから機械内に蓄えられた8700点を超える写真が入っていると判り仰天。興味から、エッチな裸形を幾許か収集した昔もあったが、一枚も残っていたかどうか。苦笑した。それにしても凄い写真の数に仰天、もっとも機械クンの独特の表現で同じ写真が何枚も同時にほかんされているかともうかがえたが処理速度が速くて分からない。「機械」という内臓の複雑に精微なのを垣間見て驚くばかり。

しかし、朝からこんな時間つぶしは、宜しくない。もう十一時にもなってしまった。

 

* 明日の午后に、ニフティからの木村さん、来てもらえると。妻にてつだってもらい、機械周辺の乱脈のコードなどを少しずつ途中で括って、狭苦しい機械裏手での作業の邪魔を整理したり。なんとか、インターネットが復旧して欲しい。技術者にはなんとも謂いようのない簡単明瞭の事故で有るなら、どう笑われようがそれが望ましい。何とか何とか一度のご厄介で済みますように。

心配なのは、前にみてもらった機械が壊れた(と思っていて)別の大と小の機械に変更していることも、心配の種の一つ。しかしまあ、懸命に片付けてはみたが、がこの部屋の、書斎とも機械部屋とも謂いづらいほどのややこしいことは。

 

* 祟りに遭うたように書き継いだ半分の余も消え失せた新作、それに並べて書き継いでいた「信じられない噺だが」別の新作を、前へと押し出している。書き出してある新作の芽は田にもいくつか顔だけ出している。育て育て背丈をつけてやりたい。

 

* さ、明日だ。無事に機械に健康な息吹の吹き込まれますように。

2022 1/5

 

* 早く目覚めた。八冊の本をそれぞれ読み進んで灯を消したのがもう一時半頃であ遭ったか。今日の木村さんの手腕と指導とが待たれる。

2022 1/6

 

 

* RE: ホームページの更新が止まっているようで心配しております

>  Date: Mon, 8 Nov 2021 01:18:25 +0000

秦先生   何はともあれ、メールが回復して良かったです。 体調などもお変わりありませんでしょうか。

こちらは9/2に義父が永眠し、 バタバタと四十九日までを済ませました。 春から重度の糖尿病にて入院しており、治癒の見込みがないということで、 転院したばかりのことでした。

私の父母はコロナにて巣篭り生活を続けておりますが、元気にしております(父84才、母78才)。

またコロナが蔓延した後、友人の大事な友人が自死したとの話もあり、言葉にならない言葉を考えます。

死とは秦先生の言われる「死なれる、死なせる」ことである、と感じます。

先日、練馬へある建築家の方にうかがうために、バスにて保谷駅まで行き、西武池袋線に乗りました。

さて、バスの道中どこかな、と探したのですが、 大学1年の夏に先生に「京都」を教えていただいた食堂は、もうないのですね。

変わっていくものと、変わらぬもの、年を取るというのはこういうことなのだな、と感じます。

パラパラと書いてしまいました。

また、落ち着いたらお顔を見に参ります。  柳

 

* 柳 博通 <yanagi.hiromichi@takenaka.co.jp>

ホームページの更新が止まっているようで心配しております

 

* 前略  昨四月このかた 九ヶ月 機械からインターネットが無能化して、ご無礼もあり ご無沙 汰もいたしました。ともあれメール受発信だけは回復のご 挨拶のみ申し上げます。

まだまだ「ホームページ」電送には 私ども 手の施しようもなく、私の「文 藝」活動に欠かせない設備・設定だけに、ほとほと困惑しています。

むろん、「書き置く」仕事は欠かしておりません、新たな創作にも、今も日々 打ち込んでいますので ご休心下さい。

日々のご健勝をこころより願いおります。匆々   十一月五日   秦> 恒平

 

*  ところが、このときも、機械操作で受発信とも,出来なかったのです。

 

* From: 柳 博通

ホームページの更新が止まっているようで心配しております

Date: Tue, 1 Jun 2021 14:53:37 +0000

秦先生  (関西在住の) 鷲津さんから連絡もらい、先生のホームページもの更新が止まっている、と。

お身体の調子が悪いのでしょうか、 機械の調子が悪いのでしょうか。

助けが必要であれば、参上いたします。  柳

 

* 柳君は超級に忙しい建築設計家だからなあ。お仕事の障りにはなってはならない。し、

 

* 秦先生、 残暑見舞い、立秋見舞いなど巡るましいこの一年ですが、今度は立冬。いやはやコロナ禍はわれわれの一斉に肝に満たない人生を ここぞとばかり振り回してくれたものです。ただ、かんせんりょくにもややかげりがみえ、日ごとに感染者数が減っていくことはうれしいことです。願わくはこのまま他のウイルス同様、人類とある程度のバランスを築いてくれることを祈るばかりです。コンピューター、とりわけインターネット機能が回復されたとの由、心からお喜び申し上げます。今まで蓄積された情報、履歴などが一時的であれアクセス不能になったとは他人ごとではすまされず 気にしておりました。何より喜んでいます。

確かにコロナ禍で在宅勤務が急増した時、私のパソコンもほとんどログ・インができない状況が続きイライラ続きでした。

それでもここ直近の状態は大幅に変化、あまり不都合を感じなくなってきたような気がいたします。

いずれにしましてもほぼ完ぺきに復調、ということは先生の「書き置く」作業も一気にはかどられることと存じます。

ますますのご健勝とご健筆を祈念する次第です。 堀   世界ペンクラブ会長

 

* 嗚呼、まだこの段階では、機械回復の仇夢を観ていたのだった、そして、今。メールの受発信は出来そうなのだが、ホームページは、何のメドも建っていない。嗚呼

2022 1/7

 

 

* 機械破損の九ヶ月中に承けていた夥しい数の受信メールを点検しつつ一日が過ぎて、とけいを観ると九時半。右肩が凝り凝り。懲りて投げ出すことは出来ない。

しかし、やすもう。明日には継ぎの「湖の本」初校が出てくると。

2022 1/7

 

 

* 故障機械から辛うじて発掘されたたくさんな受信メールを、やはり感謝しつつ読んで処置しておかねば。と云ううちにも階下へ「湖の本 156」初校が出そろって届いたらしいぞ。

 

* じつに終日、夥しい数の受信未見メール整理と受納作業に費やして、まだまだ終えていない。文面ばかり収納してるので、昨年四月中旬以降九ヶ月、昨正月六日までの日付でたーなど、およそ読んで察するしかなくなった、が、大事と云うに当たらず、察しは何とでも付く。明日もう一日かかるだろう。「湖の本156」初校へもとりついて、幾らか、数十頁ほどは追加の必要があろう。放って措くことは出来ない。}

2022 1/8

 

 

* 機械のフクザツでワガママな機能と内容に振り回され、狂いそうになる。まいる。

2022 1/9

 

 

* 見落とし 取りこぼしも多かろう、たくさんなメールを、九ヶ月の機械欠損の閒に戴いていたのを、やっと、取捨調整できたかなと。ハアーッと息を継いでいる。この「私語の刻」へ取り入れたのもそうでなく承け納れたのも、思案のうえでなく、機械操作での成り行きで有った、とても疲れた。この現代での機械通信の欠損、それも九ヶ月にも及べばどんなことになるかと、つくづく降参した。

2022 1/10

 

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