ぜんぶ秦恒平文学の話

知識人として

「大衆」と「知識人」

* 拝啓 ますますお元気なご様子心強いばかりです。『私の私・知識人の言葉と責任』(注湖の本エッセイシリーズ25巻)かたじけなく拝受早速読ませていただきました。どの講演でもつねに変らぬ貴兄の凛とした心の姿勢がうかがえ、文字 […]

「私民」である

  今日、私は、この「私語の刻」に於いて初めて、「市民」という言葉に代わる「私民」を用い始める。「公民」という言葉のあるのは少年の昔から識っているが、「公・私」が上下関係に同義語化している日本の現実で、「公の(

知識人の言葉と責任    2002年講演

知識人の言葉と責任  今、なぜ、芹沢光治良作『死者との対話』が大切か。                       秦 恒平      お招きにあずかり、恐縮しております。芹沢先生とは、ご生前に、ご縁を得る機会は、一度も

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