ぜんぶ秦恒平文学の話

死の間近で

バグワン 2007年

  * 暁を覚えないどころか、寝坊した。 * 静かな心ではまだ足りない。静かな。静寂。バグワンは、それは「死」にちかいと謂う。もっと欲しいというエゴと、もっと与えたいというエゴとが、悪循環した、ものの表裏にすぎ […]

バグワン 2006年

  * 全幅の敬愛をもってもう十年読みついでいるバグワンの言葉を、いましもまた繰り返し読んでいる『ボーディダルマ』から、スワミ・アナンド・ソパン氏の訳を有難くかりて、年初の想いとして、少し書き写しておきたい。

バグワン 2004~2005年

* なにのアテもなく更けて行く夜を半ば憎みながら、機械にふれ続けていた。二時になる。わたしの背後のソファには黒いまごが熟睡している。この部屋が暖かいから。わたしが、ここで起きているから。安心しているのだろう。しかし、もう

バグワン 1998~2003年

  * バグワン・シュリ・ラジニーシという人をご存じですか。アメリカのオレゴンでしたかに拠点をえていたのですが、裁判によって国外に追放されました。一時、オーム真理教のお手本だと噂され、日本でも手ひどく否定的に話

上部へスクロール