ぜんぶ秦恒平文学の話

秦恒平の有楽帖 観客として

映画・テレビ 2021年

* 駆逐艦「雪風」での生き残った乗員らの、切実を極めたレイテ、沖縄での日本海軍総惨敗をめぐる生死と覚悟の思い出をつくづくと聴いて、泪に溢れながらこもごもモノを思った。切に思った。それは今の私の書き下ろし稿とも深々と交叉し […]

美術 2020年

* 朝いちばんに機械を明けて、私のHP「私語の刻」のアタマで三枚の写真、京祇園白川辰巳橋からの花櫻、東京築地明石町で通院の通りがかりにふと撮った 名を知らぬ紫色の花、そして高木冨子の美しい「浄瑠璃寺夜色」を目にすると、し

能・狂言・古典芸能 2020年~2021年

* 嬉しい、懐かしい、佳いお便りが昨日もたくさん、今日も、郵便の数少ない火曜日なのにたくさん頂戴したが、もう、手も目も頭も疲れていて、記録出来ない。 繪も入って歌舞伎の高麗屋白鸚さんご夫妻、「鞘走らぬ名刀」と早くに表した

歌舞伎 2020年

* 東京、大阪の初春歌舞伎の紹介を楽しんだ。歌舞伎座の正月は、寒いだろうが夜の部を楽しみにしている。寒ければ寒いと言うて出かけます。 2020 1/2 218 * 三月の歌舞伎座、二月の松本紀保の芝居、予約が出来た。芝居

舞台・演劇 2020年~2021年

* 三月の歌舞伎座、二月の松本紀保の芝居、予約が出来た。芝居と病院・医院とが、私の外歩きの機会。あとは数分の往復で足るような郵便局への投函、セイムスでの「クスリ」買い。 2020 1/11 218   &nbs

音楽 2020年

* 三ヶ日の雑煮を夫婦だけで祝い終えながら、作家五木寛之に「怨歌」と適切に聴きわけられたあの歌手藤圭子のウソのない生涯映像を、濃い共感と理解と共に見 通し聴き通した。正月気分にふさわしくないか、いやいや、真実感で徹底した

映画・テレビ 2020年

* 夜、建日子に映画「秋のソナタ」みせて、あと、いろいろと活溌に意見交換が楽しめた。観て心楽しめる悦ばしい作でなく、むしろあまりにキツイ内容、母 と娘達との葛藤の作なのだが、脚本、演出、演技の「完璧」とさえ謂える成果と共

美術 2019年

* あの敗戦後に日本流に謂う米進駐軍内の乃至は関係の目利きらが、選り抜きの日本の美術品を、幸いに没収や破毀でなく買い上げて持ち帰り、美術 館に買い取らせることで保全を得ていたというテレビ番組を昨日観た。ああこれが「戦争に

能・狂言・古典芸能 2019年

* フルートの協奏曲が 元気に いま終えた。テーブはなんとか使えるようだが、CD音盤がいっぱい在るようにはテーブ録音の音楽は、他に手持ちが無いと思う。圓生の落語はさがせば百番あるがが、これは「聴き」ながら「書く」わけに行

歌舞伎 2019年

* 七草粥も祝い終えて、世の中、平常の空気に、と願いたい。もう印刷所との年初の打ち合わせも終えた。角田光代のため歳末に頼まれていた写真も、何かしらん企画進行の事務所へ送ってある。 十七日から「湖の本」発送の準備も、ま、難

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