◎ 令和五年(二○二三)正月 元旦 日
起床 5:00 血圧 159-71(69) 血糖値 82 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/1
* なにとなく、左胸に、かすかに圧を感じる。肩こりと疲労か。
* 年賀状で住所録を確認して行く作業も、細かな字で疲れるが。なにと云うても基礎の作業で欠かせない。しかし疲れる。七・八割進んだか。元旦の用とは想えないのだが、先送りすると「重たいだけの残り荷物」になる。 八時 もう休みたい。
2023 1/1
起床 4:55 血圧 159-71(69) 血糖値 82 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/2
* 夢は見ないで、寝ながら「唄」に溺れていた。「夕焼け小焼けの」だ。それも「赤とんぼ」でなく、「十五ぉでねえやぁは嫁に行き」の「お里ぉの便りぃもぉお、絶えはぁてぇた」の「おしまいの一句」ばかり。歌詞の記憶が正確かも確かめられないが「絶えはぁてぇた」ばかりが眠りの底へ蘇り続けた。
「十五でねえやは嫁に行」くとうたうのが、わたしは小さい頃、苦痛だった。数え十三で小学校をあがり、二年の「実務女学校」なるものが、わたしの母校校門からすぐ突き当たり横一字の木造二階校舎が建ち、二階の窓辺に「おねえさん」達がよく顔を出し談笑していた。其処へ進学して卒業すれば、ちょうど十五、「嫁に」行く、行ける歳であったのか。秦の叔母ツルもそんな学校へ通い、裁縫など習ったと云うていた。叔母は布かし習性嫁がなかった。
「開校一」によく出来たという秦の母タカは、富んでいた家が俄かに零落し、その程度の学校へも入れて貰えなかったのを生涯の無念残念悔しさに、九十六歳で亡くなるまで、話題が「学校」になると悔しがって泣いた。
「絶えはぁてぇた」「絶えはぁてぇた」と終夜、夢にわたしは口ずさみ続けていた、ようだ。そして五時前には床を起ってきた。わたしを底でとらえる価値観は、思想は、そんなメロディに養われてきていたワケだ。一言にして「感傷」か。後年、シラーと出逢って彼の主著の題にこの「二字」の含まれたのを見、粛然としたのを忘れない。
あまりに屡々言われたが、「変な人」であるのか、やはり私は。
2023 1/2
* 妻と、ポストへ妻の賀状を投函に。私は猛歳久しく暮れ正月が過剰な「年賀状」に滅入ってしまうのを断乎と避けて、一枚も書かないと決めてきた。
ポストからの脚で、近くのひそと静かな「天神社」へ初詣で。
2023 1/2
起床 5:00 血圧 178-77(57) 血糖値 82 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/3
* 夢入ってながら、終夜、「ふるなびふるなび」という痴呆的な声に取り憑かれていた。テレビでうたう元横綱の阿呆づらも疎ましい。やれやれ。昨夜は九時すぎにはもう床に就いていた。本も読まなかった。睡眠時間としては八時間ちかく、足りている。
2023 1/3
* 正月三ケ日が過ぎようとして、はや疲労の極にある。なにをしたでもない、小説を読み返して先を窺い、また、年賀状から住所録へと。後者は目疲れがひどいが,必要な仕事。一般教育の教授を退任して、はや四半世紀に逼り、それでも親しい年賀状をくれる卒業生が十人に余るとは。わたしを覚えてて懐かしくも親しくも想っててくれるのだ、かつての私自身にそんな大教室・一般教育の先生は(専攻の三先生のほかに)無かった、年賀状を差し上げ続けもしなかった。「先生」と呼んで今も恋しいほどな方々は、やはり中高校の頃の先生方になる。決して忘れない。
* なぜ、こう疲弊するか。三ケ日が過ぎて行く。過剰なほど、やがて忙しくなって行く。「161」が納品されれば,力仕事の発送。「162」初校出も重なってくる。校正紙ごとは、普通に優先される。「163」の編集も。底荷をしかと罪ながら新鮮な上積みも。創作の進行と脱稿を。しかし、からだを潰せば、みな潰れる。性急に走らぬ事ぞとは思うけれども。
2023 1/3
起床 5:00 血圧 178-77(57) 血糖値 82 体重 54.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/4
起床 6:15 血圧 178-77(57) 血糖値 82 体重 54.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/5
* 体調宜しからず、寒けもあり、底から疲れが噴いている。やすむしかない。休めば良い。慌てて生きることは無い。
2023 1/5
起床 6:00 血圧 178-81(63) 血糖値 82 体重 55.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/6
* 寒い。ゆびさきを出した手袋の手が痛いほど冷たい。元旦以降の叙事・字句を新ためておいた。目も手も濁り萎えてゆき、書き損じは始終のことになりやすい。丁寧な分を書き置きたい。
2023 1/6
* 一頃からすると半量と呑まなくて、そのまま突っ伏して寝入ったりする。六時に起きて、いま、夕方の五時前だが、半分以上も寝入っていた気がする.好いとも、いけないとも思わないが、衰弱の兆であるかは案じる。未だ街歩きなどとんでもないほどコロナ禍は猛威を振るっていて物騒極まりない。歩けなくなっては、コロナが鎮静してても話にならない。この界隈は、在るいい手人と出会う冴え稀れ。せいぜいお天気が良ければ歩きたい。この下保谷には、喫茶店もない。寿司や以外に軽食の店も無い。疲れて脚を休められるところが何も無い。今は、ただただ寒い、日が照っていても、風は吹く。
自身、寒けを覚える理由を抱いていると思われる。ゾクゾクしている、暖房の部屋に居ても。
* 一頃とチガウのは、時折に空腹を覚えている。食とはやや異なる体調に思われる、昨日など寿司の出前に、せいぜい半分しか手は出なかった。
2023 1/6
起床 5:45 血圧 178-81(63) 血糖値 82 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/7
* 夜前、十時半ごろに寝入ったか、二時頃まで頻回の手洗い立ちに閉口した、が、実に実に嬉しい夢も確かに観た。類いないまで嬉しかった、が、もう思い出せない。それでも好い。
今年も中川肇さん作成の「クレー」作を毎月主題画のカレンダーを戴いている。去年も、或いは一昨年も戴いていて、クレーに遠の遠かった私をみごとに「クレー漬け」に成された。
2023 1/7
起床 5:55 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/8
* 夢中、またしても、遠路帰路の電車に乗り損じて、馴染まぬ異郷を様々な悪意や嘲罵場に脅され堪えながら彷徨いつづける夢を見た。この近年、同様、馴染まぬ異郷に帰途を喪い帰路にに迷惑難渋するする孤独な夢を、数十度も見ている。これはいったい私にとって何であるのか。私のつまりは不徳が咎められているのか。
* 倦まれたあの日を思い出しながら、今から、カーサンと、建日子誕生日を祝い 赤飯を 戴きます。 おめでとう。 父
人間世界は烈しく動揺し 自然は衰貌に傾いています。が、動揺のみしているわけに行かない。建日子には建日子ならではの、父には父のいのちが「生・活」を求めて衰えては居ない。踏みしめて歩み続けたい,建日子は登り道を行け、父はしかと区下り道を踏んで行く気。それぞれの景色を楽しもう。
カーサンを、頼むよ、建日子の愛と配慮とに信頼しつつ。
建日子自身の健全/健康がとても大切と、父は見守っています、いつも。
父は、いま、毎朝『ツアラトゥストラ 斯く語りき』に聴いています。
* 停滞、仕事へ手が働かない。何かに、コツンと突き当たっている。
* 寒け。午後ほとんど寝入っていて、目覚めて起きて,寒け。夕食時、不快の極。入浴は控えるべきか。
2023 1/8
起床 5:55 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/9
* 早起きのアト、一日の大半ないしほとんどを寝入っていた。もう夜の九時半。左眼の明を喪いそう。生き方を新たに直さねば、潰れて仕舞いかねない。
酒を断つ、ないし嚴に控えねば、生活が毀れてしまう。左明を保たねばならぬ。
2023 1/9
起床 5:05 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/10
* 何十年も前、三階、左右に三軒ずつの社宅に暮らしていた.三階の左に入っていた。まだ長内朝彦と両親との簡明な暮らしだった。三階までピアノを挙げていた。向き合った中間は階段で、踊り場と謂った広さも装飾部分も無かった、ただ階段だけ。
* 時期は覚えないが、各階の中に踊り場のやや広い、しかし向き合いに部屋があるだけの、まるで別の社宅っぽい夢を何度か繰り替えして夢に見ている。社宅で無く,住人も知らないよそ人たちで、親交と謂ったなにものも夢にも記憶が無いが、やはり三階の左方に暮らしていた。夫婦二人か、時には私がひとり独居していた。この社宅には,地下に共用のやや広い浴室があった。洗い場よりも湯の箇所の方が広かった。そして、過去の何十年かに何と葉無く数度はその社宅での夢を見てきたが,夢にも閑散と何のおはなしも無かった。
昨夜、実に久しぶりにその社宅に独りでいた。妻も朝日子もいない、独居だった。
前後に何の「事」も「関わり」もなく、しかし、明らかに相次いで二度セックスを夢見た、清潔に熱くて実に見事という交接が二度続いて夢は覚めた。身を重ねた相手の名に一つも覚えが無く、ただ見事に体麗で綿密な交接だった、二度あった。夢は、くっきりと、しかし素早く立ち去った。わたしは若かったか。いやわたしはちがいなく「やそしち老」に相違なかったが、不如意な何一つ無く密接であった。つまりはわたしは矍鑠と健康な老体であったと謂えよう、それに満足した。ケッコウだと実感し、夢に何の前後も無かった。
* こういう夢をわたしはまだ見るのか。フーンという心地だった。そこに具体的な助勢が全然漢詩競れず、簡潔に清潔な女体だけが健やかに無表情に実在していた。静かに熱かった。
* ハイ、それまで。いま、六時半。まだ世間は寝静まっている。「ま・あ」はもう大好物の削り鰹をそれぞれにちゃんと貰って行った。わたしは。やや空腹感。
酒は、避けようと、決めた。決心の長続きに期待する。呑めば寝てしまうのだ、そして体調を崩す。秦の父は完全な下戸だった。秦の母はあれでお酒を少し含むことに,テレながら嗜好を感じていた。秦の叔母は、茶事の際の盃ごとに馴れていた。
私は、この秦埜叔母に連れられ、裏千家がゅさいの琵琶湖畔での悠遠会に連れて行かれた幼い頃に、さ、五年生頃か,中学にまだの頃、大人達の嗜む酒なる飲料に興趣とうま味すらとを初体験した。しかし、修飾語も、家で酒を飲むことは久しく無かった、が、作家として編集者と付き合う頃からは、接待してくれる編集者側がへきえきするぐらい、平然と酒量を上げていた。しかし,明らかなこと,酒は呑みすぎないが宜しい。ここのところ、それで体調を崩し気味であった,明らかに。
2023 1/10
* 体調の不穏は改まっていない。一つには寒い。寒がりなので寒いのがきつい。
手持ちの全部のカメラが使用不可ないし不可能となり、やまやま写真を撮りたいのに撮れない。カメラを買いに行きたいが、不可能なこと、困惑。加えて私にカメラを適宜適確に使用する技能が無いらしいことにも、ことに困惑。小さいカメラの三機がみな、現在使用できないのでは、新しく買ってもダメかなあ、わたしの「機械バカ」が徹してきている。
2023 1/10
* この仕事部屋は、朝から暖房し続けていて、いつ出入りしても温かいが、階下の暖房は随時開閉されているので、、寒がりの私には下りるのを躊躇うときが有る。寒いのは、イヤ。
* 鰻をよく食べたのに、手が出なくなった。脂っ気は好む方だったのに、顔をそむけるようになった。鰹出汁のスープのようなのを好んでいる。鳶がよく贈って下さった、南座わきの「鰊蕎麦」が懐かしい。鰊味それに相変わらず麵が、蕎麦が好い。
2023 1/10
* 下保谷は 人少なく、静謐で、市街感覚を全く忘れて暮らしている。
2023 1/10
起床 6:15 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 54.25 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/11
* それにしても「凄惨な」一夜の夢つづきであった、地獄とはあれかと想う。池袋と思しき宏大なターミナルて乗りたい西武線のホームをかけずり回って探す間の人も物も無残に汚れて反吐と罵声と暴力の巣でが至る時・所に露われ、やっと見つけて乗り込んだ超満員の電車の中は不潔と暴力と「たすけて」とさけぶ女声の交錯であった。
なんであのような夢をわたしは再々見るのか。平安は無く、危害と不潔と密集と罵声の世界、さながらに地獄。私に何らかの罪と罰とが産まれながら加得られているのか。「たすけて」とは私自身の絶叫であったのか。
* かんかにも左胸部に圧を覚えていることがある。おおかた消え失せるが、寝起きに感じている、何度となく。「寒い」が故か。
* 目覚めて上がってくる私のこの二階部屋は暖かに、賑やかにも美しい物に満たされて「平和」なのだが。
2023 1/11
起床 7:15 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/12
* 実に有難し、夜中の尿意が二度ほどで済み、いやな夢見も無く安眠の気味で朝寝も出来た。
2022 1/12
* 終日よく働いたが、申告に疲労も。
2023 1/12
起床 5:35 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 54.35 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/13
* 夢には悩まなかった、が、書き継いでいる「或る往生傳」に決定的な想、乃至は論点を得、反芻し続けていた。
尿意に床を起つこと五度、か。どうしても睡眠は分断された、が、毎夜のこと。
2023 1/13
* 積む疲労困憊は払う術も無い、が、内から「やれ」と衝き上げられる「書き」置きの仕事が尽きなくて、追って追って行くのみ。
2023 1/13
起床 6:15 血圧 178-81(63) 血糖値 77 体重 54.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/14
* 午まで、三時間ほど寝入っていた。寝たければ寝よとからだに聴している。妻も、あとから、午をはさんで寝入っている。それで、いい。此の、「感染」交錯のややこしい時期、体調は自覚と勘とで自身カバーするしかない。病院へも、むしろ避けているのだから。
* すこしの肉など食べながら大関の無難に勝ったのを見て、そして疲れ寝に寝入って九時半まで。
2023 1/14
◎ 令和五年(二○二三)正月十五日 日 小豆粥雑煮
起床 6:15 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/15
* 何やかや夢に「思案」の、しかし幸いに尿意に頻回起こされること無く。きのう、利尿薬を時間早めに済ませておいたのが成功、昨夜はしかし一時前まで仕事していた。
夢中の口ずさみは、終始「チャチャチャ(おもちゃの)」。賑やかなこと。
2023 1/15
* このところ酒を呑まず、缶ビールも一気には干さない。それでも、実に良く寝入る。寝容れ得ることは有難いと承け納れている。
ひところ全然失せていた空腹を、早起きの朝に感じる。食を、少しずつ取り戻したい。
2023 1/15
起床 7:45 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/16
* 近来に無かったほど朝寝した。出来た、とも。手洗いには夜中三度も起ったか、どうか。起きる都度努めて御茶で水分も補給するし、日によっては暗闇のなか手探りに「のど熱」薬、「乳酸系」腸薬「龍角散」を服して体調に資している。この数日、からだへアルコールは日に缶ビールせいぜい二本しか容れていない。「空腹」かんも覚えるように。しかし「食」欲に成らない。濃厚計の食はからだが忌避する。求めて好んでいつも呑みたいのは妻が「特製」の出汁スープ。これは、頗る美味い。二杯も欲しい。「米」の飯に食は全く湧かない。何故か。とんがった鍼のように米が堅い。粥にしてすら米が堅い。京都の頃の、東京へ来てからも、この十年も前までの「米」はこんな凶器めく堅さでなく、いわば餅・餅とむっくり柔らかだった。旗の父はそういう米の飯の大好きな人だった。御飯だけでも満足して(但し梅干しは絶対にノー)食していた。わたしもその白飯の温かなうま味は覚えている。昨今東京の米の「固さ」と謂ったら無い。寿司屋の握りにも固さがある。東京内侍、原産地の製米・精米の拙さなのではないか。
わたしはもともと魚がむしろ嫌い。「鰈」しか食べなかった。実はナマの魚も心中には危ぶむ記が抜けてない。
高級の「中華料理」を事に好むのは火が通っていると、前庭だけでも安堵しているから。上等のステーキ、牛肉、よく揚がった厚いとんかつ、鱧、鱈、蟹、海老、新鮮な牡蠣そして蛤やいい浅蜊など貝類などが好き。危ないモノには手は出さない。得体の知れない料理モノには手を出さないし、くさい香料物や濃いに原形をとどめてない判じ物も、ノー。
* 寿司は、なくなった元の銀座「きよ田」が極まっていた。相客もよかったが、大将がよかった。辻邦生さんが、中国への旅仲間として最初に連れて行ってくれた。妻ともよく行き、眞実寛げて美味いこころよいお店だった。一度、朝日子のお祝い日に連れて行ったら、後日、大きな出版社の親分株に、子連れで入る店で無いと𠮟られた、が。そういう斟酌はわたしはしないのである。じつは「沢口靖子」との縁を仲立ちしてくれたのは「きよ田」の大将。いま家に或る疊代の大きな靖子写真の大方は「きよ田」が声を掛け、送られてきたのだった。「きよ田」の想い出は尽きない。これに匹敵して想い出の懐かしいのは、バー「ベレ」だった、ここへも家族中で馴染んだ。じつに「ワケ知り」の気っぷの豊かに朗らかな聡いママだった。想い出は尽きない。巌谷大四さんが最初に連れて行って下さった、歌舞伎の半四郎たの、沢山の有名な漫画家だの、新聞記者だの、たくさん知り合った。
あーあ。朝から、こんな想い出話とは。朝起きの空腹感。あれれ九時過ぎ。
2023 1/16
起床 5:45 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/17
* 夢も苦もない一夜だった。有難し。それでも夜中用意の茶を飲み、ノド灼け薬、整腸薬、龍角散は服する、夜前はリーゼも一錠。
2023 1/17
* よろよろ脚でも500歩とかからない「セイムス」へ独り気ままな買いものに行った。要は、日本酒でない、ビールとウスイキーを貝い、序で買いにお握りやサンドイッチなど、ばらばら勝ってきた。「セイムス」は空いていたし、歩行に困りはしなかったが、ただ前鏡に腰は痛んだ。人には出会わず、これならせいぜい歩くこと。
我が家の二棟をふくめ十軒になるなら図の一画一回りが丁度100メートル。せめて5周歩く習いを持てばいのだが。
* トロッと寝入りそうな瞼の重さ。しかしそのヒマは無い。
2023 1/17
起床 5:45 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/18
* 夢も苦もない一夜だった。有難し。それでも夜中用意の茶を飲み、ノド灼け薬、整腸薬、龍角散は服する、夜前はリーゼも一錠。
2023 1/18
* よろよろ脚でも500歩とかからない「セイムス」へ独り気ままな買いものに行った。要は、日本酒でない、ビールとウスイキーを貝い、序で買いにお握りやサンドイッチなど、ばらばら勝ってきた。「セイムス」は空いていたし、歩行に困りはしなかったが、ただ前鏡に腰は痛んだ。人には出会わず、これならせいぜい歩くこと。
我が家の二棟をふくめ十軒になるなら図の一画一回りが丁度100メートル。せめて5周歩く習いを持てばいのだが。
* トロッと寝入りそうな瞼の重さ。しかしそのヒマは無い。
* 二十日に「湖の本 新巻161」納品と。追って次巻の初校出もあり、一月中は心身追いまくられよう。養生も肝腎。機械には振り回されたくない。今し方も不明の記事逸失始末に時間を要した。
2023 1/18
起床 6:40 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.65 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/19
* さ、何としても体調を維持して「発送」の力仕事を終えたい。前仕事をよほど妻が根をつめてしてくれている。妻の疲れを労らねば。
* 会社にしても組織にしても、まともに仕事してきたと想えば思うほど後進のひ弱な仕事振りにゲツソリ為るばかりの体験は何度もあった。
* ウイキーは良くなかった。多くは呑むまいとまさしく多寡をくくっていたが、目の前に瓶があるとひっきりなしに手を出し、結果、寝ていた。やれやれ。
2023 1/19
* ぞろりち何もせず過ごした、文字通り無為の一日だった、まだ七時だが、明日香らを頭に、寝ようと思う。何かと不如意な、ものの紛失めく事が二三生じていて、諦めて住むことで無いのだが放置されたままになっている。このままゆけば途方も無く困ることになるのだが。老耄の度は日一日と増して行く気がする。
2023 1/19
起床 6:30 血圧 157-78(72) 血糖値 79 体重 56.00 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/20
* 実は血圧測定の可不可には何の判断も持てないまま計っている。体重の戻りつつあるのは実感できる。血糖値は十分に低い。低すぎるかも。
* 夜半の夢見は最悪、人と世界は魔と魔窟であった。寸毫の身の置き場なく乱暴に身を打ち棄てていた。何処から私にあんな非道い夢が沸くか。
* もう起きぎわに、女優松たか子と男優もう一人の名前を探りながら、容易に出ない。顔も仕事も聲もよくよく覚えているのに姓名が出ない。苦辛集中して、やっと「仲代」とまで想い出したが、いまも「名」が出ない。もう、よほどで無い限り此の手の困惑、気にかけまいと思う。仲代達矢と妻は覚えていた。
2023 1/20
* 約束のままなら、午前早めには「湖の本 161 世をしら波に・行不苟容」が「納品」される。発送、心急くことは無い。が、済むものは適確に済ませ、平常に戻ること。
このところ 水洟が出続ける。頻りに、かむ。
* 手順良く精出して、夕方には予定の半分近くを送り出した。明日には、先が見えるだろう。
2023 1/20
起床 6:50 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.75 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/21
* じつに、一夜、小一時間ごとに尿意で起きた.尿量はその都度しっかり有って、体重は前日比1.25キロも減った。利尿剤を多用したわけでも無い。ワケ分からない。朝起きの胸を圧される感じ、今朝は少し強い。寒い。
* 発送作業、終える。「わかな」の寿司と肴で、酒に。
2023 1/21
起床 7:30 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 52.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/22
* 夜中唱歌は「ナーンゴク(南国)」の繰り返し。ペギー葉山のだったナ。伸びやかで、ま、好い方か。信也に一度右脚が痛烈に攣るったが、手で押さえ、いつも用意の冷茶をごくごく飲んで忽ち恢復し続かなかった。夢見は覚えなく、手洗いへ起きたのは二、三度で済んだ、但し夜中キチンに入ってリーゼを心室へ運び、通例の整腸薬三錠と合わせ一錠服した。朝までゆっくり安眠した。
2023 1/22
起床 8:140 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.65 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/23
* 変な夢には困惑してたが、疲労からか、いつもなら起きてしまう時間から、また寝入った。体が寝たがっていると想えた。
此の所の世上世中の凶悪暴害強行の集団での殺人強盗が、不気味な連動をもみせつつ多発しているのは、真剣に対策防御しなければならぬ、警察ももっと集合した組織での勉強の生きた対応対策に流石というチエを出して欲しい。おそろしい凶害時代を迎えている。明らかに民政の大かつ緊急の対応課題である。無駄飯食いの法務大臣初め警視庁、警察庁指揮官の陣頭指揮、、時には自衛官も協力出動して、徹底検挙して貰いたい、あれもこれも。國よりも悪賢く彼らの方が組織化しているかと猜される。
* 昼過ぎふらりと出てセイムスで缶ビールを買って帰った。一缶を二度に呑む井戸にしようと思っているが。冷蔵庫で見つけたワインを一本、ぐぐぐっと呑んでしまった。
2023 1/23
* それにしても旧臘来の疲労の蓄積は執濃い。ぐだぐだしている余裕無く、じつのところ 長短の数作もが、「手をかけよ・かけろ」と作者の私に対しご機嫌が悪い。私もそうしたい。それでいて、心神がヤケに寒い。
2023 1/23
起床 8:45 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/24
* 記事失せぬよう、一度一度「名前をつけて保存する」ように。
* 午前十時過ぎ、機械前で居眠りしている。いっそしかと寝入っていいのかも。四時間ほどは仕事してたのだし。
2023 1/24
晩の七時になる。もう今夜は何もせず床に就いて、気に入りの本を読み読み、そのまま明日の朝まで寝入ってしまいたいほど、心身、ぐたっとしている。何をあわて急いでするほどのことは無いのだ。無事を、ただ願うばかり。
2023 1/24
起床 6:55 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.8 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/25
* 険しいまでの寒気は寝ながらも感じていたし、手洗いへは四度起って.七時寸前に起きて、此処へ、機械へ来た.妻の呉れた指先の出る温かい手袋をしているが、むき出しの指先の凍えて痛いこと、機械のキイは氷そのもの。ま、ああまで寒いぞ寒いぞと気象予告していたのだ、苦情は言うまい。
* イヤな夢は見なかったが、自身、追憶を漁(すなど)るように、むかしむかしの教室や校内や、近所にいた幼少の友の名や顔を数えるように想い出すのが、もっとも平和な嗜眠効果になる。みんな、京都。東京での夢はみたことが無い。市街を占拠して横行する゛ャングのような集団に夢で脅されるようなことは、「京都」の夢には無い。
2023 1/25
* 体調は、てんで改善しない。睡い。もう機械仕事は今夜は諦め、床に就きたい。
2023 1/25
起床 6:30 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/26
* よどおしきつい寒さで安眠とは言えず、温かく睡れるための対応にも気遣った。目覚めても余りに家内の寒さに、起きて、居間キチンの暖房に過剰なほどつとめて、なにはあれ家の内の酷寒を追い払った。零下三度にもなっているか、雪は微塵もみえず、天は底抜け青空の快晴。キイに触れる指先は痛烈に冷たい。マウスも余りの冷たさ、辟易。
2023 1/26
* 小説を、半歩か一歩前へ押したかと思う思う、睡い疲れにも押し込まれている。眠るか。ワケの分からぬ事も起きている。いま此処でキイを押し続けている間にも、此の場の左方間近で間隔正しく「ぴっ」「ビッ」と鳴る。電話機そして置時計があるが、今までそんな音は聞かないし、電話機にも久しく久しく手を触れた事も無いのたが。時計の方かな。ま、鳴りたけりゃ勝手に鳴ってろ。
2023 1/26
* 夜分、機械へ来たが なにとしても普段の画面が呼び出せず、嘆きに沈んで、小さいもう一つの機械を明けていた、ら、全くワケ分からず、平生の画面が現れていた。もう、老耄のアタマをえんま様にでも振り回されている感じ。もう、「機械日乗」の先は、アウトなのかも。ただ「書き進んで」「先が楽しみ」になろうとしている「小説」数作の原稿が消えては困ると心細く案じているのだが。
* 寒い。心身、寒い。明日が案じられる。
2023 1/26
起床 5:00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 553 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/27
* 五時間と寝ていないで、夜中も夢ともうつつとも知れない思案のいろいろを織り続け、ふっと五時と知れてそのまま起きてしまった。機械のご機嫌も心許なく、したい・すべき仕事も喪いたく無く。御旅して暖房していない。寒さは昨日の朝の方がキツかったか。
相変わらず原因不明で何が何処で鳴るのか「ピッ」「ピッ」という音が正確なほどの間隔で私の身の周りで鳴り続ける。いま「電池ギレです」というアナウンスが身辺で。ハテ何の何処のどんな電池やら。とにかくも、機械画面はフツーであるが。ピッ ピッ の間隔音は前夜来のまま途切れない。
2023 1/27
起床 10:00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/28
* 意志してほぼ十二時間寝た。胸への圧も感じなくて目覚めた。
2023 1/28
* 昨日藤森佐貴子さんに戴いた焼酎「寒山水」の実に美味いこと、今までにこんなに美味い焼酎に出あったろうか。あわや一本呑みほしそうなほど。こんなのも在るんだと、感激。よほど酒飲みと見える、この歳で今も。思えばしかし有難いことだ。
2023 1/28
* じっと、全身を何かへただ「沈め」ている。静まるか、鎮まるか。
2023 1/28
起床 6:;50 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/29
* 寝床へ脚を入れて校正刷りを読んだり.ゆるゆると過ごして居る。
2023 1/29
* 今日の昼間は殆ど寝潰れていた。夜も夜中も朝起きても昼日なかも、寝ていたいザマであるよ。「疲労クン」が服を着ているよう。
2023 1/29
起床 6:;25 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.9 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/30
* 指尖のキイに触れる痛い冷たさ。真冬の感触。
* 奇妙な夢を幾つか観たが。
何処かしら遙かな島国らしきの異色に長身の、ま、若いとも見えた女王が立って、演説だか挨拶か、二、三枚の原稿を手に持ち話し始めたが、すぐ行き詰まり、趣旨と言葉を探ろうとするうちにも「泣き」出した。そんな夢を見た。冴えない女王であった。こう書いているうちにも他の夢は狭霧のように薄れて記憶から失せていった。
* 「無理(夢裡)空」「暗然線」など奇妙な語彙を七、八つも「意識」「發明」し、記憶したい、書きとめたいと思いつつ、香澄(霞)のように失せた、忘れた。夢残、無残。。
* アルコールに弱くなっていて、少し口にしていると、寝入ってしまう。段々に遠のけば良いのだと思っているが。むかしは「転た寝」などしなかったが。
2023 1/30
* 肩こりの痛みが食い入るよう。目は霞んでいる。したい、つづけたい、せねばならぬ仕事は目前に積んで,有れど。なぜか、両の掌が痛い。変に胸苦しい。機械前を離れ、階下で初校なり、床に就き、『薔薇の名前』や『参考源平盛衰記』『水滸伝』を読んで楽しむか。寝入る。最期案が一等望ましいが。
2023 1/30
◎ 令和五年(二○二三)正月三十一日 火 睦月盡
起床 6:;35 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 1/31
* 朝起きしてすぐ「書きとめよう」とも願っていた多々全部が、霧散。笑えてしまう。
2023 1/31
* 疲れ果てて、昼過ぎから床に就き、晩方まで寝入っていた。
天野さん、持田鋼一郎さんら、ありがたい郵便やメールを色々に頂戴していて、拝読。感謝。すべては明日にもう一度拝見。
* なにかと明日にも備えていて、十一時をすぎている。眼窩が乾いている。
2023 1/31
起床 6:;30 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。
2023 2/1
* 視力の甚だしい混濁に恐怖を覚えている。一日の仕事量または所要時間を調節しないといけないのであろうよ。困惑。
2023 2/1
起床 6:;35 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/2
* 明いてられ無いほど塩辛い泪に冒されて、両眼が痛む。寒けもひどく、入浴の用意をして貰ってたのに、謝って遠慮した。いま風邪をこじらせれば、身が持つまいと懼れるほど健康であることに自信が無い。
2023 2/2
起床 6:;35 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/3
* テレビが認知症の話をしていたが、出演者の誰一人も、「読む・書く・読書/表現」に触れも云いもしないのに驚いた。読めていて、かけていて、本が面白く読めて、゛な生活中の表現好意が出来て、認知症とは云えない、ないし、殆ど懼れる段階にはいない。自然な物忘れは、若い人でも有る。年寄りにはまま有っても、大凡必要な読み書きや、好きな読書が楽しめれば、過大に認知症など騒ぐことは無い。せいぜい文通しせいぜい本を読み、テレビでも淹れ加野江南ニュースやドラマも楽しめばいい、楽しめ根なら「症」などと怯えなくて佳い。ものを忘れて行くのも老齢の一つの生き方・特権に部類できる。
なにより「表現行為」に自信と好尚をもち、服装でも、親書交換でも、たとえ紙風船造りでも、駄句や警句や干潟ジョークでも、部屋の模様替えでも、とにかくも何か「表現」出来れば、健康だ。歓びにも成る。「認知症」などと謂うアイマイ・モコに左右されるのは、愚。
2023 2/3
* 節分。鬼は外 福は内。豆をまいた。疲れで自ずと目がふさぐ.『湖の本 162』の「要再校便」も送ったこと。心身をやすめぐっすり永寝してもいいのだ。
2023 2/3
起床 6:;15 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/4
* 前夜に床に就き、夜中はほぼ一時間余ずつ尿意に、起つ。尿量は各回十分に。これで体重は増えない。雲散「夢」消。ただ、起き際に「見送る」「見送らない」とう姿勢・態度・生きように思いいたっていた。日々の「生・活」で、見送ることも見送らないことも起き、わたしは、いずれかなら「見送らない」で執拗なのかと思われる。「見送った」らおしまいになる。「見送らず」に可能なら関わり育てて行く執拗を、私は生涯受け容れることで時々になにかを成し遂げ創ってきたと思う。「みおくる」という無為の清々を必ずしも好しとも良しともしてこなかったと、今しも気づく。「見送る」のは清々しくも想えようが、放任の怠惰のまま自堕落に落ちる。「見留め・認め」つつ見送る者は見送れば好く、私は立ち止まって、無考えには「見送らない」できた。そこに秦恒平の『私語の刻』が「意味」も「役」も成してきた。
2023 2/4
* 昼食したかせぬかで 三時まで熟睡。立ち居も面倒なほど。シャッキリしない。本も読めない。
* 夕方も晩も 寝入って過ごしていた。何としても急くというしごとは無く、休息がいまの一番大事と「心身」が訴えている。読書も出来ず横になるとすぐ寝入っている。肩も痛く凝っている。
2023 2/4
起床 8:;10 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 53.6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/5
* ただただ寝入りたく、起きている心地しない。
* ただただ寝入っている。話にならない。疲労困憊が服を着ている。
◎ だだら寝に夢もみぬまの底しれぬ闇のふかみへ身をしづめ行く
2023 2/5
起床 7:50 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 53.6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/6
* 一時は深夜にも起きて機械前へ来ていた。いまは寝坊するほど寝入っていたい。体も冷え切っているか。朝食を済ませ、よたよたと立ってそのまま寝室へ.目覚めたら、正午。言葉通り「だだら寝に夢もみぬまの底しれぬ闇の深みへ身をしづめ行く」日々。
2023 2/6
起床 7;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/7
* まさしく「夢」物語をさまざまに夢中幾つも書いていた。睡れぬでは無い、何度手洗いに起とうとすぐ寝入れるが、すぐ夢が来る。優しい美しい懐かしい夢トバ刷りは限らず、時に凄然と脅かされる。それでいて、ひっきりなしに口ずさんでいる、夜前も程のきにいりなのか「アーカーリ マタターク クロモンチョーニ」と唱い続けていた。なんと、ウロ覚えだが後ろも覚えている、「御用 御用の声がする 伊達にゃ持たない角帯の 房は紫この十手 遠く下谷に 遠く下谷に 鐘が鳴る」のではなかったか。何にしても好んでみるワケのない「黒門町の傳七親分」の出で立ち。黒門町とは、ハテ、どの辺か、あの辺か。
* 着重ねもせず二階へ来ていて、暖房してもまだ肌寒い。部屋は暖めておいて、階下へ。珍しく空腹感。
2023 2/7
起床 6;15 血圧 140-72(71) 血糖値 81 体重 54.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/8
* 機械とも原稿とも組み討ちの悪戦苦闘、ストラッグルという語感そのまま。投げ出せば、負け。我慢のほかなく、投げないこと。
* 茫漠として、フラフラした、文字のママ「迷・惑」仕事ながら、粘って、そこそこに仕切りが付いた今日の仕事。一息ついて。十一時にちかい。寝に行くしか、ない。
2023 2/8
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/9
* 夜通し(と謂うても、処方の利尿剤のため数回も手洗いに起って分断されながらも)何とも陽気に「ソソラ ソラ ソラ」と唱い続けていた。だれかのダンスらしいが、「兎」か。なんという變テコな、私夢中の「ヘキ」であることか。
* 今朝、寒冷のキツさよ。六時から一時間半、六疊間を28度暖房していて、温まらない。熱いスープでも飲みに下りるか。正月來 私の文句なく美味いと喜ぶのは多分ただ鰹出汁のスープだけ。パンは、もともと食べない。飯も、東京米の針のような固さを嫌って、めったに食べない。細い太い別なく、大方は純白の讃岐うどん、稲庭うどんなどをツケ出汁で食しているが。素の鰹出汁がいっとう手取り早くて「うま」い.猫になっている気分。
空腹感が、このところ折々に戻ってきている。
尾張の鳶が、武蔵の鴉にと、京都へ行くと南座わきの松葉の鰊蕎麦を送ってくれるのが、懐かしくてやはり美味い。蕎麦も出汁も鰊も。淡泊な鱈のほかは、めったに魚は食わないのに、あの蕎麦の鰊は食う。「京都」恋しい味わい。
* 脈拍は健康に規則的に打っている。寝起きの折などに、やや胸を圧される感じが有る、今年になって感じる。夢見も宜しく無い。と謂うより、いつも睡い。寝てればいいじゃないかと自身に仕向けているが。
* シリアで最大規模の地震被害。ウクライナでは汚職が続発。日本でも気色の悪い、物騒で、アタマに来る報道ばっかり。冗談でなく寝入っていたいよ。
2023 2/9
* 横になって、手の出るのはやはり手に軽いもの。と、和紙、和活字、和綴じ、掌大の、「常陽水戸府」で校訂・重校「全四十八冊」の『参考源平盛衰記』が最適最高、豊富に興味津々の未知の記事や多彩な異本・異聞にも溢れて、幸い仰向きに寝て高く持ち上げて読んでも、腕や肩にきつい負荷は無い。現代語訳が、大勢の平家物語愛読者にも役立つと想うけれど、もう私の現状では無理。しかし部分的にも、とか創作の下敷きにもなど、いまも欲深い希望は棄てがたい。
大学生だった「コヘちゃん」に、専用の雅な木筺に揃ったまま、ポンと呉れたご近所の小父さんの好意、まッこと「有難う御座いました。」
* 明けて、零時時。寝室へ降りる。
2023 2/9
起床 5;30 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/10
* 五時間余しか寝ていないが、五時半に床を起って二階、機械の前へ。いろいろと。
井口さんへ返信はしたが。メール・ボックスを明ける習い、持たれているか、ナ。
* やがて、八時。「マ・ア」の朝御飯時間。わたしも、すこし空腹。階下へ。
2023 2/10
* 目が霞んで。困る…。
2023 2/10
* 機械の前に終始し、北前の道路に雪の積んでいるのを、晩に初めて気づいた。寒いわけだ。
八時。なによりも目が、休息を強く要求してくる。
2023 2/10
◎ 令和五年(二○二三)二月十一日 土 昔の紀元節
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 54.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/11
* 六時起き。
「アコ」が、明け方、やや異様なま寝ている私に甘えてきた。夢うつつに体調を案じてやる、が、なにしろ北向き戸外の積雪は残っていて、寒い。「ネコは炬燵でまるくなる」との童謡の証言は不滅。ああ寒い。
着替えなどあれこれのあと、機械へ来たところ。
朝食は、早くても八時、「マ・ア」ズと同時に供される。「マ・ア」ズはもう、私から大好物の「削り鰹」を、少しずつ、貰っている。一日に、数回私を訪問し、好物を静かに強要。そのつど、食後の遊戯めき襖を噛み砕いた穴・穴を広げて行く。寒いよ、狭い部屋でも暖房が効くまでは。
2023 2/11
* オヤ。もう正午。
「湖の本 163』入稿用意進捗。「編成・編集」が難しい。吶喊のほかない、この先は。
* 言いつつ、昼食後、つぶれるように寝入り三時半まで重い睡眠を貪っていた。本も読めなかった。夕食後も十時まで寝ていた。いまは、もう零時へ入っている。
2023 2/11
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.55 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/12
* 脚はまだ階段をほぼ苦にしていない。「踏み」機械 かつては百回踏めたが今は七十でキツいが、機械設定はかなり重くしてある。気がかりは、背筋の驚く弱り、「胡座」が組めずウシロへ倒れる。これは、脚が歩けても背中で弱るということ、憂慮すべきに当たる。腕力は、相当に残っている感じ。
イヤイヤ。午後三時になろうとし、ヘトヘト。毀れてしまいそう。
* 六時半まで昏睡。痛いほど胸奥の乾き、渇き。もう床に就いて寝入るしか無い。
2023 2/12
起床 7;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.55 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/13
* 機械が前夜の記事などを遺して呉れてなくて、繰りかえさねば成らぬ、とは。昨日奮励していた分が。行方知れず。何より奪われた時間が惜しい。が、奪われたは悔し紛れの責任転嫁かも知れないのだ、わたしの「機械バカ」は徹しているので。 根気よく「し
直す」「やり直す」のは国民学校(小学校)の昔から余儀ない「自責」。しかし停頓は停頓、身に堪える。
思い切ってブアッと休むか。
2023 2/13
* ガックリの一日だった。シクジリを重ね、前へ1歩2歩とこころがけて5メートルもあとじさりになった。
明日ありと想ふ心のあだ櫻 夜半に嵐の吹かぬものかは とか謂うたが。櫻は、まだ。杉花粉が凄いとテレビが脅している。が、杉花粉どころか、明朝には『湖の本 162』の再校分が届くとの通知。かくては、「責了」「発送用意」「発送」と連続して、又又の我が家は「戦場」となる。新刊の成るのは楽しみだが、次巻『163』を「入稿」もしておきたいがモタついている。
息つく暇ない我が家の一等熱くなる時節が近づいたと謂うこと。泣言も寝言も、アウト。
今夜は、もう寝てしまおう、八時、本を読もう。
と、思いつつ、撮って置きの好きな映画、個性派の好きな女優ミシェル・ファイファーが、悪司教恋着の余りの「呪い」をうけ、日の存るうちは美しい鷹となり空に舞い、日が沈むと美女に変じて恋人との成らぬ愛の日々を過ごす、伝奇のロマンスにまたまたまた、妻と、惹き込まれていた。恋人の、日の存るあいだ騎士の方は、日が沈むと狼にされている。この騎士も、この作、絶好に嵌まっている。
ミシェル・ファイファーは田の映画『恋の行方 フアビュラス・ベーカーズ』で兄弟のピアノ弾きを魅了しながら魅力の歌唱を聴かせて呉れる。
* さ、寝るぞ。明日からさらに忙しくなる。
2023 2/13
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/14
* 夜中、左脛の中程に骨折するかとの骨の痛みを感じていた。今は、無い。が、目覚めて起きようと思ったとき、左胸に「重みの圧」を感じていた。
* 通知のとおり「湖の本 162」再校、出揃った。何一つセカセカと急がねばならぬワケでない。現状では、体に無理強いするのが、仕事を停頓させそう。
* セイムスへ妻と。薬品や「マ・ア」ズ用の砂など、タクサンに買いものして重い荷を持ち帰った。さて、それで疲れたと謂うこと、無かった。
2023 2/14
* 宵のうち寝込んでいた。九時半近くまで。機械を止めに来ず済めば、そのまま寝続けたろう。心神疲労、読書もせず。
2023 2/14
起床 6;20 血圧 161-85(63) 血糖値88 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/15
* 利尿剤で、決まって8、90分間隔で尿意に起こされる。尿量は十分。間の睡眠に妨げは無い。 おそらく、寒さ凌ぎの下着の重ねが腹部などを抑えてか、少し苦に成る。 2023 2/15
起床 7;50 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.00 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/16
* 暖房のただ六疊間に居て、倚子の膝が痛く冷える。意気挙がらぬまま、ただただ「仕事」を奥へ奥へ無意識に近く追うて、おや、正午過ぎか。空腹を感じている。
2023 2/16
起床 7;00 血圧 147-78(80) 血糖値 77 体重 55.55 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/17
起床 6;40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/18
* 昨夢中の唱歌は「じーんせい(人生)」一句。水戸老公劇の主題歌であったか。わたしが意図して選ぶのでは無い、ただ夢寐に生じて間歇「唱い続ける」ので。「癖」でも「好み」でも無い。、
* 寒い。
2023 2/18
起床 5;40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/19
* 午前に入浴。永くは入ってられない、疲れてしまう。
2023 2/19
* 午近く、尾張の鳶、京都からか、家に帰ってからか、大きなダンボール箱に、京都の、好きな鰊蕎麦をはじめ、おやま、あらま、まだあるよと、沢山な京土産がマンパイに詰まっていた。食べて元気になれという鳶の見舞い、感謝に絶えず嬉しく頂戴した。午は「鰊蕎麦、ゼッタイ」と、午後一時を期して妻によういしてもらい、映画『トスカ』の詠唱と奇怪に展開の画面を観ていた。
鰊蕎麦、ことに京の蕎麦の風味最高、喜んでご馳走になった。一合余の名酒「久保田」も呑んでいた.尾張の鳶、ありがとう、ご馳走さん !
そして、二階へ来て、奇怪前の倚子に向く前に、気に入りのソファに甘える気分で古詩を下ろした、忽ちに寝入った らしい。夢も見ない 快眠の、熟睡…。目覚めたら、もう夕方へ日の傾いた、五時!! この眠りもまた尾張の鳶から戴きものであった。ありがとう、感謝感謝。 あれもこれも、いろいろ。つぎつぎにご馳走になります!
それにしても心神「疲労」の深さにも、愕く。 五時四十分。
2023 2/19
起床 5;30 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/20
* 尿意やや遠く、永く睡れていたのかも。五時半。昨日はまっことよく寝ていたので、早めだが起きることにした。今日午前は、厚生病院の予約受診。
* 受診無難に終えたが、栄養失調気味が微妙に検査値に現れている、食べよと。夫婦して同じ事を謂われてきた。
* はやめの夕食後、八時半まで熟睡、何一つもせずに。そして十時になる、何一つ出来ていない。「齷齪茫然」よと嗤ってしまう。心身疲労が、底をついてゆらゆら。昨秋来、ずうっと引き摺って処置無しと謂うありさま。
2023 2/20
起床 5;30 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/21
* いま見入っている日付等から「白詩 江客に贈る」画面、真っ白い地も鮮鋭に黒い漢字もひらかなも、美しくて見とれている。早朝の冷気につつまれ、戴き物の綺麗な「肩背覆い」も、部厚い温かな「膝掛け」も有難い。かすかに空腹感もある。朝食は「マ・ア」ズと一緒の、八時。
2023 2/21
* 夕刻までに「湖の本 162責了 163入稿」の用意をともにほぼ終えた、執拗にガンバッタものだ、しかし、疲れもきつい。
2023 2/21
起床 6;35 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 52.05 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/21
* 眠時間の前半、実に七度も尿意に逼られ起きた。処方の利尿薬を服したのがいつもより遅かった。加えて浮腫のための処方薬も。尿量はしっかり毎度多く、体重は大きく減ったが、気にしない。
2023 2/22
* 「湖の本 162」思案し、敢えて「三校」を印刷社へ依頼した。自転車で、ごっそり投函に行けた。脚を上げて尻が乗りさえすれば、乗って走るのは何でもない、脚しっかりと、坂も苦にしない。乗り降りにしくじると横転のおそれ。それが分かっているので慎重に乗車に脚を上げている。
自転車はじつに快適。幸いに脚はそうは弱ってない。
* 追い掛けて「湖の本 163」入稿の用意が出来ているのを、念入りに確認して、これも今日明日に「入稿」する。「湖の本」は、汚く謂うてもしまうと、一種私の「吐瀉」でもある。私なりの「出産」でもある。生きている証である。
2023 2/22
* 夕刻、あれで何時頃か、六時前か、こう機械前にいてあれこれの間にも奇態にシンドかった。全身から生気が失せて行く感覚に、物は試しと近くに於いてある器具で血糖値を計ってみると。オウ… 44。これは生より「死にまぢかい危険」きわまりない数値で、階下へ降りられるかと不安なままゆらゆらとキチンへ舞い込み、妻に白砂糖の瓶を求めた。これがともあれ数値回復の最速の道と体験的に過去にも何度も何度も砂糖の匙へ遁れてきた。低血糖値はともあれそれで回復する。モンダイは、何で低血糖か。
午前に責了紙を投函した脚でローソンへ脚を伸ばして、気まぐれの粗雑な買いものの中に、サントリーのウイスキー小瓶に手を出した。
私の洋酒僻はストレート。チビチビと。夕刻までに、気づくと残り、瓶に半量。おやおやと思った、これが「来る」とは思ってなかったが、血圧は下げるかなと。血圧は測らなかったが、あんまりふらつく感じが妙なので、たまたま血糖値を計った。計れる用意がいつも間近にある。
44。ギョッとした。砂糖はかなり口にしたが、夕食へは手が出なかった、そしてフラフラと寝室へ寝に行った。寝入って起きて。九時半。快適とは謂いがたい、が。
* 幸い急を要する要事は、ま、無い。相当に片付けてある。無事に、寝入りたい。
2023 2/22
起床 5;45 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 53.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/23
* 夜前、意識して利尿、浮腫どめをあわせ服用して寝た。覚悟の通り、三時間ほどは三十分ほどの間隔で手洗いに起った、が以降は安眠した。寝入ったまま終夜、「ジーンセーイ」と唄っていた。たぶん「苦もあり楽もある」とでもつづくうただろうが、唄っているのは終始「ジーンセーイ」とだけ。いまやオハコの一例か。
2023 2/23
* とは云いつつそれはそれ、これもこれで、「湖の本162」要三校に次いで「湖の本163」入稿の手を、取り合えず、尽くした。明日、投函すれば、しばらくは、別途の創作等に集中出来そう。「ぼんやりと休憩」というヒマはもう私には無い。が、グタグタッと、全身、参っている。
* 内外の報道、陰々滅々を強いられ、それだけでも、ぐったり。今晩は、といってももう八時半だが、緊急の要事はともあれ終えているので、床に就いて『薔薇の名前』『参考校源平盛衰記』そして『水滸伝』で寝入ってしまいたい。
2023 2/23
起床 6;35 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 54.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/24
* 安眠とはとても謂えなかった、もう明け方になっていたかも。またしても都市なかで、腫物のような、限局され細微に腐熟した地区へ、女友だちの好奇心に引き摺られて紛れ込み、一度はあやうく遁れ出たのに、女の意地で再び紛れ込み、とどのつまり侮蔑の言葉を嗤って吐き散らす女性は殺されてしまい、わたしは救い出しも成らずからがら遭場から脱出できた。そんな夢に怯えていた。安眠などと、とても謂えない。
いつもは独り引き込まれ紛れ込むのに、昨夜は、誰とも知れない年若い女性の連れがあって、女は悪くいちびって殺された。凄い街𨸟だった。
一度として同じ街𨸟でないが 事態の凄惨はいつも同じで、火傷を負うように敵意や悪意や乱暴で迎えられ、からがら、かつがつ遁れ出るを得てきた。
怖い夢だ。そしてやはり想い出すのは蕪村の句 月天心貧しき町を通りけり
2023 2/24
* 大きな要を昨日のうちにほぼ整えていたので、暫くは落ちついて創作へ向かえる。こうも、事繁い老境を想ってみなかったが。ま、成るがママに為し続けるだけ。
* 夕刻四時の血糖値150。うって変わって高いが、昨日の44よりは尋常の値いか。
午から寝入っていて三時半に目覚めたとき、体のかすかに震えるような違和感があった。暖かい部屋で寒さも感じ、軽食や砂糖を口に入れても兩上腕にかすかな震えを感じていた。
体調が掴めない。幸い大きな肝要事は終えた。すこしく平穏に容子を見ていて、いいか。
2023 2/24
起床 4;35 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 53.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/25
* 就眠前に処方の利尿剤を服さなかった。のど元へ来る不快をあらかじめ抑え、『薔薇の名前』『参考源平盛衰記』『水滸伝』を読んで、前夜も早い内にリーゼ一錠とともに寝入ったろうか。
夜中の尿意に起こされることなく、安眠のうち、四時半に目覚め、そのまま起きてきた。繰り返し排尿してない分体重減は無いが利尿剤と浮腫止めを併用すれば三十分余ごとに尿意で起たねばならぬ。,眠りを寸断されないのが助かる。利尿剤は、朝飯後に服することにする。いま、五時半にも藻ならない早曉、強い空腹感がある。朝食は、八時、「マ・ア」ズと一緒。
2023 2/25
起床 6;05 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/26
* 故意に就眠前の利尿剤を割愛したら、それでも一時間間隔程度の尿意に起きたものの体重は減らなかった.尿量は体重を左右する大きなメドであると。ま、よしよし。
* それにしてても現在私に「肉体」の「肉」がまるで無い。何処に触れても「筋骨」だけでカチカチに堅い。細い。ま、それも、よしよし。
* 家の中で、確かに締まって老いたと確信してきた極く大事な物の在り場が分からなくなっている。緊急咄嗟の時に老夫婦は困惑のそこで藻掻くだろう。老耄は家政にさし逼って濃い翳を既に差し掛けている。困った。
2023 2/26
起床 6;35 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 52.05 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/27
* だもう広い体育館ようの場所でがやがや騒がしく歓談とも放談とも飲み食いともつかず大勢が床に座り込んでの会合の夢。しかもそれが大きな能會が千秋楽で終えたアトの歓談らしかった、妻も横にいたが先に帰り、そこへ馬場あき子が加わってきて、さらにはあの前に大阪府知事だった若いのが弁口賑やかに入り交じって,やたら食べ物も飲み物も豊富だった。奇態な夢が覚めて、六時半、そのまま床を起ってきた。
* 寒い。そして,空腹。やがて八時。「マ・ア」ズと一緒に朝「コハン」にありついてこよう。プーチンにもウクライナにも余儀ない食傷ぎみ、バイデンにも岸田にも。
なんとしても「別世界」へ隠れてしまいたくなる、が、それもウシロめたい。クソッ。
* 朝食後、そのまま卓へ俯せ十時過ぎまで寝入ったようだ。健常の心神と謂いがたい。
なのに、その後も午まで、午食を終えるとやはりそのまま卓に伏して三時まで、寝室へ退散視して五時まで、要するに日のあるうちを通して寝潰れていた
晩は、新しい短編を書き起こしていた。が、七時半、もう私の視力は霞みきっているやすむしか無い。
明日で、二月は果てる。
2023 2/27
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 54.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 2/28
* まずは、好適な目覚め間隔で、ほぼ安眠できていた。「ショッ・ショッ」とばかり寝入ったまま唱い続けていた。「みな出て来い来い来い」だ。
2023 2/28
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 54.3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/1
* まずは、好適な目覚め間隔で、ほぼ安眠できていた。「ショッ・ショッ」とばかり寝入ったまま唱い続けていた。「みな出て来い来い来い」だ。
* 寒いとも暖かになったとも、判じもならぬほど体感覚が萎えている。ぼやっとしてやり過ごしている。
2023 3/1
* ぐったりと寝入っていたいが、それもならない。
* 八時。機械の文字も読めないほど視力が落ちて。寝るしかない。老い老い。頼むよ、しっかりしてくれよ。
2023 3/1
起床 5;40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。) 2023 3/2
* 温かなのはよいが、体調由来か、一夜寝苦しかった。夜中一度,ノドから小さな血玉を吐いていた。朝の体重が,久方ぶり56キロへ跳ねあがっていた。
* 散髪に行くほどの髪でないと判り、奇妙に嬉しくて。
題は、まだ。 「どじ」が渾名の「逗侗」という青年と向き合うている。どうなるのか、知らない。正午。すこし空腹。視野は霞んでいる。
* 躊躇わず寝入る。疲労に抵抗するのは危険。それでも,仕事はする。そして躊躇わず寝入る。夕方、ジェシカ・タンディイ と もう一人の黒人男性の名優との、胸にしみいる静かに佳い映画を観た。佳いモノは佳い。理屈抜きに。
* 八時。もう、やすむ。週明けから、久々の歯科を予約しようかな、と。三年がほども感染を警戒し切っていたが。、
2023 3/2
起床6;20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/3
* 昨日 服薬のタイミングを前へ速めておいたので、深夜の尿意に繰り返し起こされることは無く済んだ、間隔長く、その分よく睡れていた、寝過ぎたほどに。
2023 3/3
* 幸か不幸か ひな祭りとも縁が無く今朝を迎えた。もう何十年前かの二月二十五日に、孫の「やす香」と「みゆ希」とで嬉々として棚飾りしてにこやかにオジイやんの写真に撮られていった。あが「やす香」と戸顔を合わせた最期になり、あの年七月二十七日、はは・朝日子の誕生日にはかなく、まこと儚く病死した。「みゆ希」はひな祭り利した日以降、一度も顔を見ず、何処に暮らし、結婚したか、子が、つまりは私たちの曾孫があるかどうかも知れない。娘の朝日子とは、あのひな祭りのはるか昔から真向きに「かお」も見られない。
実の父とも生みの母とも、また実の兄とも、ただ「一日」として一つ屋根の下に暮らした覚えが私には無くて、死なれている。さんにんともに自死ないし自死に近かったらしい。何というはかない「血縁」よ。
私が血縁を頼めないとを「覚悟」して「身内」「眞実の身内」を血縁を頼まぬ他人たちの中に切望した生涯は、だれかが謂うた、「小説「を書くために小説のように生まれ、妻が謂う「生きた小説」のように老いて老いて、ただ老いててきた。「妻」と「建日子」とがいてくれた、よかった。ありがたし。
2023 3/3
* 「湖の本 162」三校ゲラが届き、即、「責了紙」として郵送した。三月十四日の、64年めの結婚記念日頃には「第一六二巻 わが作家人生のまえがき とめども波の 洞然風聲」刊行、發送出来るだろう。
自転車での郵送の脚で、久しぶりに下保谷の奥寄りを走ってきたが、ぼろにいろいろ想い出しながらも途に迷い、かなりり遠回りになって戻れた。「セイムス」に寄り、このごろややクセめいてきた買いものをして家に帰った。ヘルメトをかぶって走ってきたが、脚は相当疲れた。「一と仕事」して、ひと寝入りもして、あと『遠い太鼓』という、ゲリー・クーパー主演、密林での戰闘映画を観た。底知れない大密林のなかの河や沼や木々や草むらでの戰闘は、観ていてもほとほと疲れました。
2023 3/3
起床 6;20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/4
* 床に就いたのが前夜十一時頃か、それから、ほぼ小一時間ごとに尿意に起こされていた。そのつど尿量はしっかり在るのだから、良しとすべきか。浅き夢の覚えも無い。
2023 3/4
起床 56;20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/5
* 松たか子ら大勢と、若い人流に謂う「メッチャ」愉快な夢から「出」て、そのまま床を起ってきた。ひさしく松たか子の舞台も観ていない。白鸚さん夫妻の顔も見ない。また劇場で会いたいものだ、たしか四月にはまた『ラ・マンチャの男』が予告されてなかったか。その辺を、本格の「コロナ解禁」とできぬものか。
* 江古田二丁目の神戸歯科へは、もう「予約」を入れたと。久々の電車、バスでの外出となる。平穏無事に、離陸としたい。
2023 3/5
* 疲弊の実感はぬぐい去れない、瞼が痛いほど疲れているが。やすむ。
2023 3/5
起床 6;00 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/6
* 食事は出来る、が、疲れきって、痛むほどの視野の鈍さにも、もう。明日の外出に備えて、そして床に就きたい。好きな映画の『冒険者たち』も、重苦しくなり、途中で投げた。七時。もう退却する。
2023 3/6
起床 6;20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/7
* まるまる一年あまり、久々に、沼袋の神戸歯科へ、二人で通う。この歯科へは、朝日子の幼稚園頃に通い始めたのだ、六十年ほどか。よう生きて来たと思う。
上下の歯を、殆ど抜かれてきた。というより、既に殆ど歯が無かった。
明日、私のみもう一度、通う。
* 帰路、江古田の「中華家族」へ久々に。54度のフンチュウを、つよい酒の好きな私のために用意して居てくれた。蟹玉とマーボー豆腐なら「歯無し」でも。まこと、久々のご馳走であったよ。あし、店の向かいの大きな書店で、初めて朝鮮の古典『春香伝』を買った。
上天気、温かな春日和り。一年と数ヶ月ぶりの歯科そして江古田での食事や買いもの。ホント、是で眞実「コロナ抜け」と願いたい。ここ当分、体力と時間との神戸歯科通いが強いられる。寒い季節でないのだけを歓迎と、せざるを得ない。
* 結局は疲れて、夕食前も、食後も八時まで寝潰れていた。それでも辛抱よく生きて行かねば。しかし辛抱にも度が、限度がある。無視すれば自死行為になる。妻にも、それは分かっていて欲しい。
2023 3/7
起床 7;20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 54.6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/8
* 夜を通し一時間刻みに手洗いに起たねば済まぬ。処方の利尿剤を服しているのだから当たり前のこと、しかし、好ましい仕儀では無い。造尿そして排尿が体に必要と分かって受け容れているが、せめて七時間通して安眠したい、それが為らず、成らず、無用の抵抗は反動の「心疲労」にもさらに「身疲労」にもなる。疲れがイヤ増す。
* 今日命じられた歯科通いは、一存で取りやめる。三度の乗りもの「乗り換え」で一時間余の通院が、今の私には心・身の負担、可能な限りは省きたい。幸い、いまや「無歯」の上顎、下は、左隅に二、三の殘歯だが、苦痛は無い。
来週にも二人しての通院が予約されてある、それまではパスが可能な江古田通いは勘弁して欲しい。往復の疲労もしんどく、イヤ。時間の空費は、それ以上に、惜しい。
2023 3/8
* 『参考源平盛衰記』が、全四八冊の第十三巻へ来た。小説『花方』で触れて書いた、新院高倉の厳島参詣の辺を妙に懐かしく通り越して行く。
この参詣の背後には、平清盛入道による後白河法皇に対する事実上力づくの「籠居強制」という史上曾て無かった異例が強行されていた。新院の、平家が篤信肝入りの厳島神社へはるばるの参詣には、清盛入道の意を宥めて、父法皇を救出したいという、さらに曾て無い念慮が働いていた。
『参考』盛衰記は、流布本の『平家物語』雉の何倍もの取材や表現でかり詳細に、「この時代」を参観させてくれる。まだ、頼朝の起つまでにも、以仁王や頼政蹶起へすらも、さまざまな世相や権勢の動揺がつづく。日本史でも一、二の危うい史実が区々読み取れる。
「読書」は疲弊の私心身へ、類無い滋養になって、救けてくれている。危うい「綱渡り」を支えてくれる平衡・平均のための「長い竿」なのだ、読書は、私にとって。視力の日増しの衰えが、怕い。衰えがけわしくなると、はるかな「もーいいかい」の呼び声に、あやうく「もーいいよ」と答えそうになる。いかに「執着が醜く」とも、もう暫く、もう暫くは、「まあだだよ」と、かぼそくなった手を横に振るしか無い。きのう買ってきた朝鮮古典の一傑作といわれる『春香伝』も、読みたい。この読書の背景には、妻とも永らくたのしみつづけた連續ドラマ「イ、サン」「トンイ」「オクニョ」などの映像が、歴史的に広がっている筈。
* 八時四五分。朝食に下りねば。
身を働かせる、則ち疲労する。瞼が痛む。
* 三時半まで 一時間余り 潰れ寝ていた。身の保ちようなく、泣き言ばかり言うている。
口癖になっているが、窓やカーテンの明け閉めにも、階段の上がり折にもわたしには「ナンマイダブ」と呟く習いが、幾久しい。阿弥陀如来は、「法蔵」さんというお坊さんが、菩薩に成られ、如来にも成られたと『大無量壽經』にある。数あるお経の中でもわたしは、この事を一入懐かしく慕わしく感じ続けてきた。その一方で「反觀合一」を聰明に説く三浦梅園のような自然科学的「理性」の「哲学」にも、日々、深く聴こうとしている。
つまりは、私は、未だに、ただウロウロしているのだ、「ウロウロ」に眞実の籠もれるかと願うように。
2023 3/8
起床 7;40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/9
* 十時前。圧し込まれるように下腹部に圧迫が有る。空腹なのなら、いいが。
十時過ぎ。「湖の本 163」初校出、来着。これが、桜桃忌までに創刊37年の記念の巻に成ろうか。此の二十三日には「湖の本 162」が納品される。忙しい花の春になるなあ。心身の按配に氣をつけねば。
2023 3/9
起床 7;40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/10
起床 5;00 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56.4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/11
* なにをして一日を過ごしたかが、覚えられてない。「湖の本163」の初校か。前半は順調、後半へ入って、組み指定に混雑などあったか。娜支なのダルさに、何をしていても不確か巻に落ち着かない一日。負け感覚のママに床に就いた。夜通しに、数度、手洗いへ起きた。睡眠時間としては足りているが、目が。瞼の内が渇いて痛い感じ。疲れが部厚く目玉にこびりついている。
2023 3/11
起床 7;10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 5604 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/12
* どう疲弊していても、機械に向かってる限りは、逃げ口上は言わない。
* 午後も、大相撲幕内の中盤まで寝ていて、夕食後にはすぐ床へのがれ、夢など見てもう朝の七時と思いつつ目覚めると、宵のうちの九時だった。かすかに歯や口腔内に違和を覚えたので、処方されていた痛み止めや抗生剤を服した。もう寝てしまう気でいる。朝に遠藤恵子さんのメールを読んだ以外に外との折衝もない。ただ、朦朧と、睡くなれば寝ていた。湖の本「163」初校もしていたが。手抜きしていた分の手が掛かっている。
* 微かに空腹だが出汁を飲ませてもらった。
2023 3/12
起床 7;10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 5604 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/13
* 安眠に近いねむりであったのに、即、始めた校正仕事のせいか、疲労が潮のように襲って、ガクッとしている。疲れの徴表のように両眼にかすかな痛みと曇り。やれやれ。
* ふっと、濃い深い孤りの淋しさを感じる。「人と逢う、話す」ということが絶えている。建日子とさえ、一年に三度ほども顔を見て、しかし對話の余裕はいつも殆ど無い。「さいなら。元気でな」と帰って行く車へ声をかけるだけ。毎日のように、ツイッターだか何かで「現状」は報じているらしい、が、「世間への發声」であろうし、それすら私にその「場面」を開く機械上の手順が無い、機械の技術に遮られて、わたしにはマッタク読めない。彼が、どんなに多彩に生き生きと活動し、何を感じ考えているのか、父の私には何も見えない、判らない。
「老いる」とは、こういうコトかと思いあたると、より早足に「今」を立ち去って行こうとの実感に逼られる。
思えば「読み・書き・読書」と自身を律した「日乗」に、いきいきと愉しく交わす「對話・会話・談笑の言葉」が、歴然、脱け落ちているのに気づく。妻とは話せるが、家庭的な日常語に限られやすく、「智・情・意」を分母にした生新の情報味を求めるのは「他人」で無いだけに、却ってただ尋常に停頓し、難しい。
自然「読書」にのみ頼って、これでは、生ま身の人間同士の「ぬくみ」に欠ける。「恰好の他者」として「猫たち」だけの居てくれる暮らし。「健康」とは言いかねる。
2023 3/13
* 「湖の本 163」初校を「ほぼ」終えた、が、へとへと。それでも脚は、前へ、二、三歩進んだか。明日は、また歯科医へ通う。池袋へも脚を運べるなら…
* 「ほぼ」のアトが、奇態にシンドい。やれやれ。
2023 3/13
起床 7;10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 5604 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/14
* 残っている歯は、左下顎奥の隅に固まった二、三本歯だけ。他は、上も下も。右も左にも歯がなくなった、そんな有様で、歯科のあと、タクシーで久しぶりに池袋のメトロポリタンホテルに入り地下の、好きな肉料理の店に久々に入った、美味い料理と赤のワインをたっぷり、心ゆくご馳走で六四年の結婚記念日を祝った。ケッコウであった。が、そのうえ池袋を歩く体力は無く、早めにと、空いた西武線に乗り、寄り道せず、駅からはタクシーで帰ってきた。十二分満足の「祝儀」であった。
* 次の歯医者は、月末、三十一日と。それなら「湖の本 162」は発送も終え、「163」再校出へも届いているかしれない、「164」の入稿も出来ているといいが、と。 なによりも体調と体力の温存に配慮が大事。
2023 3/14
* 貴景勝が強くなっている元大関正代に勝った相撲を観たアト、至極の宵寝で九時に。 もう、このまま今夜は寝る。本も、読めまいと。
2023 3/14
起床5 :10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:.0 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/15
* 早起きの実感は、空腹、らしき。昨日は池袋メトロポリタン地下の佳い焼き肉の料亭で、たっぷりの赤ワインもともに、大きな伊勢海老ほか多彩の料理で、肉も200グラム焼いてもらった。食事としては豪勢で、のこりなく美味しく食べてきた。体力回復への一歩になればと願う、が、ハテ。
* コトが前へ運ばれていない。アタマがボンヤリとしている。生新の気に欠け、纏まりを欠いて、することなすことボンヤリとしている。こういうのは私にあまり無いこと。徹底して寝入るか。
2023 3/15
起床7 :10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:.50 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/16
* 何度も床を起った。だが四時頃のアトは七時過ぎていた。
2023 3/16
○ 謹呈した方々からの『読者の仕事』への反応もそろそろ出尽くしたかなと思います。少なくともあと十冊くらいはどこかにお嫁入りさせて、早く次の仕事に集注したいと願っています。
二月の「私語の刻」を拝読しながら、みづうみのご体調の記載に途方に暮れる思いです。わたくしは手も足も出ず、ただ祈ることしかできません。みづうみは或る時から「祈る」ことをおやめになったと読みました。祈りほどこの世で役に立たないものはないのでしょうし、祈りとは他者のためでありながら 常に我執を免れません。
それでもお元気でとわたくしの祈ることをお許しくださいますように。みづうみからのお声が届かないのは、湖の本に取り組んでいらっしゃってためと信じています。
春の嬉しさは、花粉症の悩ましさを上回るはずですけれど、わたくしは朝からくしゃみを連発しているので、みづうみはもっと大変ではないかしらと想像しています。上野を思い出してクスン、グシュンとしました。 春は、あけぼの
* ながくメールが無かったので案じていた。幸い私は、もう久しく裳久しく花粉からはソツギョウできているが、体力の疲弊、疲労困憊は度がすぎていて、起きているより(生きているよりと書きかけた…)寝ている時間が多くなってしまっている。ただ、食は、少しずつでも回復して、十四日の池袋ではシッカリ肉と海鮮とを、いいものができインも、シッカリ呑み、かつ食していた。「空腹」を覚えている時も、何度か感触した。食へ、地震を誘い込めるようにと気働きしているが。此の疲労感はタダごとでない、かと懼れる。
* 幸いに脚はシッカリしている。自転車でポストと、ローソンへ、坂の道も走ってきた。多年の馴染みで、自転車は、跨がって、乗って、しまえばらくらく走れる。自転車は巧く揺らして乗る乗り物と躰が心得ている。、なにより脚の鍛えが利いていて呉れる。危ないのは乗り・降りの際。しっかり跨がり乗る際に姿勢が崩れ、自転車ごと横倒しに転倒するとアタマも腰も打つ。ヘルメットは常用すべし。
2023 3/16
起床6 :10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:.15 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/17
* 利尿剤を服さず早くから寝入った。何度か起きは起きたが間隔はながく回数も少なく。利尿剤は、午前中に服とする。「湖の本 163」の初校に手間取っているのを解消して目の前を寛げたい。
2023 3/17
* 九時半にちかく。二階の機械へ這い上がってきたが。全身状態、人事不省に近いシンドさ。寝てしまうより、無し。眼が、重(オモ)痛い。手首が見た目も細く、肚にチカラ無し。
寝に、階下へ降りる。幸い「要再校」本紙は送り終えてあり「湖の本 162」発送の用意はおおかた妻がして呉れてある。発送に必要な 宛名用紙か、もう五回分の用意はあるので「ガンバッテ」とハッパをかけられた。アリガト。
2023 3/17
起床5 :40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/18
* ま、安眠に近かったか。
2023 3/18
* 沁みるように両眼が痛い。全身からチカラ萎えているが、執濃く組み付くように仕掛かりの仕事へ気を向けている、が……
2023 3/18
起床5 :45 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 57:.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/19
* 眼ざめての自覚は、夜通し「マーサカリ」担いだ金太郎が、「クーマに」跨がりお馬の稽古に、「ハイシドードー」「ハイドードー」と勇ましい「唄の一部」を寝入ったまま唱いつづけていたこと。
幼少のむかし日本少年たちのヒーローは、桃太郎か金太郎だった。わたしは桃から生まれ、着飾っての二本差し、犬、猿、雉を家来に鬼ヶ島で鬼退治する桃太郎より、身近に元気っぱい朱い腹掛け一枚で「お兄ちゃん」めく「金太郎」が贔屓だった。
いますこしワル知恵がついて、桃から生まれた「桃」とはとヘンに察するにつれイヤな気がしたのも憶えている。
2023 3/19
起床5 :40 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:.2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/20
○ 尾張の鳶に。
今朝二十日は、五時に機械の前へ。 疲弊・疲労が甚だしく、昼間は寝潰れてしまうので、「朝早の午前」に仕事時間をかためてます。
「湖の本」 「162」は刷了、うまく纏まってます。週末には納品・発送。
「163}は初校了、再校出待ち。小説・掌説ないし拾遺を発表。「164」は入稿用意の「編集中」
歯は、下左奥に2、3本のほか、上下に歯無し。
三月十四日は結婚64年、實に久々に、歯科のアト、池袋へ出、佳い食事をしました。「読み・書き・読書と創作・勉強」の以外は、ヘトヘトの疲労困憊で「瀕死のサマ」に寝潰れています。
花見に出る「からだにちから」無く、辛うじて 此の田舎「下保谷」近隣で、よその農家の庭に咲いてそうなのを、躰が許せば 散策、眺める程度かナ。
脚力は大切に、機械で可能な限り鍛えています。よろよろが本来の自転車乗りは、脚だけで、らくらく「ポスト」ぐらいへは走れます、ヘルメットして。
食は、相変わらず極度に細く。それでも、時折微かに空腹を感じたりも。このところは、そんなところ。
戴いた『浄瑠璃寺夜色』を日夜、嘆賞、喜んでいます。 お元気でカアカア
2023 3/20
起床5 :20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:3 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/21
* 午前、妻と、保谷北町方高へブラフラと散策の花見に。陽気宜しく櫻の開花にも、盛の満開にも、色美しくけっこう静寂の町なかで、間々大木の繁りにも春の大空にもまま魅せられ、疲れ切りもせず、満足の、ま、老夫婦がよたよたの散策を楽しんできた。おしまいに、一度入って気に入っていた店で、ラーメン等の昼食にも憩うてきた。下保谷から北町へは、流石に田畑よりは新しげな民家の並びが多かったけれども、實に静かに空は廣く、のどかに心やすまる田舎風情が楽しめた。隅田川や千鳥ヶ淵や東工大の大櫻も素晴らしいが、懐かしく思いおこして足りる。
* それよりも新作の、とはいえ相当に年月を重ねて書き継いできた作の、仕上がり進行へ気を入れて進みたい、願わくは「湖の本 164」巻頭へ持ってきたいと願っている、焦りは、せず。
2023 3/21
* ざっと、ゆうっくりだが一時間半ほども散策していた。杖はツイて居ても、歩けていた。家で、重めに設定した「踏み(歩き)」機械も一○○回は踏める。自転車は普通にラクに安定して走れる。「脚は大事に」と家の中でも永らく心がけてきたのが成功している。
食も、モノによるものの、食べようとしているし、体重も漸増ぎみにある。
それにもかかわらず、ヘトヘトに疲れる。寝たくなる、躰をすらもてあます。これを改善しないと危ない。しかし、残念にも「読み、かき、読書」は、躰にも神経にも疲労をもたらしこそすれ、それで躰もハツラツとは行かない。ま、工夫し工夫し老耄の老境を生きのびて行くしか無い。不愉快、不快は、エゴイズムに近い仕方でも避けたいと願う。
2023 3/21
◎ 令和五年(二○二三)三月二十二日 水
起床5 :20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:45 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/22
* 私自身の全くのシクジリであった、ひどいメを見た。夜前就寝前に「ムクミ止め」一錠を服したのが響き、数十分ごとに強い尿意に起こされた。からだは、カチカチに干上がってゆき、遂には兩下脚に強い攣縮がきざした。水分払底はふれるだけでもわかり、用意の茶をたっぷりのみ、バファリンを併用して凌いだ。体重も顕著に減っていた。躰に費用名水分輪「むくみ」と排斥したとがであった。七時前、ようやく落ち着いている。
むくみ止め、そして利尿剤、ともに要心してのまないと全身の「水分を奪って」危なく、まして併用は禁物と、しかと「体験」した。
2023 3/22
* 紛失を、久しく歎いていたモノが書庫で見つかった。有難し。
* 疲労困憊は微動だにせず私の五体を占領している。
明日からは「湖の本 162」発送。残っている体力を懸命に按配しつつ無事に終えたい。このところの「用意」など、妻が一心に手伝ってくれ、援けられている、感謝感謝。
2023 3/22
起床6 :30 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:65 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/23
* よほど早めに寝入って、何度か起こされたが間隔は永くなって、朝の六時二十分には目覚めた。そのまま起きてきた。不可解に怖い夢も見て見知らぬ市街を逃げ走ったり囲まれたりもしていたが、もう薄暗い煙のように、憶えない。
2023 3/23
* 気張ることは出来たが、晩がたとなれば疲労の濃さは毒のよう。もう、何もしないで、とにかく休む。八時前。安眠したい、が。
2023 3/23
起床6 :20 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/24
* 終夜、超絶不快不可解な不始末失敗で自己嫌悪の極に呻く夢魔に魘されていた。手洗いから床へも゛って裳忽ちに悪夢の「続き」だった。わたしは、はや狂ってきたか。
2023 3/24
* 自転車でポスト、郵便局そしてローソンへ。帰り、あえて登り坂を走ったが、へこたれず、乗り切れた。脚は、働いて呉れる。
2023 3/24
起床5 15 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:4 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/25
* おお、それはもうどんな言葉にも写しがたい、優美なまで暖かに心はずみ心嬉しい夢見に、明け方、抱き取られていた。眞実、多くの優しい声と笑みと親愛に包まれていた。
* そのまま、寝床から起ってきた。幸いに尿意に起こされることは睡眠の前半に三度、間隔もながくその後は安眠し、そして希有に嬉しい夢に、少年のようにくるまれていた。
* 久しい懸案の一つを解決した。一息つく。
* 野球も相撲も、今一つ私に食い入ってこない。疲労の濃いこの頃では、睡眠に勝る安住はない。
2023 3/25
起床7: 15 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 56:5 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/26
* ま、平穏に、夢も憶えない一夜を 気持ゆっくり寝(やす)んだ。
2023 3/26
起床7: 15 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:25 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/27
* ま、平穏に、目覚めて起きた。強い風が外を奔っている。
2023 3/27
起床6: 10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:2 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/28
* まだ七時前、晩飯前だが、「絵にも描けない」「へタバリ」で。
2023 3/28
起床7: 10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/29
* 夜前、利尿剤をパスし床に就いた。少なくも三度は手洗いへ起ったが、要は過不足なく足りていた。夢中に唄うことも夢見たことも憶えない。安眠に類する。
* 夜十時。夕食後に寝入って、真夜中か曉毛に近いかと錯覚のまま目覚めた。体調重苦しい。昼間、よほど根をめて「湖の本 164」入稿原稿を用意していた。およそ半量の余も思うが、まさか夢であるまい。胸重く鈍い痛みあり。「生きた心地」がしていない。
2023 3/29
* 十一時を過ぎて行く。床へ埋もれてせめて安眠したい。
2023 3/29
起床6: 10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:6 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/30
起床6: 10 血圧 147-78(80) 血糖値 86 体重 55:8 kg 朝起き即記録
(血糖値に限り 以降随時にのみ、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 3/31
* 夢に、「絵にも描けない美しさ」という、龍宮城へ「来て見」た浦島子実感の歌詞に立ちどまり、「美しさ」は「繪に勝る」のだ、「繪」は「美しさの手前」にある「表現」なのだと詮議しいしい納得していた。
もう一つ、何かにガンコに立ち止まっていたが、忘れている。
* 歯医者に予約あり出向く。
* 江古田二丁目、桜街道の「大櫻」並木が、ラッキー、みごとな満開、いい日に出合わせた。花に酔うた。
治療後、江古田の「中華家族」で昼食して、帰宅。強い品の酒をダブルで二杯がよく効いた。
2023 3/31
* 此処までは書いたが、酔いつぶれたように寝入って夕食もとばして夜十時前まで、昏睡していた。もう、このまま寝入ってしまうことに。万事は、明朝から復帰。
いま「春は、あけぼの」さん親愛長文のメールが届いていた。拝読。おやすみ。
2023 3/31
* 今朝は、五時きっちりに床を起ち、二階へ来た。待っている仕事は、とめどもなく、私を呼ぶ。私が呼んでいるのだ、實は。
* じりじりと事は前へ押し出し運んでいるが、老耄の生活基盤は、崩れとまでいわずともずるずる緩んで、怪我や病に繋がりかねない危なさはもう常在して居る。しかも何も対応対策らしきは出来ていない。ときに烈しい語調で読者のお叱りを受けることもあり、よーく分かっていて、しかし、なーんにもできない、しないままで居る。それでまた𠮟られる。わたしも妻もボケているのだ。むかしの家庭では、こういう時、お嫁さんが気配りし手出しもし年寄りの世話を焼いていたのだろう、それが出来ない、したくないから、核家族化が定着したと思う。
むかし、新門前の父母や叔母がいっせいに加齢をはやめてきたとき、それは真剣にどう、東京へ三人を引き摂るか移り住んで貰えるかと苦心惨憺したのを想い出す。
2023 3/31
◎ 令和五年(二○二三)四月一日 土 卯月朔
起床5: 00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/1
* 今朝は、五時きっちりに床を起ち、二階へ来た。待っている仕事は、とめどもなく、私を呼ぶ。私が呼んでいるのだ、實は。
○ みのうちをなみだちはしりとめどなき名をしらぬひの火の秀(ほのほ)あやうし
2023 4/1
起床6:30 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55:8 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/2
* 多彩に細切れの夢を見ながら、夢中に何か検討・研覈していた。忙しいひと。
2023 4/2
○ 秦先生 暖かい日が多くなってきましたね。
井の頭公園の桜も、風が吹くと散り桜となって舞っており、とてもきれいです。
「湖の本」をお送りいただき、ありがとうございます。今回は東工大の話題があるようですし、とても楽しみです。大切に拝読いたします。
さて、お身体のお加減はいかがでしょうか。
為我井さんと連絡を取り、お抹茶がいただける場所を探しているのですが、先生のお家からは遠い場所となってしまいそうです。
例えば銀座とか、東京とか、そのような場所ですと、遠いうえに人ごみとなってしまうことが心配です。
場所のご希望などはおありでしょうか。
また、時期は5月あたりはいかがでしょうか。
できるだけ先生にご無理がかからない形でお会いできたらと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。 麻紀 東工大卒
◎ メール感謝 昨年残暑来の ヒドい体調不良が歳ごえに加わり、そんな中で「読み・書き・読書と創作」の手は止めないで、過労とムリとで、ヘトヘトに潰れています。もう一と月も精魂込めれば 仕かかりの大仕事や中仕事にメドが立ってきましょう。天上からは、先だって逝った人たちが、しきりに「もういいかい」と招きますのを、懸命に、「まあだだよ」と断り続けています。
なんとか四月そして五月半ば過ぎまでは、堪えたいと思っています。そして出逢って 愉しくお喋りできますのを楽しみにしています。まだまだコロナも執拗に尾を引いています様子。要心して、医者のほかは出歩かないでおります。
以前には わりと見やすい「秦恒平のホームページ」を展開し日々発信して歓迎されてましたが、何か私の不器用から潰れてしまい、読者らからは、ぜひぜひ速く復活をと懇願されるのですが、生まれついての「機械バカ」で、お蔭で父の「ハタラジオ店」を継げず仕舞いでした。
東工大卒業の鷲津くんら男子が寄り寄り、詳細に、いろんな図式を送ってくれているのですが、猫に小判で、とてもとても「送ってもらっているアレコレ」を、どうにかして活かすテクが無く、何の工作も出来ないまま、詳細な助言が、むなしく立ち枯れています。具体的にそれを「どう、こう」と手が出せないで居ますよ、笑って下さい。
鷲津君等のプランを 念のためここに入れて送りたいと思っても、それが「出来ない」のですよ、なさけない。
お元気でお元気で。逢えます頃を楽しみに待ちます。 秦 センセイ
2023 4/2
起床6:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/3
* 半ば、寝入ってしまいそうにアタマを垂れて機械のキイを探している。もう一度、つぶやく…
○ みのうちをなみだちはしりとめどなき名をしらぬひの火の秀(ほのほ)あやうし
* もう、「長編」と謂わねば済むまい創作が、あやしいまで危なく底揺れして不気味にすすんでいる。しきりに、寒け。風邪か。
2023 4/3
起床6:15 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/4
* 朝寒む。既に、視野霞む。
2023 4/4
* 気温はけっこ高いのだと分かっていて「寒け」が全身をさらず、疲れて寝入ってしまう、午前も午後も。午後など一時から四時半まで寝入って、醒めて、異様に着重ねて寒けを抑えている。これでは仕事が進まない。恐らくは慢性的な運動不足でからだに活性が無いからか。むしろ慎重にだが自転車を遣うか。それなら歩けと謂われよう、永く遠く歩くのは億劫なのだ。
* 「読書量が減ってないか」と気遣ってもらっていた、が、「書いて」「書きながらの」必要な「調べ読み」は寡少でなく、いわゆる爲樂の読書は、芯に大長編の『源氏物語』『参考源平盛衰記』がズシンと居座り、加えて『薔薇の名前』がこれはもう尋常でない稠密な叙事叙述イを極めてそれが基督教の修道士や古來の修道院内での煩瑣を極めた論議や紛議に充ち満ちていて、読み進むに容易でないどころで無い困難をきわめながら、それがまた魅惑でもある。その上にこのところ「湖の本」の再々の校正読みも重なって、書いている次巻も多く、ま、満杯状態。疲れは底からも来ているのは、慥か。メールを私から送ることも、減っている。
* 夕方、三十分ほど自転車で残花を偲び走ってきた、下保谷は静かに細道が錯綜していて、しかも迷いはしない。乗り降りにさえ注意すれば、乗車して走るのは、無難で快適、要心はゼッタイに必要だが。
* 夕食後は十時までひたすら寝入っていた。止めどなく水っ洟。そして大きな嚔。
このまま 寝入ってしまうことに。
2023 4/4
起床6:15 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/5
* 夫妻揃うての、妻が八十七歳誕生日を、赤飯と、紅書房お心入れの名菓と、ワインとで祝う、怪我無く 堅固であれや。
2023 4/5
* まるで気が弾まない。体調ととのわないからか、米大統領にまたもトランプかといった、あまりにばかげた報道などのせいか。凍えそうな孤独感、寂寥感を覚えている。からだと仕事が許してくれるなら、飄然と旅に出たい心地。何処へ。アテはない、京都としか。 京都へ帰りたいとは、ほとんど、「死にたい」というのと同義のように身内にあかい炎火が立つ。
* 夕方も早い五時前に食事して、そのまま 八時前まで寝入っていた。風邪けの嚔や洟水が不快、なにも出来まい間々寝入ることに。世田谷区の土方洋一さんの懇切な来診に「慢性的な脱水状態なでは」「心して水分を御摂りになっては」と。多分に謂えていると私にもそんな予感も自覚もある。土方さん、合わせて、「今年は故郷の夜の四条大橋にお立ちになる折が繞ってくるようお祈りいたします」と。「四条河原町から加茂川をわたって八坂神社へ、さらに知恩院方へとぬける道は、私にとっても長年歩き慣れたなつかしい道のりです。 今年は三年ぶりに訪れたいとおもっております どうぞお元気で 四月二日」と。胸に波打ってくる。土方さん、ありがとう存じます。
2023 4/5
起床7:15 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/6
* 懸命に色々ししていて、「私語」のヒマも無かったようだ。夜九時過ぎ。どんないちにちだったかも覚えない始末。頼りないことです。
2023 4/6
起床5:15 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.8 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。) 2023 4/7
* 「リラぁの花ぁの」と夢中、夜通し唄いつづけていた。アトの歌詞は知らないのに。 2023 4/7
* 午前、歯科へ通う。降られないと、いいが。江古田二丁目の櫻並木、「残花」が眺められようか。
2023 4/7
* 歯科から帰って、ただただ寝入っていた。
建日子が、帰ってきた。……、もう建日子「との」時間、残り少ない、無いに近いのだなと、諦めるように思う。
朝日子との、みゆ希との時間は、もう希望の無い「ゼロ」同然のままに吾が世は果てる…らしい。次の歌に、いま、私は同感していない。
生涯にたつた一つのよき事をわがせしと思ふ子を生みしこと 沼波美代子
幸いに、「身内」の思いを、「肉親」よりも遙かに遙かに豊かにわたしは識っている、感触している。過去にも。現在でも。それが、「生きてきたわたし」が、「わたし自身にだけ」与えうる「遺産」だ。
20233 4/7
起床6:50 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.7 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/8
* 寒い。目。明いてられない。気持も躰も低調を極めている。
2023 4/8
起床7:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/9
○ 昨日、夕方の内に、諸方の利尿剤と浮腫止めとを服しておいた。就寝前に頻回の排尿を済ませておこうと。成功した気がする、一時間半から最終は三時間ちかく寝入っておれた。そして、夢見も劇的に感動編であったから有りがたい。もう記憶はもやのように薄れ去って行ったけれど、感動は胸に残っている。それをうまく謂えないのは追いが、それが、夢。不快が無く感銘してたのなら、祝着。
* すっかり衣服も改まってきた。いま、背広を着ている。何年ぶりだか。気無くなっていた背広がタンスに十着もぶら下がっていて、可哀想に懐かしくもなった。この恰好でなら、このままフイと新幹線にも乗れるかも。
2023 4/9
* 体力と気分が許せば一度街へ出歩きたい、それどころか、遠くアチコチへ人の顔も見に行きたいほどの気は有る、が、いながらにヨロケている。左下脚に、折れそうな曲がった感覚が有る。
どこかヤブレカブレ気分も出来かけていて、なんとでもなるさと出たトコ勝負に老い尽くす気もある。行き倒れたら、それはそれまでと。あとあとを真剣に語らい合い肩の荷を下ろしたいとコッチは痛いほど本気で願ってたが、建日子も妻も、テンでその気が無くて「おハナシ」にならない。トーサンの好きにすればいいと。肩の荷は、情けなく、何一つ軽くはシテ貰えない。ま、生まれ落ちたときから、血縁・肉親とは「他人」も同じだった。死ぬる日にも同じは、天命なのか。
2023 4/9
起床6:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/10
* 零時近くに寝入り、三度の手洗いで済み正六時に床を起った。かなりに冷える。このところ春暖を感じない。夢、極めて不快で、何が同働いてあのような夢にイヤなヤツと確執するか。人間に、夢不用と言い切りたい、が、時には舞い立つほど嬉しい夢に逢うからなあ。
2023 4/10
起床3:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/11
* ケア・マネージャを頼むようにと奨められていて、そんな折衝をしたら、明日(今日)にも顔見せに男性が家へ見えると言う。わがやにそういう他者の定在ぎみに顔出しされるのは希有もなにも無いことだっただけに、生活が混乱しては閉口する。そんなことを夜中に思いいたり、深夜の三時に機械前へ来て、思うところ要点を取り纏めた。
* ケア・マネージをお願いするに当たって
全てが「初」の事なので、予め、思うまま最初に、依頼者(秦家)として「申し合わせ」「ご同意」お願いしたいことを、順不同に申し上げます。
* 願わくは、「胸部」に日常的に「負担」のある「家内(妻)」の生活部分(台所・浴室・便所・庭廻り等)を主にしえんいただき度く。その意味では「女性のお手助け」がより望ましいとも。
* 「夫(秦・文筆家・出版家・「読み・書き・読書と創作」専念)」の「日常」と「書斎・書庫・書籍・機械器具・関連資料・著作原稿等々」には、一切関与・接触しない。触れない。
* 「二階」は 夫妻の「私室」であり、「特別にお願いする力仕事等」のほかは「ケアの対象」としない。
* 「一階」では、「玄関」「寝室」「書庫」「書籍」「物置」「諸道具」等は、「特別にお願いする力仕事等」のほかは「ケアの対象」としない。
* 来訪・来宅に関しては、「事前の申し合わせ」が望ましい。「秦」の仕事柄、訪客等による「気散じ」には困惑するので。
べつに「懇談等」の望ましくまた必要な場合は、躊躇いなく申し合わせたい。
* 願わくは、「家内(妻)」の疲労を「ケア」お願いしたい。
* なお夫妻ともに「基礎疾患」「通院(ないし入院)の必要」を抱えています。そんな際のことは、応急に「ケア」のお力添えが願われます。 以上 とりあえずの記
令和五年四月 日 秦 恒平・迪子 ともに87歳
* 要は、「家」をである前に「妻」を支援してもらいたい、ということ。
* 玄関に、ひさびさ、、岸連山の柔らかな墨の「富士」を掛けてみた。
ものに乗って高みへ軸をかけるなどという作業が危険で出来ない、妻の肩を借りてモノを倚子などに乗るしか無いとは、老いぼれた躰になった。アタマは如何。
2023 4/11
* 市のケア・マネージ部署の佐藤龍一氏来訪、「説明」」を聴く。
* まだ ケアに相当しそうには無いよう、と。
2023 4/11
◎ 私たち ケア・マネージを頼もうと思いましたが、現状では頼まれてくれそうにないと分かりました。
ただただ寝入りに寝入って、疲れを躱しています 二人ともに。呵々。笑い事では無いのですが。
ウンベルト・エーコという人の、ギチギチに中身の濃く詰まった大長編、映画にも成った『薔薇の名前』を、律儀に一字一行ずつ読み進んで、半分過ぎました。弱い視力をさらに痛めています、が。そして源氏物語を五、六行ずつしみじみと。じゅうにぶんにそれでたのしるのが此の名品のかがやきです。
○「やそしちよ」と 神も仏も呼びなさる 生返事して拗ねていますよ 歯無くはかなく
○ われは湖の子 さざなみも さわがぬ濱の まつ並木 煙も雲もはればれと なげの苫屋に光りさす われ待つ子らは無けれども
2023 4/11
起床5:45 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 57.2 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/12
起床7:50 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 57.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/13
起床3:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/14
* ほぼ終日、寝入ってたのではないか。午後の韓ドラマ『オクニョ』最終回は観たから、今日が金曜、つまりは十四日と辛うじて納得できた只今が、るう夜分八時半。かつがつ三度の食事らしきはしていたと思うが、その前後の多くを寝入っていたらしい。
2023 4/14
起床3:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/15
* 夢、何か熱心をきわめて、劇だかお噺だかを書いて、快哉、喜んでいたが、何も覚えない。病膏肓。ご苦労なことだ。今朝は、雨、そして冷えている。
* 来週金曜、妻のための「ケア」に関して聴き取りに女性がみえるという。なににしても、要心へ半歩一歩進めばありがたい。
* 終日、雨。気勢上がらず、沈湎。こんな時は、仕事にも獅噛みつかない。
捜し物をしても見つからない。無くては済まないと分かっていて見つからない。
思えば、今日一日、缶ビールの一本も払底のまま過ごしたという、ま、少なくも十何年来に無い「アルコール抜き」の一日、希有の一日だった。それでボンヤリ間抜けているのかも知れません。(ちょこっと料理酒盗んだが、不味い!)
2023 4/15
起床3:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/16
* 身辺を片付けたり見直したりしていて、いろいろなものの「在る、残っている、仕舞い込まれている」ことに、いつもながら一驚また一興、久しく「気に掛かっていた」ことの判明も行方も見つかったり。ただ、もう、そんなそれぞれに挨拶している余裕の無いのも事実。残念だが。
* 寒け、咳こみ、くしゃみ。風邪気味宜しく無い。仕方なし。寝入ろうと思いつつ、つい、ソクラテスの弁証法に付き合う。
2023 4/16
起床7:00 血圧 172-72(90) 血糖値 92 体重 55.70 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/17
* 今朝は、保谷厚生病院で、予約の受診に。
* 妻の体調、少なくも何種かの検査を奨めると。来週から、そういう段階を一応迎える。何かと心忙しく慌ただしくなる。落ち着いて、協力して、というより私が専心力を貸して乗り越えて行きたい。一つには妻は例年のごとく春過ぎから雨季前に季節病めいて体調を崩し気味になる。そして乗り越えて行く。乗り越えて欲しい。今週打ちにケアマネージに関する話し合いが予定されている。役だって欲しい。
2023 4/17
起床7:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.70 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/18
* 気が沈んで、弱みになっている。それと分かっていて、躰の芯にちからなく、励みがない。すてきなメールでも来ればありがたいが。
2023 4/18
起床6:00 血圧 155-75(65) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/19
* 前夜寝がけに利尿薬・浮腫どめを服した。ほぼ正確に90分ごに尿意に起こされたが睡眠は妨げなかった。正六時に起床。
要は、機械の不都合に悩まされているのを、「いいさ、勝手にしろ」と放り投げてでも、したい、すべき、「創作」等の要事に向き合うだけ。沈みがちな気分を躱し躱し、出来ることを出来して、「天来の救援」を待つあるのみ。。
* 疲労のママに無何かと気ぜわしく、妻の用向きで厚生病院へ自転車で走ったり、「ホームページ」復旧切願にかかわるメール往来等の心労のまま、混乱したアタマで気分も作業も右往し左往し、頓首のていたらく、ただもうどう為すか成るのか見極めがつかない。ただただ疲れる。
* 神戸に教職の鷲津仁志君(東工大卒)が、五月連休を利して上京来宅、「すべて調整」しましょうと。 感謝も感激も天に昇る有り難さだが、神戸と下保谷と、この距離を思うと身が縮まる。息もつまり、身の置き所もないほど。しかしームページ復活すれば、それはそれは有難く嬉しい。ウーン。ウーム。
* 京、山科の石川万左子さん(菅原万左の一人)「神宗」特製の塩昆布二種二袋、戴く。かねがね、美味い「塩昆布」は京大阪だやなあと切に感じていただけに、思わず手に戴いて頭を下げた。感謝。
* 耄碌の自覚に拍車。何が何して何とやら、あたふたと脳裏杜撰。
2023 4/19
起床7:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/20
* 昨夜は 遅くまで、日付の変わる刻限まで、妻と、ホームペーシ復旧の用談に暮れた。何かに追われるような性急な思いは棄てた方がいい。成るように成って行くのだからと「待つ」ことを、殊に私は覚えねばいけない。
2023 4/20
* 久々にスッキリ、散髪してきた。
浴室で「源氏物語」をしみじみと懐かしく楽しむという贅沢も。
* 五月連休を前に、何かしら、落ち着かない。世界も、日本も、気象も、政治も、落ち着きの無いことだ。
2023 4/20
起床7:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/21
* ま、フツーの目覚めか。
この書斎らしからぬ乱雑…混雑の部屋を、いくらかでも片付けておかねば。
襖…障子の「マ・ア」ズの亂害は防ぎようも無いが。
* 疲れ、果てているという実感。街へも出られれば気が変わるかと期待していたが、コロナ感染は減るよりまたも増えている。
むかし、この季節に妻と池袋へ出ていて、ふっと思い付きで「藤の花盛り」の美しいと報道されていた「足利」へ行って見ようかとその脚で出向いて、藤の満開をたのしみ、時ならぬ突風なんぞに驚き興じて帰ってきた。あの若さが、しみじみと懐かしまれ惜しまれる。
* 思いあまって、仕事部屋の片付けにかかり、超級に重たい本をたくさん、ヒヤヒヤしながら階下へ移動して、少しでも此の仕事部屋を寛げたいと。涸れていても、ヤルと成ると結局ヘトヘトに疲れてもやってしまう。投げ出せばますますヒドクなるから。しかし、大きな事典類のなんとなんと重たいことは。それでも黙々と作業しつづけて、なんとか、或る程度まではやっつけた。
2023 4/21
* 疲れきっていながら、さらに、バラバラに纏まり無く保存されていた沢山な原稿や史料や書き置きなどを、一々に分類して、ふぁいるノートにこまめに分けて保存し治した。目も神経も根気も疲れる仕事だったが、バラ毛手居ては意味を成しにくい文書や原稿や史料を、とりあえずは整理できたのは、気が好い。しかし、こんやはもうアウトだ。
2023 4/21
起床6:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/22
* 昨日来、書いた記事の奇怪な輻輳と異同とにほとほと悩まされた。今朝、健闘してなんとか、意図のまま落ち着け得た、つもり。
今日は、午に、歯科へ。昨日は異様な真夏日の気温で日本中が仰天だったが。今日は、ああは、なるまいか。
* 歯科の帰り、例の如く「中華家族」で昼食し、「ナガノ」で時計に電池入れて、帰ってきた。妻も私も、ほっこりと疲労。と
2023 4/22
起床6:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/23
* 「片付ける」「しまう」が、どんなに難儀か、混雑を極めた自室を見れば、瞭然。あーあ。 できることは、出来るかぎり正確にしておく。少なくも分類しての保存と不要分の消却。今はそれが大切。
2023 4/23
* 二度、疲れ寝。読書は相変わらず「源氏物語・絵合」「五十巻本・参考源平盛衰記・巻十三」「十巻本水滸伝・第八巻」ウンペルト・エーコ「薔薇の名前・下巻」トルーキン「ホビットの冒険」を、それぞれに、惹き込まれて読み進んでいる。
* 進行しつつあるかと想う物忘れや認知欠損を自覚している。「読み・書き・読書」に現状不足は無い。あえて気にしないで成るまま為すままに生活している。
2023 4/23
起床6:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/24
* 穏和な、はずみのいい一日ですように。
2023 4/24
* 明日、妻の胃カメラ検査。どうか、無事無難でありますように。
2023 4/24
起床6:10 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 57.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/25
* 起床、二階、やや背中が冷える。
* けさは、妻の胃カメラ検査。無事に終えますよう、祈る。
2023 4/25
起床6:15 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/26
* 日増しに明けがはやく、冷えも淡い。いつ頃から噛む早起きがむしろフツーになり苦にならない。かと云うて目立って有効に仕事を積むのでもない。つまりは、上記のままの「あそび」の時間。
2023 4/26
* 四月末の早い朝は、まだ背にも脚にも冷えが懸かる、のを頂き物の美しい編み物や手厚い懸け毛布であたため、機械に向き合うている。白髪には、やはり毛編みの、何と謂うか十二、三糎の巻物をかぶっている。これで、視力が終日元気でいて呉れれば有難い、のだが。
* 二時半。昼食前も後も寝入っていた。とにかくも寝てしまう。目の縁から微かな痛みと濃いつかれが全身へ広がる。テレビを見ても日本勢のドラマの低調拙劣はどうしようなく、韓国ドラマの時代モノに目はとめるが、なんとも凄まじく、毒の、殺すの、騙すの、陥れるのと、それも女がじつに邪慳に企み、脅かす。
* 目の前に仕事はこっちの手を待って幾つも在る、のに、手が働こうとしない。茫然と疲れている。やれやれ。
2023 4/26
起床6:15 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/27
起床6:45 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/28
* 夜前、床に就く前に「浮腫みどめ」を一錠口にしたのが効いて、尿意にきっちり起こされた。体重は一キロちかく減っていた。今朝も、二階廊下の窓へは冷気が走ってきた、真東からまっすぐ道路を照らす朝日が美しい。
我が家は、外の車みちからは二筋「奥」路の南側に在り、その路は東西に50メートル足らずか、我が家の間口はその西半分南側を棟二つで占めている。朝早くはその窓そとを清潔そのものの朝日がまっすぐ路を奔って明るく満たしてくれる。實に静かで、配達の車のほか、人通りということが無い。四つか五つかならべた小窓をあけて、寄りかかり瞑目して「座禅」ならぬ「窓禪」に耽ることも出来ます。とても気に入ってます。
* それにしても、そんな朝から、いま夜の九時、形ばかりに昼食も夕飯もしたし、連續の韓国もの『チャングム』観た気はしているが、実感としてはずうっと床に就いていた、エーコ『薔薇の名前』『源氏物語」の「松風」へ、そして『参考源平盛衰記』の以仁王蹶起と宮侍信連の獅子奮迅、また源三位頼政子息中津なの愛馬「木下」をめぐる平家二子定盛の横暴や長子重盛の「蛇」を懐中しての沈着とうとう、読むはたしかに読んでいたけれど、そのつど深く寝入り続けもしていた。目下に必要な仕事は、進むに進まない。
2023 4/28
起床6:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.9 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/29
* 今日は『昭和の日』とか。昭和生まれ(十年)の私らがちいさい頃、盛りの秋、十一月三日には「明治節」と謂うて、遠く遙かになっていた「明治」と「明治天皇」とをボーゼンと想ったものだ、それが此の晩春、「昭和」と「昭和天皇」とへ変わっている。
感、やはり無量。
2023 4/29
起床6:15 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 4/30
起床6:15 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 5/1
* 今日は、また歯科へ、妻と。
早起きして、気がかりの中途仕事を一段落ヘまで運んで置いた、
* 神戸歯科の帰り、例の如く江古田の「中華家族」で遅めの昼食、わたしはフンチュウとラオチュウと。真昼時の西武線は往きも帰りも、空いていて。
2023 5/1
* アタマの弱りも手伝い、思いのままに仕事が整い進まないまま、混乱へ。降参。しかし{降参}のママでは「生活」がならない。
2023 5/1
起床6:15 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 5/2
起床6:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 5/3
起床6:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 5/4
* 昨日についで今朝は十時過ぎ我が家へ再来訪、新機械「設置作業」を続けてくれる。午後の速くには、わが櫻小次郎こと東工大院卒建築家の柳君も訪れてくれ、嬉しい心強い時が持てた。感嘆の時がもてると。どうか私の、私たち夫婦に體疲労つのることなく、快い時間が懐かしく楽しめますように願っていた。
とにもかくにも、二人の元学生君らは、あれから四半世紀に増す社会人、鷲津君は大学教授、小次郎クンは竹中でベテランの大建築設計/施工者。わたしは、やそしち歳もの老作家。「めでたし」と、心より喜んで佳いだろう。
* とはいえ、新設機械での私専用ホ-ムページ「開設」「始動」には、相当な長時間がかかり、難しそうで、私には理解浸透とはゆかない。
ちゃん「仕上がりました」らしい、が「機械バカ」の私自身ではまだ指一本の試働も始動も出来ていないまま、
夕方になったので、そこで作業は終え、徒歩、三人で寿司の「和かな」まで。だが、私、ただもう疲労困憊と強硬な腰痛、背痛前傾で、杖つきながら前へ仆れかけること甚だしく、柳君の腕に掴まって、辛うじて転倒はせぬまま、「和かな」へ転げ込む。
歓談、そして酒肴。鷲津君は汽車の時間だろう先に見送り、柳君と二人、更に歓談のあと、タクシーをよんでもらい、帰宅、柳君は自転車で帰っていった、が、無事で有りますようにと、気の利かない祈りを「自転車での帰路」へ祈った。
* で、さて新しい機械クンへの順応は。 先行していた機械と新機械との連携は。
私、分かってない。指一本も付けられないほどの疲労。 明日に、明日以降に希望を持ちたい、この前機と今回設定設置の新機との無事の連繋が、ともあれ当座ゼッタイに必要。わたしに、それが励行、確認可能か。ただただ、なお不安。
今、十時過ぎ、休む。妻も、我が家には何十年希有の「来客」で体調をつよく崩し、床に就いている。
* じつに「大仕事」だった、「ただ傍観していただけなのに。疲れた。
2023 5/4
◎ 令和五年(二○二三)五月五日 金 端午の節句
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。) 2023 5/5
起床6:00 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
(血糖値、血圧は、月初等随時に、測る。血圧は二度測って低い値を採る。)
2023 5/6
〇 ホームページ復旧なさったのですね。おめでとうございます! 嬉しいです。
「疲労困憊」とはうかがっていましたが、それでも尚 お仕事に励まれているご様子 などうかがえて、少し安心いたしました。
昨日は、父八九歳の誕生日。父も母も、大きな病気もなく、好きなこともモノもあり、元気でいてくれるのは、娘として何よりの幸せです。七月ころには帰省もできればと思っています。
昨日今日と初夏のような陽気で、海に入って遊んでいる人さえいましたが、来週は三月並みの寒さに戻るとか。お体くれぐれもお大切になさってください。 市川
* さて、いまだ立ち往生、と謂うより私の「会得不全」ですんなり活躍して貰えない「新設定パソコン」に慣れ馴染み、世界・世間へ私の自力/自前で「私語の刻」が送り出せるようにならねば。
出来るかなあ。やってみる、遣りづける。それです。
* まだまだ、新機械への「移行には難問題」有り。舊機械でならすらら書ける文章が新機械では馴染まない。慣れないと謂うことだろうが、この舊機械は まだまだとても手離せない。それが分かった。
独りでは新機械をワンコース遂げることがなかなか出来なくて、妻にそばで支援/助言されながら、九時半、へとへと。もう階下へ「脱落」する。
2023 5/6
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.6 kg 朝起き即記録
2023 5/7
* 「マア」ズは仕事部屋へドアあけ襖あけ自在に侵入できる。吐いてての徘徊と探索は気まま、思いも掛けぬモノが階下へ運ばれていたり。今朝はウカと藏い忘れた「鰹」袋ヲカラにし、階下廊下に吐瀉のアト有り。
出るときは、ドアを重いモノで妨碍するのだが、忘れることがあると、すかさず「お二人」に入られ、徘徊される。多大の被害はなくても、失せ物が出ると迷惑する。
可愛い「子」たちのこと。怒鳴ってやる程度で、体罰は加えない。ドアの閉め忘れは私の責任。
2023 5/7
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.6 kg 朝起き即記録
2023 5/8
* 例に無く長時間、途切れずに睡れて。目覚めるとはや六時半、そとは明るく。「ま・あ」すに朝の削り鰹をあげました。まさしき五月雨、すこし両腕が冷えている。
* 妻が予約の病院受診、幸いに異常と謂う程の何も無く済んだのが有難し。
2023 5/8
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.6 kg 朝起き即記録
2023 5/9
起床7:10 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.6 kg 朝起き即記録
2023 5/10
* 夜前は疲れ切り早くに床に就いた。三度ほどは手洗いに起ったが、いやな夢も見ず、ほぼ快適に寝て起きた。今朝には「湖の本 163」ができて届く筈。問題は入稿郵送した『湖の本 164』がまだ印刷所で確認できてないと謂うこと。念のため新たに追送の用意はしてあるが。
* 『湖の本 164』納品され、即、発送作業に入る。
* 終日、ふたりして発送作業、全三分の一を送り出した。明日に続く。
2023 5/10
起床7:25 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.05 kg 朝起き即記録
2023 5/11
* 発送 二日目に・今度の郵封のセイか、荷がいつもより、是までより重い。ダンボール箱に55冊平均で運んだのが70冊に。強烈に重い。我ながら惘れる腕力を駆使しての作業。今朝は首も肩も痛んでいる。それでもまだ今日明日の作業、続ける。
* 妻の協力で「湖の本 163」各位への全発送を終えた。「164」入稿は昨日に確認されている。暫くは「読み・書き・読書と創作」へシカと振り向ける。発送は大変な力仕事で、ダンボールに郵封された75冊分を持ち上げられる87歳はめったにいまい。方も首も痛むけれど。こんな作業を「創刊」いらい37年も倦まず続けてきた。
* さて、「新機」から発信を切望している「ホームページ」だが。未だに、有効な設定に到らず、画面は開くけれど、私流に「書字(ひらかな打ち)」が効かず、大画面はぎらぎらと真っ白で眼を痛め、立ち往生している。もう一息か二息か。はやく、有効に働いて欲しいが。やれやれ。
2023 5/11
* 昨日今日の「発送」に。超級の重荷を散々持ちあげたのが、てきめんに腰へ来ている。明日はまた歯医者通い、それが済めば、落ち着いて創作へ姿勢を定めねば。
2023 5/11
起床7:25 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 56.05 kg 朝起き即記録
2023 5/12
* 歯医者へ二人で。済んで、車で、生け風呂のメトロポリタン・ホテル 二階和食の店で。イタリアの好い赤ワインを一本美味くのみながら。珍しい、というよりも、いささかヤヤッコシイ和食で、「湖の本 163」発送了を自祝、乾杯してきた。
幸いというべきか、「湖の本 164」の初校出までに間があり「165」入稿もこれからの用意。差し迫って厳しく追い掛けられる作業はなく、「読み・書き・読書」以上に「創作」に打ち込める。仕掛かりの長編などをシッカリ追い掛けたい。
2023 5/12
起床6:55 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.4 kg 朝起き即記録
2023 5/13
* 夜中、手洗いに起とうとして烈しく転倒、疊一枚ほどのパネルヒーターに片身から烈しく衝突。バネルに突起なく出血等の怪我は無く済んだが、肩や背や腰に一味が残った。この前に、用あって倚子に起ち大きく傾いて転落した。アレは危なかったが、今回は痛みが来た。やれやれ。封筒入りの「湖の本」を75冊詰めたダンバール箱を二日にわたり何度も何度も持ち運びできる腕力のあるのも我ながら不思議だが、痛くはあるが脚腰が未だ効いているということか。
気がかりは、視力。テレビにでる文字の殆どが能く読めない。一歩一歩一歩と「往生」の路を辿っているのだ。
〇 鴉に パネル一枚ほどの大きなヒーターに激突とは! 軽い痛みで終わって欲しいですが、現在は如何ですか?痛みますか?
本を入れたダンボール箱を運ぶのは重すぎます。段ボールを玄関に置いて本75冊を順
次持って行って箱詰めはできませんか?些か差し出がましいけれど・・。
昨日メールを送った時、まだHPが復活したと確認していませんでした。迂闊な事です。気づいて漸くHPを久々に読みましたが、何だか不思議な感じがします。もう一度ゆっくり読み直します。
今、長いメールが書けません。改めて書きます。
くれぐれもくれぐれもお身体大事に。 尾張の鳶
* ちゃんと「返事」を書いて送った気なのに、それが無い。見つからない。機械の操作もあやふやに麻呂を歩むことに成ってきたか。
2023 5/13
起床6:55 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.4 kg 朝起き即記録
2023 5/14
* 十分寝たと想うのに、充血したように目が痛み、元気が無い。幸い一段落しているのだから、機械に貼り付いているより熟睡すればいいのだ、が、休めないひとなのだ、わたしは。疲れは何枚何重にも積んでしまう。下手なのだ生き方が。
2023 5/14
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.1 kg 朝起き即記録
2023 5/15
* 實に十二時間を超えて寝続けた。よくよくの疲労だったのだろう。
2023 5/15
起床7:30 血圧 175-74(88) 血糖値 92 体重 55.1 kg 朝起き即記録
2023 5/16
* 寝るべく生きているように超・長時間寝続けていた。いやな夢は見なかったが、東大の赤門内の山林が更に宏大な山林になり、みおろす崖下を大きな河がなが、そんな中をまことに愛らしい優しい、しかも聡明な若い小柄な人と歩いていた、夢の内で。出逢った覚えの無いひとだが、懐かしかった。いつ知れず別れ、わたしは「独り」になっていた。
その後は、ただただ睡眠していた。
2023 5/16
* 疲れを払いのけることは出来ないが、寝入ることは出来る。目が覚めて、また生きて行く、そのほかは考えない。
2023 5/16
起床6:00 血圧 130 (62) 72 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
2023 5/17
〇 秦さんへ
「或る往生傳」をまた読もうと思って
思わず 秦さんのメールを開いてしまいました
あれっ 「湖の本」だった と気づいたのですが
5月10日 血圧 174ー74(88)にも気づきました ところが
9日 血圧 174ー74(88)
8日 血圧 174ー74(88)
7日 血圧 174ー74(88)
6日 血圧 174ー74(88)
5日 血圧 174ー74(88)にも気づき これは と、ほっとしたり それにしても 10日の数字が気になります
秦さん くれぐれもお大切にされてください
コロナは決して終わってはいません
私も気をつけて頑張ります 勝田e-old chiba 拝
▼ 勝田さん ご心配懸けました。實は、血圧測定を ずーっとサボっていました。
いま、久々に測りました。 130 (62) 72 でした。血圧の異様は最近は気づいて居ませんでした。おそらく只今測定の此の数値前後が、在来の平均値だろうかと感じます。
ゴメンナサイ、ご心配懸けました。胸を張って元気元気とも威張れない昨今の疲労ではありますが。
勝田さんもどうぞ、お大事に御怪我の有りませんよう。
そろそろ、街へ一度 出歩いてみたくなっていますが、ま、池袋が限度でしょうか。
世界も日本も グダグダと心地よくない近況です、が それだけに精神衛生は大切にと心がけます。
よみ・かき・讀書と創作。ま、それしか出来ない不器用者なんですが、 ご一緒に 何かうまいもんを食べに出たいです。 秦 生
2023 5/17
* 五体放心のていにほとほと疲れていて、妻も同じく、先に寝にゆかせ、しばらくは独り『デイ・アフター・ツモロー』とか謂うコワイ映画を観ていたが、それも途中で投げて、さほど遅くは歯無かったろうが床に就いて灯を消した。
2023 5/17
起床5:50 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
2023 5/18
* 早起き。フクザツ・カイキな、よくは憶えぬ不快な夢に終夜脅されていた。目覚めて、左眼に痛み。
2023 5/18
* しかと自身の立ち位置を覚えない。茫っと。みな忘れ、寝入るにシク無しか。
2023 5/18
起床6:45 血圧 150-83(61) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
2023 5/19
* すこしくフクザツ・カイキに小説家・私を導く夢を見た。何処へ。
2023 5/19
起床6:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
2023 5/20
* 早朝の起き抜けにきつい鼻血を出した。今日は妻と、例の歯医者へ。昨日は暑かったが、今日は。なにもなにも無事でと願う。
2023 5/20
* 降るような降らぬような、寒いような暑くなるような。元気を喪いかねない。跳ね返すように生きねば、歯医者通いと雖も。
* 歯科医、「中華家族」で遅めの昼食、三時半にもなって帰宅。
もう「湖の本 164」初校が出てきた。急ピッチも構わない、成るものは成るものと、頓着も斟酌も無く進めて行く。
2023 5/20
* 大冊『秦恒平 愛と怨念の幻想』の著者、永栄啓伸さん、地元五條の名品、名店「たなかの 柿の葉寿司 鯛/・鰹・鯖」をみっしり詰め合わせた一樽を贈ってくださった、じつに美味い、そして満腹。感謝感謝。
* 美学先輩の半田久さん、今日の名産といえる「竹の子ごはん」をこんもりと柔らかに煮て、下さる。竹の子、大好き、少年の昔が懐かしい。秦の母はいわばいろいろのまぜ御飯を炊く名人だった。父も、小姑の叔母も口うるさかったので、母は苦労したのだ。祖父鶴吉もともどもうちの大人たちはシンラツな批評家だった。四、五歳の「もらひ子」だったが、わたしもまた秦の大人たちを見つめるように批評していた。
2023 5/20
起床5:30 血圧 161-78(502) 血糖値 92 体重 55.5 kg 朝起き即記録
2023 5/21
* はやく目覚め、二階へ。美味い柿の葉寿司二つ、独りで朝食。
2023 5/21
起5:25 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.6 kg 朝起き即記録
2023 5/22
起7:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
2023 5/23
起7:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
2023 5/24
* 寒いほどに冷え冷えと、あまり気分のいい一日ではなかったが、各種各方面の仕事は気ままに割り振りながら、寝たければ寝、生協から届いた四合瓶もチビチビと楽しんで過ごした。何よりも『或る折臂翁』の初校を読み切った衝き上げような「震撼」は凄かった。
2023 5/24
起6:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.2 kg 朝起き即記録
2023 5/25
* この日録が、何種かにバラけている、のを調整するのにこの朝を虚しく費消。よほど集中/注意して仕事しないと、もう耄碌の害は防げまい。情けなし。
2023 5/25
* パソコンの文字が、よく見えない、ハダカ電球で画面を照らしている。もう、いよいよ…ダメか。郵便、日ごろよりも数多いが、読んで書き写すのは、もう無理か。
2023 5/25
起5:45 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.15 kg 朝起き即記録
2023 5/26
* キツイのどのヤケで起きた。のどのやけに効く「ジキナ」と乳酸の腸薬そして龍角散というキマリの対処のまま、二階へ来た。日毎に夜明けの白み、はやい。
* 呆けていたともおわないが、漫然、やぶんになり、睡い。体調、芯のところで弱伝いるっているか。
2023 5/26
起5:45 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.15 kg 朝起き即記録
2023 5/27
起7:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 5/28
* 夜前、よせばいいのに「浮腫みどめ」を服して寝たがさいご、ほぼ小一時間ごとに尿意に起こされ続けた、何度床を起ったか知れない、朝、正七時、みごとに体重が減っていた。
そんなことよりも 新旧のパソコンが連繋してまったく新環境を成している眼前ノ事実に感謝感動、柳君の好意と奮励に篤く感謝。
そして今夕には鷲津君がみえて、「ホームページ」を設定してくれると。なんたる幸せ、感謝に堪えない。吉祥寺住まいの柳君とは時折に接して来た東工大院を卒後の四半世紀だが、鷲尾君とはいらい初めての出会い。かれは私の「教授室」をいの一番に訪ね手呉れた学生君であった、が。幸せなヤツだなキミはと、しみじみ「やそしち歳」自身の顔を近くのちっちゃな鏡に眺める。マスクで隠しているが、歯は、左奥下に二本しか無く、モガモガとしか話せない。髪は、雪白、半分ほどは残って居る。
* 鷲津君が来てくれまして 見事に、ホームページが再開しました。バンザイ。
2023 5/28
起7:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 5/29
* 利尿薬も浮腫みどめも服さず寝入ったので、ひどいときは小一時間、一時間余りで尿意に起こされていたのが、今朝は目覚めて五時半。夜中に起ったのはに二度ほど、安 眠できた。
2023 5/29
起6:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.0 kg 朝起き即記録
2023 5/30
* 有難う存じます。馬場あき子さんに触れて、初対面この方の懐かしいお付き合いを書き留めたのが、何故か、機械から忽として紛失。機械クンもほとほと疲れているか。
鷲津クンからも「念を入れる」べく来駕のメールをもらったが、ほとほと、私だけで無く妻もこのところ弱って寝入りがち、機を新ためてと、辞退した。
* 鷲津・柳両君親切の設定が、アタマに入りきらぬまま、手にもち確かに触れ得ぬまま、今日、疲労困憊の底で藻掻いていた。鷲津君のもたらして呉れた新鋭の大機が、勿体なく私ゆえに立ち往生を強いられている、可哀想に。しかし、しかし出来ないド壺に陥ち、健康を害して寝込んだり病んだり入院したりしては、此処へ来て生涯を棒に振りかねない。「機械バカ」で所詮は終えるのがメデタイのかも。
* 夫婦して、大好きな映画『オペラ座の怪人』に泪して惹きこまれ、美事な歌唱、ことに終盤 オペラ座の「悲しい怪人と天才の歌姫クリスティーネ」との美しいかぎりの「フアウスト」熱唱には、眞実、噴く泪で感動した。素晴らしい映像と声楽。
* 心神身体 千切れた綿のように疲れている。一日一日、辛うじて保(も)たせて行くような日々が続きに続く。
2023 5/30
◎ 令和五年(二○二三)五月三十一日 水 皐月盡
起7:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 5/31
* われながらナニの爲に呼吸しているかと惑うほどボーゼンとしている。心神ともに活きていない。なにか途方も無いことを始めようか、例えば『参考源平盛衰記』のおもしろい處を現代語訳してみるとか。バカな、そんな有り余るヒマなど、わたしにもう残って居ないのに。こうも書き放しているなにもかもが、もはや我が「或る往生傳」であることを自覚している。
* 夕食後も、床に就き、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』をよほど読み進んだまま、八時半も過ぎるまで寝入っていた。
2023 5/31
* スゴイほどな雨のアトが、美しく晴れたきょうだった。五月が逝くのだ、雨季はこれからになる。気象、天候も、幼時の印象や実感からは替わってきて、小学生の頃は暑いきみりように謂われた京盆地、祇園会の盛りの頃でも稀に33度などと聴くと仰天したが、近年の東京では40度越す熱夏も稀でない。天候だけは避けて通り過ぎにくい。
2023 5/31
起5:30 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 6/1
起7:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.2 kg 朝起き即記録
2023 6/2
* 夢は、結句「見忘れる」もの、荷になって残らない、それが佳い。
2023 6/2
* 鷲津クンのもたらし贈ってくれた「新機」が、「文藝/文章」の用よりも、広汎・宏大な「世界」の「視覚的な妙味」のゆえに私を惹きつけ始めている。楽しみが猛然と増している。「新・舊」機の間理連繋/連絡もわたくしなりのたどたどしい手順ながら、なんとか働いて見えかけている。私の、パソコン世界が多彩に色めいて働きかけている、のかも。「読み・書き・創作」は書き馴染んでいる「舊機」を頼み、「新機」には保存と好奇心の満足に遊戯感覚も交えて付き合ってもらう。
ホームページがどうなって、、どう動いているのか、實は私自身にも明晰には見えも理解も出来ていない。神戸住まいの鷲津君には「メール」で教わり、話し相手にもなって呉れる都下近隣の柳君には、ときおり顔を見せて貰えるとありがたい、妻にも私にも「疲労」の弱りの溜まっていないときに。病気を誘いかねない「疲労」クンや「疲労」サンの来訪は、「よく自身体調を見イ見イ」しつつ有難く嬉しく歓迎したい。
2023 6/2
* 真夜中かと寝呆けて起きて、晩の九時。大雨の音やまず、妻は、浴室に。夏は、よるのメールに、目もしろくろ。それでも生きてるンやなあ。
2923 6/2
起5:45 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.4 kg 朝起き即記録
2023 6/3
* 父の自転車で、京の東山、山科方面をしきりに疾走しつつ、いろんな夢を、断片の綴れ織のように、楽しくも怖くも危うくも見続けていた。懐かしい出会いも身の毛のよだつ怖い遭遇もあった。私自身は青年以前であった。そんな夢のかき混ぜのなかで、書きかけの作の前途を色いろに工夫し、こじ開けようとしていた。着想も得た。背を押されるように目醒めた。前日前々日來の凄まじい豪雨が上がっていた。 今日は歯医者の予約。左下の奥に二本余の残り歯だけに慣れ、総入れ歯の用意とやとやらには辟易している。
* 歯医者、上にも下にもデカいほぼ総入れ歯らしい。いっそ歯ナシでいいと思うが。
2023 6/3
起5:30 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 6/4
* 機械の前、倚子の儘、6:50で眠りコケていた。だらしないことだが、抗いようが無い。会社員や懸命の稼ぎ手でなく、有難し。寝て寝て寝て通り抜けられる不調なら、ルルはクスリと覚悟して服薬する。
2023 6/4
起7:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.2 kg 朝起き即記録
2023 6/5
* 妖婉しかも豊穣な嬉しさに歓喜した夢を見た。「やそしち」の枯れた爺がいまなおかよう艶冶な夢にまみれ得るかと、濃い深い驚きに老いの胸が騒いだ。まだ、生きてるんやナ。
2023 6/5
* 体調/体力は改善しないが、怺えている。コツコツと、歩けるだけ前へ歩くだけ。 2023 6/5
* めったヤタラに耐えているが。何に、となると我ながら判らない。こんなときは、仮構の世界へ逃げこんでいた方が怪我が無い。
* 全盛を傲る平家の前に率先起った後白河第二王子の以仁(もちひと)王、連れて起った源三位(げんさんみ)頼政の一党、ともにすこしく時期を早きに失して、凄絶の闘いの末に全滅して行く、その記事の、『参考源平盛衰記』にみる凄惨な奮闘と敗北とには思わず泪してしまう。私所持の此の本は、和紙和綴じ和字の四十八冊本、感銘の儘に一部を採り上げ現代語訳してみたい願いに駆られている、が。今は何もかもが気ぜわしく忙しく動いている、私ひとりが疲労しきったまま。
2023 6/5
起7:20 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.2 kg 朝起き即記録
2023 6/6
* 仕事には段取りがいくつも錯綜しやすく、それでも幾色もの段取りを絡めず編み上げて行かねばならない、この心配りに草臥れる。
午前から、もう夕方六時。状況は、うまくも進展も整理もついていない、惘れるほど。「よそ見」ばかりしていたか。それでも疲れた。価値の無い疲労よ。
2023 6/6
起7:15 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.2 kg 朝起き即記録
2023 6/7
* 私・秦恒平の「ホームページ」は「何処に開いているのでしょうか」と、不審の問い合わせ、頻り。
實は、私にも判らない。東工大卒鷲津君、柳君の「苦辛」がどう活きて働いているのか、事実は、此の私の力不足、理解が、何処へも行き届かぬまま、事実上、設定が立ち枯れているらしい。両君の好意熱意と設定に、私自身が体力消耗で途中にヘバって、マイってしまったために、仕方なく半途に立ち往生しているのだと思う。困りました、が、私の至らなさであり、両君ゆえの現状ではありません。
秦の父は、今の私のいま年齢八七歳頃まで、京都市内で現職の「ラジオ・デンキ屋」さんだった。わたしには所詮は商売を継ぐ「電機」技術を理解もちからも無かったのだ、私はひたすらに「読む」人として成人し、秦の父は徹底して本など一冊も読まず、いつもラジオの腹を暴いては機械に触れていた。その点で、父の「もらひ子」恒平はツボにはまらなかった。
2023 6/7
* 明日は建日子が、顔を見せると謂う。明後日は歯医者。下の左奥に二本しかない口へ、上も下もぎっしりの入れ歯だという。あまり嬉しくない。
2023 6/7
起6:15 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.2 kg 朝起き即記録
2023 6/8
* こういう鬱陶しい時節・季節には、疲れれば「眠る」が勝ちだ、怠けたなどと思わない、良薬に類している。五時六時に目覚めればすぐ起き、足せる「事や用」は足しておく。たとえ二時間を寝入っても、また目覚めて午までにまだ一時間余っている。早起きの徳というべし。午後には久々に建日子の顔が見られる。朝日子彦の顔も見たいがなあ。
* 建日子二、三時間も話していった、か。
* 朝日子やみゆ希の話題になると、予期を超えて話題が凍えて行くのに私の身は縮まった。私に有る情愛や懐かしさが、建日子にも妻にも、つまりは母親にも、冷え切っているのに愕然とした。
孫の一人、亡きやす香の妹みゆ希の住所さえ探しようも探す気も無いという。朝日子は我々にとって完全にアカの他人になっているという。わたしにはそんな気は毛頭無いのに。
実父母との暮らしの記憶を毛筋ほどももたない私、「もらひ子」として秦家に養われ成人した私、血縁の実兄ともただ一日として一つ屋根の下で過ごして記憶の無いまま自殺され、その息子、甥の独りにも自殺されている私、娘にも離れて娘の子孫の一人には病死されもう一人には毛筋ほどの思いも分かち合えないで往き別れているわたくし、息子の建日子には妻として紹介されたことの亡い同居女性に、孫の恵まれる気配もない、父の私。
徹底的に私は此の世に血縁の暖かみをすべて奪い取られるべく産まれてきたとしか謂いようなく、やがては根性を終えるだろう。
肉親をたのまず、ひたすらに他人の内に「身内」としての篤い合いをただ求め続けてきた私。ま、肉親の愛に溺れていたならとても創作家になどは成れなかったろうが、寂しい生涯の儘果てて行くのだと苦い笑いただ噛み殺して行くのだと断念し果てているよ、もう。
2023 6/8
起6:15 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.2 kg 朝起き即記録
2023 6/9
* ウーム。心神 ヘタばっていましたので、実感というのを持ち侘びてるんやなあ。
* 歯科へ。妻の体調宜しからず。帰路、「中華家族」での昼食もそこそこに是非必要な保谷駅前の銀行でぜひ必要な諸手続きをして帰ってきた。
2023 6/9
起4:30 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 6/10
起4:30 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.0 kg 朝起き即記録
2023 6/11
* 夜十時半をまわって、それまで昼と湯方の食どきをべつにして、ほとんど根潰れていた。いくらかメール来信があるようだが。このまま寝てしまう気。斯く此のまま水に沈むように現世(うつしよ)を去るのであろうよ。あえては逆らうまい。
2023 6/11
起5:10 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55.4 kg 朝起き即記録
2023 6/12
* 夢の内で、いかにもそれの謂えるらしい人から、かなり年嵩な先輩作家から言われていた、「秦さんは、作家として、大きなトクをし、ソンもしましたね。いわば文壇の寵児でしたからね」と。
じつは、おなじことを色んな機會に何度も色んな人に小声で言われてきた。
つまり、どういうことか。
私はいわゆる「同人雑誌』体験とか「文學仲間」のただ一度も一人ももたず、突如として筑摩書房「展望」誌の「第五回太宰治文學賞」をもらった。芥川賞とは異なってとうぜんのように「応募・選抜」賞なのであったが、私は当時「筑摩書房」の名こそ知っていたが綜合誌「展望」の名も存在も、まして「太宰賞」の在って、すでに四度も選考され、第二回に吉村昭さんが受賞されていたなど、一切が私、知見知聞まして関心の真っ白な「以外」であった。
そんな、会社勤め全く無名の私に宛て「第五回太宰治文學賞」に当選されましたと社宅の一室ずまいだった我が家へ「電報」がきたと妻が会社へ電話してきた。「ナンじゃ、それ」としか、かけらも覚えがなく、筑摩書房から写真を撮る社まで来いと「展望」編集長の電話も来た。選者は「井伏鱒二、石川淳、臼井吉見、川上徹太郎、唐木順三、中村光夫」と畏怖しいような六氏の「満票当選」と聞いてもただ私はボーゼンとしていた。選考対象は、私がそのしばらく前に、例の独り合点で自費製作出版の四冊目の私家版作品集『淸經入水』のその巻頭表題作だと。読売はじめ各紙が「時の人」と報じ、私の見知らぬ「実父」は入院中に新聞で知った、読んだと手記を遺したが、ハテ何が何して斯うなるのか…。私家版本の『淸經入水』が、やみくもに送り届けてあった先のお一人、敬称は略してあの「小林秀雄」から選者の一人「中村光夫」へ回された、らし、かった。果然、選者満票で「現代の怪談」とも評(川上、唐木、中村)された「淸經入水」は「第五回太宰治文學賞」
推されていた。「応募」の態に処置されたのであろう、作者の私にはただ「寝耳に水」の驚愕であった。「秦さんは、作家として、大きなトクをし、ソンもしましたね。いわば文壇の寵児でしたからね」とはこういう「スタート」をも謂われていたに相違なく、それだけで終えてしまわなかった…、と、思っている。
2023 6/12
起5:45 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.7 kg 朝起き即記録 2023 6/13
起5:45 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 56.7 kg 朝起き即記録
2023 6/14
* 視力の衰弱甚だしく、困る。老境の通有と諦めていて佳いことではあるまいが。
2023 6/14
起7:00 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録
2023 6/15
起5:00 血圧 148-73(65) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録
2023 6/16
* ぐだぐだに疲労が身にしみ、床に就いては、読んだり寝入ったりを繰り返し、ロクに食べてもいない。徳田秋聲という、いまどきどれほど読まれているか判らないまでも、凄いほどに見事な日本語の文章作家に、ま、私は昔すらそうなのだが、崇拝の念をすらまた新たに長編『あらくれ』を読み進んでいる。
秋聲に劣らぬ、知名度や人気ではそれ以上の島崎藤村『新生』も懐かしい、が、藤村の日本語には少しく独自の「思い入れ」が苦味のように混じっている。
そしてまたまた、しみじみと感じ入るのが、結句は『源氏物語』いま「薄雲」巻を読み通してきたが、数行、十数行も読むよむだけで日本語での「ものがたり」の醍醐味、眞実感に呆れるまで惹き込まれる。
近世の水戸で編まれたという『参考源平盛衰記』は、いわば数多異本異伝異文それぞれの妙味を惜しげなく編纂してくれている。あの源氏と平家の時代を論策し批評する「虎の巻」の觀にしたたかに惹かれる。
* 六月だから懈いいのか、夏季とも暑く極まればかえって怠さからぬけられのか。少年の昔、私は春秋よりも、盆の底で灼かれるような凍り付くような京盆地の真夏、真冬が好きで元気であったが。
2023 6/16
起4:55 血圧 162-76(62) 血糖値 92 体重 55:2 kg 朝起き即記録
2023 6/17
* 目覚めを刺戟の不時の玄関ホーンに、ともあれ すこし間を置いてドアをあけた。夏至近い五時前、前道は綺麗に明けていた、人の気配は無かったが念のためポストをあけると朝刊の外に縦に四つに畳んだ小さくない白い紙が入っていた。「織田信長公末裔」を名乗ったいわば怪文書。やれやれ。そのまま五時前に床を起ってしまった。やれやれ。あとくされなきを願う。
2023 6/17
* 疲れきってか他に理由があってか、たしかに早く起こされはしたけれど、一仕事のあと、夜昼の判じも就かず、よくよく寝入ってはや午後三時、夜中かと思いながらふらふらで目覚め、此処、機械(パソコン)の前へ来ていた。
京祇園の橋本嘉壽子さん、弥栄中三年五組で一緒に卒業した女友だちから、京風の凝ったお菓子とも塩吹き「出汁の素」とも謂える『初霜』の珍味を戴く。ありがとう。此の「嘉ぁちゃん」は、健康の理由から一年上にいた人、幸いに、元気にひさしく「湖の本」にも最初から付き合ってもらっている。ますますお達者でいて下さいよ。
「この学年」女子では、嘉ぁちゃんと同じく最初っから読者でいてくれた中村節子さん、最近に翠の毛糸でジャケットを編んで呉れた渡辺節子さん、それに割烹「浜作」の大女将だった北村洋子ちゃんの四人が健在。有済小学校卒では「お嫁」候補だったと聞く、いまも踊りの「おっ師匠はん」の林貞子ちゃん、高卒では私筆名「菅原万佐」になって呉れたうち菅井チエ子さん、樋口万佐子さんが嬉しくも健在で、「湖の本」をいつも送り届けている。
2023 6/17
起6:15 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録
2023 6/18
* 暑いのに膚がゾワッとするのは快くない。梅雨はまだまだ続くか。
2023 6/18
* 寝汗もかいて何度か寝入っていた。あわいに、昨日も觀終えた感動の名画チャールトン・ヘストンが主演の『ベン・ハー』についで、今日も大作オードリー・ヘプバーンとヘンリー・フォンダの『戦争と平和』を観終えた。信仰が導く深い深い感動は前作が勝っていたが、モスクワやロシア国土へ作家の高橋さんらと旅した想い出も蘇って、『戦争と平和』の大いさは、さすがにトルストイと懐かしく頷かせた。
もとよりまるでサマは異にしながら『参考源平盛衰記』の、『源氏物語』の、さらに秋聲『あらくれ』のせいみつと謂うしか無いリアルな筆触の味わいにも魅されていた。
本が読める幸せは、私の人生を底から喜ばしくそ支えてくれる。その喜びと感謝のためにも窶れゆく視力を大切に保たねば。
2023 6/18
起6:15 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録
2023 6/19
* 今日は、熱い記念のあの桜桃忌、小説『淸經入水』が第五回太宰治文學賞に選者満票で推薦されたあの桜桃忌から、滿五十四年。幸い昨日も今日も明日も私は一作家としての文筆・創作の日々を送り迎える、迎えている、ことにただ感謝のみ。
2023 6/19
起5:45 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:55 kg 朝起き即記録 2023 6/20
* 午前 歯科へ。銀行の要を済ませ、保谷駅構内で買いものして帰宅。
2023 6/20
* しかも終日ゾクゾクの膚寒さ、日毎に暑気勝っていると謂うのに。自身、健康とは謂えない。
2023 6/20
起6:50 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:25 kg 朝起き即記録
2023 6/21
* いい夢見ではなかった、安眠と謂うよりも「輕眠」にながされ、ふと目覚めた。そのまま起きた。
2023 6/21
* 「食べては、いる」気でいるが。此の雨気り重たさをやせ細った全身に被っている。誰しものことと、諦めて耐えている。たえる術は「読み・書き・讀書と仕事」に変わりない。願わくは私の此の「きかい・ばか」が幾らかでも改良されたいのだが、アキマヘンなあ。「ラジオ・電機屋のセガレ」で育ち、「国立東京工業大学教授」を定年退官していながら、「ホームページ」建設はおろか、勘弁にパソコンも日々難渋してまちもに扱えない。情けない。
2023 6/21
起7:00 血圧 160-77(58) 血糖値 92 体重 56:0 kg 朝起き即記録
2023 6/22
* 亡くなっている実兄の、あまり楽しくない夢を観た。総じて安眠していなかったが、目覚めは、いつもより遅かった。
2023 6/22
* 「六月病」となづけたい、ぐったり疲労・がっくり疲労にメゲているのは、私だけではない。妻も、私以上に同じく。 しかも、明日には『湖の本 165』が出来て届く。だが、創刊半世紀余にして、初めて「発送用意」が調ってない。あきらめ、居直り、ゆっくり日数をかけ、徐々に「送り出す」とする。週刊誌でも月刊誌でも無い全てが「単行著作」なのだから。
2023 6/22
起5:30 血圧 161-73(57) 血糖値 94 体重 55:6 kg 朝起き即記録
2023 6/23
* 熱いかと思って寝入ったのが肌寒く、毛編みのジャケットを着込んで寝たほど。
今朝は九時には「湖の本 165」新刊が納品される。発送は急がない。なにもかも急ぐということはすまいと思う。ゆっくりと永目に。
* 九時『湖の本新刊 165』納品、午後三時半に配使に一便託す。明後日には送り終えたい豫定。慌てず急がず。体力に出送の自信有れば200巻でも書き続けられるが、妻の余力も考慮しないと、ムリが二人に祟っては倶倒れに成る。
2023 6/23
* 熱いかと思って寝入ったのが肌寒く、毛編みのジャケットを着込んで寝たほど。
今朝は九時には「湖の本 165」新刊が納品される。発送は急がない。なにもかも急ぐということはすまいと思う。ゆっくりと永目に。
* 九時『湖の本新刊 165』納品、午後三時半に配使に一便託す。明後日には送り終えたい豫定。慌てず急がず。体力に出送の自信有れば200巻でも書き続けられるが、妻の余力も考慮しないと、ムリが二人に祟っては倶倒れに成る。
2023 6/23
起4:30 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:0 kg 朝起き即記録 2023 6/24
* 何となく目覚め、そのまま起きてしまった。「湖の本 165」二日目の発送に。
あれやこれやとイライラ悩ましくしないで、「機械クン」の『現状』」に逆らわぬように、ようにと附いて行く。
* どう生きているのか、判断がつかない。昼過ぎに、妻とセイムスへ買いものに行ったのはまちがいないが、いま夢から覚めるともう四時。
なにもかも不確か、朧ろ月の下で寝入ったままの心地で目覚めるが、正気を見失っている。
末期に近いのか。何かに拘泥し祝着するのは止そう。いまさらに何が同故論でも曲がっても捻れても消え失せても「えや」ないか。
2023 6/24
起6:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 6/25
* 夜前,床に就いていたが十一時少し前に目覚め、そのまねいるきになれず一時間を利してと、灯の消えていたキチンに一人入って、「湖の本165発送」の手作業を,結局日をまたいで零時半過ぎまでつづけた。要が捗った。
夜中、妙な夢を観ていたが、六時半すぎには目覚めて夢の記憶はもう薄れきっている。可能なら、京も早めの内に「発送」を終えたい。すると、ま、残暑の時季まで他の仕事に集中出来る、夏バテしなければ。わたしは少年來「真夏」には元気なのだが。
* 「湖の本 164」発送作業を終えた。昼過ぎに送り出して,終わる。
2023 6/25
* ただただ重い湿気に塗れて疲れるのみ。わるく抵抗しないでただ怺えている。と云いつつ、少しく身辺を模様替えもしてたが。
明日は、また近くの病出で予約の内科診察を受ける。
2023 6/25
起6:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 6/26
* 今日は、夫婦して保谷厚生病院内科の診察を受ける。従來、三ヶ月ほどアケての定時診察だったのが、、前回私のデータがよろしくないと、二週間後にきなさいと。わるく引っ掛かりませんよう願っている。
2023 6/26
* 幸い、保谷厚生病院内科で、血圧高めのほかは「ほぼ健康体」と診察されてきた。ありがたし、次回診察は八月と。
2023 6/26
起6:30 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:5 kg 朝起き即記録
2023 6/27
* どういうことか、昨日は、病院から帰って昼食し、夕食もした筈だが、その余は、要は、今朝六時半の「起き」まで、本、おもには『参考源平盛衰記』の「文覚=遠藤武者盛遠」の記事を読み継ぎ読み継ぐだけ寝入りに寝入っていた、いや、夜中の一時頃、キチンで独り小一時間テレビを観ていただけで、つい今し方まで寝続けていた、らしい。
明け方は、例の、童謡を歌い続けていた,夢で。
あんたがた 何処さ 肥後さ
肥後 どこさ 熊本さ
熊本 どこさ センバさ センバ山には狸が居ってさ それを猟師が
テッポで撃ってさ
観てさ 喰ってさ お茶の子サイサイ
たしかにこんな唄で、女の子等が 地ベタに輪に坐り込んで何かしら歌いながら手遊びしていたようであった。手遊びらしい何かは覚えていない。似たような、半分口から出任せのような唄は、ほかに一つ二つ覚えていて、みな面白い。
イチリットラ ラットリトセ スガ ホケキョーノ 高千穂峰ノ 忠霊塔
ワケは判らないが、聞き覚えの唄の文句は、この通りだった。
一かけ二かけて三かけて 四かけて五かけて橋をかけ 橋の欄干 手を懸けて
はーるか向こう眺むれば 十七八のねえさんが 片手に線香 花をもち
ねえさんねえさん どこ行くの
わたしは九州鹿児島の 西郷隆盛娘です 明治十年三月十日 切腹なされた父上の
おー墓参りをいたします お墓の前では手合わせ ナンマイダブツと拝みます
と、もうこの辺からはアイマイ模糊 記憶も模糊としているが、みな、女の児らが地べたに輪に坐り込んでの「おじゃみ唄」のようであった、男の児は地ベタ遊びでも指をひろげ回しての「陣とり」のようなことをしていた。
妙に、「古釘」を用いても遊んでいた。「小石」を遣った遊びがあり、男女ともに賑やかにケンケンしたり投げ当てたりしていた。
* 前日,昼食過ぎから、寝に寝入り続けて今朝にも。
今朝の目覚めすぐに書いた「私語」のいろいろも、ワケ判らず消え失せている。
* いま、昼食後の12時40分。何をしに生きているやらと、頼りない。
2023 6/27
起4:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 6/28
* もう一と寝してもと思ったが、機械の保存調整もしたく、二階へ来た。
少しく強引に、あちこち散開している記事を、整理した。5:34。空腹を覚えている。
2023 6/28
* 暑苦しい。中学生頃の京の真夏は、辛抱などという程度のモノでなかった。無視するしかなかった。するとそれなりに季節の魅力が体感でき、だから祇園祭も夏休みもプールも地蔵盆も、シンから楽しめた。京都の極暑も極寒もわたしは愛し好んで受け容れていた。暑い寒いにどうゴチャゴチャ云うてもハナシに成らない。
2023 6/28
起4:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 6/29
* 入ってはならない地区にまぎれこみ、抜け出たいと懸命に建て混んだ家家の合わいの細道や階段や坂や隠れ路を掛け続けるうちにも、その地区の青年等に掴まったり威嚇されたり怖い思いし続けた。此の手の怖い夢は私にはいわば「持ち夢」で、この数年に二十度は夢に見駈けに駈け逃げに逃げて,最期にはようやくホコッと平安な世間へ零れるように抜け出している。明らかにその怖い地区は、明きらかにそこは山路や崖やくねくねした石段路をかこっていながら、住居も密集のいかにも町内・街区である。食べる店や売る店や創っている何かしら制作している建ももある、が、自転車の人は居ても自動車は影も無い。
怖い夢であ。観たくないのに見せられてしまう夢、そこへ紛れ込んでジタバタ駈けまわる夢である。観たくない。
2023 6/29
起6:00 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:9 kg 朝起き即記録 2023 6/30
* 「真夏」を実感しながら一夜寝て起きた。浮腫止めも効いたのだろう上腕の細いことは。
そして「六月」が果てる。歳の半ばが過ぎて行く、今日一日で。昨日親しい読者のお一人から励まされた、と想いたい、いま「八七歳 やそしち翁」でもやがて「九十歳 くそ爺」になる、「九十九歳 くそ臭い」まで生きてみろ、と。黙っていよう。
2023 6/30
起4:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 7/1
■ ああ 〇ちゃん お元気そうで
何よりです。何よりだ。 近々に顔が観られると。何よりです。 奥さんも お嬢ちゃんたちも、熱暑をまぢかに、健勝でと願いますよ。
わたしは、あいかわらず 機械クンとの 能の無い葛藤にも苦闘しながら
あるはあり あるはあれども あるほどは無いサイノーに 途惑ふ日々ぞよ 秦
* やれやれ。へと・へと。
2023 7/1
起4:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 7/2
* 一日24時間の18時間を寝入ったり居眠りしている。健康に生きて暮らしているとは謂いがたい。
観ると、突如、左上腕表に異様に真っ赤な小さくはない血斑が二つ。夏場ゆえ皮膚への点状の斑点は気をつけているが、突如と湧いたように目に入った近接して二つの血斑の真っ赤い1センチ大にはびっくりしている。何ぞ。
2023 7/2
* 故旧の名で 句の一つ載ったメールが届いていた。その通りならば懐かしいのであるが、ほどなく消えて失せている。判らん。
もはや、もう、なんにも判らん。風邪ひきか。泪ばかり目を塞ぐ。九時半。想い疲労感を腕に抱いて、本を読みながら、寝よう、か。
2023 7/2
起5:00 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:5 kg 朝起き即記録
2023 7/3
* なにやら、自分が頼りない。
2023 7/3
* ほとほと 老耄の淵に胸まで浸かつて疲弊している、が、さりとて、横になるぐらいしか手が無いまま脚を縮めている。
2023 7/3
* 首が落ちそうにまで疲れて居る。そうそう寝込みもならないのに。
2023 7/3
起4:40 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:9 kg 朝起き即記録
2023 7/4
* 深夜 凄い雨を聴いていた、と想う。目が覚めると静かな朝明けであった。すこし早いかと想いつつ四時台の内に床を離れてきた。
2023 7/4
* チャップリンの作・主演、撮影/監督の映画『殺人狂時代』を鈍く痺れる苦みで観た。
進めるべき「書き・/創り」仕事を握りしめながら疲労の穴へ沈んでいる。情けない。
2023 7/4
* 七十路へ踏み出したまでは、掻き回すと白髪のアタマから「雲脂」が舞った。いま、力任せに搔いても雲脂(ふけ)の「ケ」もない。
2023 7/4
起5:00 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:7 kg 朝起き即記録
2023 7/5
* 就寝前の「浮腫み」除りは、一夜して、効き過ぎるほど。執濃く「寒むけ」が脱けず「水洟」がとまらない。脚の攣る感覚は水分を補給すれば回避できている。
* 健常とはとても自覚できない。小さくザワめくように膚寒い、暑い日とは判っていて。目にも貼り付くようなかすかな痛みが絶えない。気の弱りに負けてはいけないのだが。
* もう、想ったことも無いようなことを仕出かして心神の気分を強引に替えてみるぐらいを試みないと、この疲弊には克てそうに無い。
2023 7/5
* 重たい濃い眠りから覚めるだけの生きて在る実感が、両の肩を痛くし頚をガクと落とさせる。もう宵の七時を過ぎていて俯いて障る髪が痛い。
2023 7/5
起5:30 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 57:0 kg 朝起き即記録
2023 7/6
* 寝ているようで寝ていない、うつつに現に向き合うている仕事をしきりに夢に検討・研覈している。いま、自分が何につっ支えているか、どうする餘地や工夫がありうるか。即の役に立たないなりになにかしら「方角」は見えてきて助けられることがある。
2023 7/6
* 明日は歯医者通いの予約あり。雨に降られたくないが熱暑も辛い。
2023 7/6
〇 秦先生 7月10日頃とのお話いただきましたが、今週末は都合がつきませんので、
来週末、7月15日でいかがでしょうか。そうすれば、〇くんも顔を見せることが出来そうです。
作業的には、
再度、マニュアルを作って、私が実演し、
先生に実地訓練をしていただく、という流れかと思っており、
長時間を要するとは思っておりませんが、
先日うかがった時のように、
思ってもいないことがPCで起こっているかもしれませんので、多少の時間は必要と考えています。
7月15日で都合の悪い時間はありますでしょうか。 櫻
* 夏には幼少來強いつもりでしたが、
老耄 暑濕 疲労疲弊に困憊し、半ば寝込んでいます。予約の医科通いが辛くなりました。夫婦してフウフウ、気が滅入らぬようにと心して日々を過ごしています。したい、読みたい「仕事」と「讀書」とを「くすり」に 日々服している按配です。
わずか一週間先の しっかりした約束も、しづらいほど、メゲています。
幸い、「舊機」での「読み書きとメール」とは出来ていて、この「舊機からホームページ発信」さえ出来ればと、ダケ を、熱く念願しています。
よくは判りませんが、「新機」とは「連繋」しているようにも思います、が、私の今のアタマでは、「新機」は一応切り離しています。「文章を書く」それだけの私の仕事。複雑な機械作業は無用のわたくし。文章が滞りなく「書けて」「舊機から」「ホームページ発信」さえ出来れば、有難いのです。読者に「届け」て「読んで貰える文藝」の作家なので、ただ「簡明にそれ」を希望しています、が、私の自力では、その爲の「ホームページ設営」が不可能なのが情けなく遺憾です。
「新機」の方は、ただ宏大な機械世界の機能を、好きに楽しむだけにします、「舊機」では、「書き・読み仕事」が広範囲へ「発信」出来れば良しと。
心労・疲労で健康の腐蝕して行くのを、今、只恐れ、警戒しています。
櫻君も、折角、どうぞ日々大切に元気でいて下さい。ありがとう。ありがとう。 秦
2023 7/6
起5:30 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 57:0 kg 朝起き即記録
2023 7/7
* 起き抜けに かすかに左上に、珍しく頭痛。
夜前の浮腫止めが効いて小一時間ごとに尿意に目覚めた。ま、予期していたこと。
* 今朝の内に歯医者へ,、二人で。空は晴れやか。気前は、低調。
* 江古田二丁目の歯科へ十一時過ぎの予約で夫婦して治療を受けた帰りに、わたしが(妻ではなく)熱中症にやられ、両手の指は痺れてヒン曲がり、帰宅後も気分わるく、量にして斷続二、三升もの水分補給と、沢山なアリナミンとで軽快はさせたものの、夕暮れて六時半、まだ両の手指、軽くはなっているが捻れ痺れたまま。保谷駅の外で、,妻は日陰におき、日照りの中タクシーを立って待ったのが応えたか。ま、寝込みもせず、水分補給とモノをむしろ食べて食べて凌いだ。凄いというしかない暑さだった、しかもいつもと違い帰りの途中、いつもの「中華家族」で昼食もしなかった。
こう書いている両手の指、一〇本とも軽くだが鳴るようにまだ痺れている。練馬で37、8度だったらしい。倒れずに済んでよかった。
2023 7/7
* 「熱中症」はまだ脱けない。痺れが疲れという実感へ動いている。しかし医者通いは私たち夫婦に、もう季節を問わず「欠かせなく」なっている。
* 十時半になる。なにもかも過剰になる。疲れる。老耄とは斯くある事よ。
2023 7/7
起5:15 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:7 kg 朝起き即記録
2023 7/8
* 二日間に三度、倚子から転げ落ちた。右の腰裏がいまも痛む。あちこちギクギク痛む。昨日は「熱中症」で潰れた。痺れて両掌が延々と、ジンジンと、鳴り続けたまま、それでも『参考源平盛衰記』で頼朝蹶起と苦戦の「石橋山」を、源氏物語「朝顔」から「少女」を、秋聲『あらくれ』藤村『新生』対照の名文が身に沁み面白く懐かしく、遅くに寝入った
2023 7/8
ヶそれにしても、昨日はシンドかった。弱り目に祟り目の「熱中症」に潰れた。かつがつ医家から家へ帰り着けて、凌いだ。弱くなった。しみじみ「残年」と「体力」との寡なさを実感する。なんとか「まあだだよ」と未練がましく生きのびることに成るなあ。
2023 7/8
起5:25 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 55:6 kg 朝起き即記録 2023 7/9
* 廊下の奥に 仏壇とは謂うまい、正面奥に「秦」両親の佳い写真を懸け、前方に,亡き孫「やす香」が五歳頃の愛らしく玄関外でポーズの写真を中に、右寄りには、妻が描いた生けるごとき亡き「ノコ」の彩色の顔、左寄りには私の目にとめ買ってきた「ネコ・ノコ親子」と觀える・観たい仲良い坐像と、「黒いマゴ」のシッケイしているような小さな愛らしい黒い坐像を置いている。
わたしは、夜中、利尿効果で多いときは五六度も手洗いに起つが、その途中、かならず「秦の父母」に挨拶して語りかけ、また愛らしい「やす香」はじめ猫たちの肖像や彫像とも、きっと「ひとしきり、あれやこれや」話し合うてくる。得がたくなつかしい,胸の熱いいわば「秘密の刻」を喜び楽しんでくる。そしてまた寝床へと戻る。妻は知らない。
2023 7/9
* 晩、九時過ぎ。夕飯後、寝入っていたが、快眠でない。乗り物で帰れない夢、街なかを迷い彷徨う夢、悪意や虐めに遭い続ける夢。ばっかり。心和んで嬉しくて溜らない夢とは奇蹟のていどにしか出逢えない。よくよく私は出来悪の性根なのか。とにかく裳寝入って,夢見て其の爲にさらに疲れるとは情けなくなる。目覚めている間は着る辛さ湯苦しさは感じない、のに、寝入るとサンザンな目に遭う。 目覚めている間は心神を自律できるが、寝入るとどうにも手に負えない
それでも、もう十二時、はや零時へ跨いで、永らく思案に思案してきた小説一つの難所を、やと跨いだか、と思う。がんばった。
2023 7/9
起7:30 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 57:2 kg 朝起き即記録 2023 7/10
* 夜前は「書き」仕事のハカをいかせたもう零時を半ば過ぎた時分から、独り、キチンでテレビドラマ「アストリッドとラファエル」の一回分を茫然と観て、観終えて、寝に行った。眠りはよほど雑に寸断され、つまりは書き継ぐ小説のこの先のいろいろを想っていた。五時過ぎ、起きようかと想ったが流石に根が足りないと感じてもう一寝入りした。
からだは疲れてグタグタだが、思いやアタマは刺激的である。
2023 7/10
* ド暑い。頽れそうに疲れる。
2023 7/10
起5:35 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:76 kg 朝起き即記録 2023 7/11
* 獰悪に学校内に威を張った上級生の三人に、家の前をのしのし通られ縮む想いしたり、友だちに暫時借りたカメラの貸賃にと「300万円」強いられ弱り果てたり。なんでこう夢見がヒドいか。ムチャクチャ。
2023 7/11
* 篠崎仁さんに頂戴した、「名画の秘密」シリーズ『ラファエロ アテネの學堂』マルコ・カルミナーティ著。まことに佳い 興味深い「名画の秘密」であった。遺憾にして もう私がバチカンのラフアエロ超大名作の前に立つことは有り得ない。じつに生けるが如き「アテネの學堂」に群集した「哲学」の徒らの息づかいや声音や感動までを天才ラファエロは眞実觀に充ち充ちて描ききっている。そんな仲に、わたくしもまた紛れ入っているかのように胸が躍っている。
* とは云え、この暑さと我れの疲弊は、これは何んたること。昏倒しかねない。
2023 7/11
* 視力の衰微進んで、身にも胸にも堪えている。合間合間に床に横になり、暫くは本を読み、寝入っている。それが必要と思う。
読めるかなあとビックリしていた中国産の大長編現代小説『主演女優』、惹き込まれている。読める。
藤村の『新生』秋聲『あらくれ』も超大で、しかも熱く競うような秀逸の作、しかもそれぞれに文藝の特徴をもち惹き込む。秋聲は、惚れ惚れと見上げるような彫琢・自然な見事な客観の叙述、なら、藤村は、深い体熱に怺えながら静かな態度でとにもかくにも事態と成り行きとを「見る」「見つづけて懐う」主観そのものの叙述。
時代はトビはなれるが、「源氏物語」はもう超越の別格として、これまた和本和綴じ和紙木版よんじゅうはちさつもの『参考源平盛衰記』ちょうど言辞の頼朝が平家討つべしと蹶起かつ険しい連戦で石橋山に戦う辺りの感じ韓文厚生の「日本語」の刺戟はしたたかなもので。ずんずん読み進んでいる、やがては義経が兄の麾下へと馳せ参じてこよう。
その上というか外というか、支那の講談・幻怪満載の大冊『水滸伝』『聊齊志異』をズンズンと楽しみ読んでいる。おまけに,時折四書のうち『孟子』を心しつつ拾い読みしている。
テレビとは質も段も違った、「読書」は何の苦もなく分け入れる私の「別世界」、其の爲にも視力を崩し頽さぬようにと要心はするのだがなあ…。
2023 7/11
起5:35 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:5 kg 朝起き即記録
2023 7/12
* 毎夜の夢見の斯く宜しくないのは、わが「人徳の欠陥」を夢にも謂うか。やれやれ。朝一番の慨嘆とはなあ。
2023 7/12
* ともすると、じいっと目を瞑り、なにかしら怺えている。暑さか。疲れか。無気力か。
2023 7/12
起5:45 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:0 kg 朝起き即記録 2023 7/13
* 東大助教授室から日大教授へ移られた昔の、小児科馬場一雄先生と夢に逢っていた。
生涯にもし「二十人」と忘れられぬ大切な出会いを挙げるなら、医学書院時代の十五年半からは躊躇わず馬場一雄先生、そして、ご恩の金原一郎社長と碩学長谷川泉編集長(近代日本文学・詩人)にお出まし戴く。
2023 7/13
起5:15 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:75 kg 朝起き即記録 2023 7/14
* 原善クンの仲間たちが織りなし綾なしてゆく、何かしらの「研究・検討」のてんかいを好奇の視野で眺めつ批評している構造的な内侍段階的な夢を観ていた。夢を観綴ると芯から疲れる。
* 今日は妻の歯科の予約日、前回わたしが「熱中症」に潰された覚えがあり、わたしも同行する気でいるが。今はまた六時前の早朝。此の先、どれほど暑くなるかは判らぬ。先には39どを越した日もあった。「夏の暑い」でしられた往年の京都、わたしか中学の頃は33度にも成ると大人も子供も仰天したが、今や「チョロイ」ものになった。まさに命がけで極くの熱暑と連れて歩かねばならぬ。独り歩きなど危険きわまりない。
* 歯科治療の妻に付き添い、江古田の奥へ。終えて西武線江古田へ戻って「中華家族」で五十度ほどの強いが美味い支那の酒で昼食し、妻の銀行での用にも付き合って帰宅。すっと寝入って覚めて、大相撲が中入り。
とにもかくにも、この大暑、やすみやすみ生き伸びねば。「やそはち爺」は慌てず焦らない。ノビたらノビたままでも「私語」程度には「書け」て、臥たままでも本は「読め」る。さいわい庭掃除も薪割りもしなくて済む。耐えて忍ばずとも「済(な)すあり」で済む。そうしか出来ないなら、それで「済(な)し」置くのも一法と。
* 暑いというより「暑苦しく」五体にこたえます。 先日は 医者の帰りの熱暑に当たり 「熱中症」に潰されましたが、今日も同じ江古田の奥まで 妻の受診と往復を案じ、付き添って行きました。
今日は、暑いは暑くても 空は曇っていて助かりましたが、疲労困憊は,同じこと、ほとほと夫婦でフウフウのてい、帰宅してそのまま ノビ ました。目覚めたらお相撲は半ば過ぎてました。
柳君のご厚意はしみじみ嬉しく有難い、が、やはり「明日土曜日のご足労」を やすやすお迎えする気力・体力、みすみす我々に足りていません。状態 察してくださるよう、謝まって、お願いする次第です。
さいわい、こんな風に機械で字が書けますのは僥倖、ヘタバリながらも 必要な仕懸かりの「先」を、少しは「書き継げる」のがさいわいです。
二人して数えてめいめい「八十七の爺・婆」、 昔噺の絵本に紛れ入ってるようなよたよたの日々です。
ま、勝手な自己評価ですが 「気」だけが ややまだ確かなのかもとフンバッテます。
早く元気に 柳君の 顔見たし聲聴きたし、その好機のためにも 日々怪我なく、永くは病み伏さず在りたいと願っています。状況、お察し下さい。
日々、ご家族お揃いで元気元気に、お幸せに と祈ります。 七月十四日の夕方に 秦 恒平 迪子
2023 7/14
起7:45 血圧 161-73(57) 血糖値 92 体重 56:1 kg 朝起き即記録
2023 7/15
* 昨晩來 無二無三に寝入っていて今朝の目覚めは近来例の無い八時前であった。からだが要求していたと思うしかない。柳君が親切の機械検討のための来訪も、このフウフしての疲れようではお相手もなるまいと辞退した。八十七年の夏体験で、連日30度越えどころか40どにもという狂熱に遭うなど想像だに出来なかった。天変かと呻く。
2023 7/15
起5:50 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 56:1 kg 朝起き即記録 2023 7/16
* 起き抜け、六時半にならない。なにとなしにボンヤリしている。
* 書き続けてきた長編に手を掛けながら、さらに書き継いでいる。気を入れている。怺え怺え逸るまいと。
* やすみやすみという物言いがある、が、なにもかも休みながらしか科出来ないほど。ならば、と腹をくくって映画「ホビットの冒険」を長々と観、また中国現代を小説『主演女優』をのびのび読み進んだ。寝入って仕舞うとキリなく眠りこけそうなので、気を入れて読んでいた。此の部屋も,下階も冷房しているが道路向きに小窓が四つの二階廊下の暑さ、まるで火傷しそうほど熱中している。
* 食欲さらに無く、避けも切れて無く、要するに気に入った何かホンを読んで生き抜くのが息抜きになっている。
* 呆れるほど、寝ている。家の中を起って歩いているさえ寝て威より寡い。いまは寝るも起きるも負えていない。
2023 7/16
起5:20 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55:30 kg 朝起き即記録 2023 7/17
* 夜中の冷房が利くとも利かぬとも知れず、寝苦しい一夜だった。何度も目覚めた。
* ;冷房も利きづらいほどの執拗な暑さに、体調は内から頽れる。体重もまた55ロへ沈下。
2023 7/17
起5:20 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55:30 kg 朝起き即記録 2023 7/18
* 寝苦しい一夜であった、妻は明け方から苦悶の聲。男手のうまく働かないこんなとき、切実に家に「お嫁さん」が、八七歳の老いた女手を助けて呉れる「若い女手とハート」が欲しい。まだ夏は七月、それも中旬、残暑が去るまでに二た月もある。凌げるというのか。凌げねばどうなるのだ。
* 建日子と連絡も取れない。メールはした。電話は何度掛けても「いま、電話に出られない」の音声だけ。なんという頼れなさ。不用意。
* まことに不愉快な「午さがり」だった。
* 仕事に締まりが着いてさえ居れば、旅に出たいと思う、が、幸か不幸か、今こそソレが叶わない工面に多くが直面している。差し掛かっている。
2023 7/18
ほぼ終夜ねむらず、二階へ,朝5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 5453 kg
2023 7/19
◎ 私・秦 恒平 幼少青年時・感慨を覚えた書物・作品たち(順不同)
〇『阿若丸・萬壽姫』 講談社絵本 借用)
講談社絵本というのは、わが幼少、大方は幼稚園から国民学校一年生までの「圧倒的な存在」で、大判各ページの繪に、何にでも恐がりな私は、掌で眼を蔽いながら指の隙間から繪をこわごわ点検のあとで、字の方を読んだ。「字や文を読むには、幼稚園以来母や叔母の「婦人倶楽部」ていどなら何の苦労もなかったが、こわい「おはなし」には文字どおり辟易し、萎縮した。どんな話材に縮かんだか、「子が親に別れてしまう」噺が一等こわかった。「囚われ」の父をもとめ、丈高い竹によじ登ってその撓いに頼んで父のもとへ密かに尋ね行く「阿若丸(くまわかまる)」や、やはり土牢に囚われたたしか母の唐糸を尋ねて偲び忍び近づく「萬壽姫」のおはなしに戦いたり、つまりは「怖い、怖ろしい、悲しい」ことの大方をわたしは、何より早く、先ず「講談社絵本」で体感し実感したのだった。
わたしは幼年來、いわゆる「漫画」を軽蔑し、めったに受け容れなかったが、「ノラクロ」と、すこしおそくに「長靴三銃士」だけは受け容れて,機会あれば何度でも読んだ。前者はユーモラスに軽妙な繪に、後者は「怕いような繪とおはなし」に惹かれたのだろう。こま漫画の「フクちゃん」にも軽く軽くいつも共感できたが、しかし要するに「漫画」「つまらん」と自身諒解していた。「猿蟹合戦」や「桃太郎」などの絵本は一瞥払いのけていた。
* 今、この「私語」を、真夜中の一時半に書いている。床に就いても實に孤独に寂しく、とても寝付かれない。「やそしち爺」にもなり、まだ幼稚園前の昔に養なった「感じやすい」孤独感が生き存えているのだナ。「萬壽姫」や「阿若丸」に悲しみ歎きながら、わたしは、しかも「生まれながらに肉親を知らない、喪っている」という実感を、まるで「個性」のように見誤って蓄え育てていた、きた、のだ。結果、どうしても肉親、血縁に親しみ愛する励みが私に無い。とてもさびしいけれども、無い。そのお蔭でわが子にも背き叛かれる。
眞の「みうち」は「世間の他人」から見つけるしか無いと、わたしは、「今日只今」でも実感している。「眞の身内」と眞実愛した、血縁など無かった数少ない生涯の「人たち」を、いまも、どんなに恋しく慕い愛し親しんでいることか。だが、そのような人らの大方は、もう「天」にいて、そして呼び掛けてくれる。「行くよ」「もうすぐ行くよ」と黙語している、今も。
* 終夜 寝なかった。眠るのが、肝に障るほどイヤだった。本も読んだが、読んでなくても茫然としたまま、頑固に寝入らなかった。要するに生気を失っていた、六時十分、今も、だ。
いい爺が何に抗がうのだろう、目玉も痛いほど疲れ切りながら。
2023 7/19
* 仕懸かりの「長編」を「読み返し」ていた一日。
今日水曜は生協の四合瓶が一本届くのを、待ちかね半分がた直ぐ呑んで、また読んで、寝入って。妻も不調で寝入っていること多く、ひとりテレビで気に入りの映画「雨あがる」を楽しんでいたが、後半の画面が愚茶に乱れ頽れて。で、この機械前へ戻って親しい「e-old勝田貞夫さん」のメールを読んだところ。
2023 7/19
* 実感として、わが体調は疲弊の底に。凌いでいるのは、「読み・書き・讀書と創作」を「クスリ」に服し続けられているから。感染症を懼れて外出を極極端に抑えてきた三年だが、いっそ僅かな余力を奮いたたせ、街歩きや、可能なら「旅」もしてみたい、侘びて静かな山ノ湯につかってみたいとも思うのだが。思うのだが。思うダケか…。
2023 7/19
5:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 558 kg
2023 7/20
* 四時間と寝ていない。建日子が来て、結果、部屋の都合で夫婦別室で寝るとなり、妻は我が家で唯一「舟底天井」の和室・客間で、敷きっ放しの蒲団で、ほぼ寝たキリに寝入っている。わたしはもともとの寝室に独り床を敷いている。
お互いに「夜中緊急」の何事が起きても、即「伝え」も「聞き取る」ここともならない。それでわたしは夜中、「寝入る」よりは「起きたまま仕事」してしまう。夜はせいぜい「寝ない」ことにわたしは自身を慣らそうとしている。一昨夜は一睡もしなかった。昨夜は四時間も寝たか。幸いわたしには取り組んで前へ前へ運びたい「仕事」がある。そんな異様に過剰な暮らしは「生・活」と謂えない。賢いこととはとても謂えない。二人して寿命を縮めている。それに備え、緊要の「覚え」を認(したた)め置こうとしているが、遺憾にも「物忘れ」は日を追い激越に烈しく、まま、手をつかねて困惑のていを我と我が身に曝している。
* 意識を脇へよけている感じに、ボーゼンとしている。苦痛と謂うでない、しかし「不全」の「不快」。今晩は早く寝入ろう。と謂えども、したくも、すべきも、「場を明けて」易々は通して呉れぬ。
2023 7/20
5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 556 kg
2023 7/21
* 妻も私も手の施しように困惑するほど疲労し半ばは病んで疲れている。わたくしは、睡眠を割いても、時を選ばぬ「読み・書き・讀書と創作」へ駆け込めるが、妻は、家事炊事の助け手もなく、建日子の住まいに嫁も孫も無く、私の体力もほとんど役に立たなくなっている。よろけて転ぶのだ、よろよろが本来の自転車を走らせる方が、歩くよりも安定してるという仕儀。もう公の「人頼み」に頼るしかなくなってきた。
2023 7/21
4:50 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 5.52 kg
2023 7/22
* 寝苦しい一夜を四時台に早起きしてきた。親しい連れと町なかを歩いていて「あわや」例の「不快と恐怖の街の迷路」に誘われ懸け、藻掻くように遁れて目を覚ました。寝入り直す気にならなかった。
2023 7/22
* 6:53分になっている。早起きの、功ないし効果が、有ったか。兎にも角にも、のこりFEW私は目前緊要の「読み・書き・読書と創作」に余力気力をかたむけるしか無い。
* 眼を明いているのが痛いほど疲労している。これが老境としても、「やそしち」などまだ未熟な若造なのだろうに。
* 躰に、不快感がこびりついている。こそげ落とすことは出来ないが、出来れば無視したい。
日なかを自転車で三分と懸からないセイムスへ。皮膚の不快をちいさなパッチで抑えようと。妻には養命酒、わたしはお酒、じつはこのために自転車を遣ったのです。
2023 7/22
* 『参考源平盛衰記』頼朝蹶起の頃の東国一円での平家方、頼朝方の戰闘、理愛組み討ち等々の実戰描写がまことに生き生きと珍しく。こういう描写や表現の生々しい美しさ、面白さ、初めて読む。生き生きと現代語訳がしたいなあと願うのではある、が。残年がなあ…。
* 陳彦作の中国文学『主演女優』へも惹かれて、ついつい部厚い本に手が出る。三巻も在る。ウーン。藤村も秋聲も、むろん源氏物語も、水滸伝も。聊齊志異も。ウーン。なのに原文のまま四書の一冊『孟子』にもぐいと惹かれて放っておけない。遊びに外出など出来ぬ感染現況にかえって好都合に尻を背を押されているワケか。泥のように疲れているのに。
2023 7/22
6:35 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 54.8 kg 朝起き・測
2023 7/23
* 今日、わたしは、何をしてたろう。今日の「祇園会 山鉾」の放映を懐かしんでいた。中国小説『主演女優』の面白さと、蹶起の前兵衛佐源頼朝をめぐる源平双方の東国武士たちの烈しい武闘の「叙事」に惹かれていたのは覚えているが。いま、夜の九時四五分。そうそう、妻が贔屓の関脇豊昇龍が「優勝」していた。そのほかは。おぼえてない、ああ、素晴らしい、大きな葡萄の房を三つも四つも頂戴していた。感謝。
ラファエル
2023 7/23
4:45 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/24
* :今朝も、五時の前にひそと起きて、二階の機械へ来た。為す「仕事」はつぎつぎに在る。視力も脳力も日ごとに摩滅して行くのだ、未練は未練、なんとか追い抜かれたくない。
* 心して書き継いでいた相当量の文章が、瞬時に失せた。やれやれ。
* もう残年わずかと思っているので、追憶の昔へ自身の思いと筆とを放ちやるのを意識して許している。俗物が無慚無残の「遊戯(ゆげ)」と嗤ってもらえばいい。
2023 7/24
* 明日の歯医者通いは、やめることに。
* ナニも出来ない、横になれば寝入る。目覚めても元気は生まれてない。ためらわず、途切らずに十分熟睡スベし。連日の此の猛爆の暑熱では、無用に抵抗の愚に走るまい。不定期ながら「休暇」と思うことに。
2023 7/24
4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/25
* 今朝のことだ。暗い寝室の 戸を細めにそっと明けて、
「コーヘイさん」
と、柔らかに「ひと声だけ」小声で呼ばれ、ふッと目ざめた。誰の立ち姿も戸ぎわに見えず、そうっと柔らかに「コーヘイさん」と呼んだ小声は、ごく穏和に、優しいほどの、しかし、たしかに「男の声」だった。誰とはかき消えたが、その小声、あるいは「兄・恒彦」のように感じられた。「生みの父母を倶に」しながら「一つ家に育った記憶」の断片も無いその「兄」であった」ならば、「北澤恒彦」ならば、夙に、「自ら死んで」いる。この日ごろ耳に聞く気の「もういいかい」の呼び声、「まあだだよ」と返辞していた、あれは「兄・恒彦」の誘いであったのか。判らない。濃い暗がりからまこと優しく呼ぶ「低聲」であったよ、「コーヘイさん」と。
亡き恒彦兄の生前に、数度とも顔を見合う機會はなかった、が、逢えば兄はわたくしを「秦」と苗字では謂わなかった、「恒平」という名前を呼んでくれていた、「さん」などとついてかは覚えないが。
何にしても、そんな夢のような、「夢に相違ない」朝早い四時台の目覚めであった。
* あれが「女の声」であったなら、いろいろに思い出せる人は、数人、いや十人でも想い浮かぶが、「女の聲」ではなかった。
男で、私をはっきり「コーヘイさん」と読んでくれた独りだけが、祇園石段下の市立弥栄中学に入学「一年二組」組で日ごろを倶にし成績を競いあった「つとむサン」粟田小学校から来た「田中勉君」であった。紛れもなかった秀才「つとむサン」は、同じ日吉ヶ丘高卒のあと志望の大學を外して、就職、いつかカナダに渡った。海外での詳細は知らないが、彼が帰国のおりは、二、三度ならず會っている。祇園の「千花」で食事したりもして、極くの畏友であった、が、いつしか海の向こうで、病気らしくもなく、ふわっと灯の消えたように亡くなったと伝え聞いた。
* 實兄の恒彦か、あの親友「ツトムさん」か。暗い寝室の戸ぎわから、影のまま立って「コーヘイさん」と柔らかに読んだ小声には、この二人しか想い及ばない。二人とも、とうに亡くなっている、それも、兄は自殺、「ツトムさん」もあるいは、と。
今朝、まだ床にいた私の名を呼びかけた、あの、「小ごゑ」忘れまい。
* 当分は 何処へも「出掛けない」と決めて、気軽くなっている。書き継いでいる「小説」を先へと運びたいし、すこし間の開いている「湖の本」新刊の編集も。
2023 7/25
* 寝室の冷房機を買い換える。そとは、空気も焦げそうな酷暑。
2023 7/25
* 執拗な疲労に崩れそう。熱いピアノ曲を聴いて宥めている。この熱暑に膚のさせわざわした寒さを厭うている。晩七時半。床で本を読んで寝入るか。陳彦の『主演女優』 そして『聊齊志異』『参考源平盛衰記』が躰の不快を宥めて呉れようか。
2023 7/25
4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/26
* 機械の前へ、よりも横になろう、なりたいと思う方が久手、惹き込まれる。井江は冷房していて、暑さにバテテいるというより、要は心神身体が疲弊しているのだ。
それでも、とにかくも毎日、毎時に斯様「私語の刻」が書けて記録できているという、それだけに満足しよう。機械あらば後日に『湖の本』に「編輯」して毎度のように全国の読者へ「呈上」すればよい。
いま私の知りたいのは、今、また今日、「こう書き置いている文章や述懐」を、即、今にも、今日にも、機械的に「読み取れている」人等も居るのかしら、そうは出来るもので無いのか。私は常に「書いて・保存」しているが、ひろく外界へ「発信」している気は無いのだが。
2023 7/26
〇 秦先生 Cc: 櫻様 鷲津です いかがお過ごしでしょうか.
考えてみますと,「87の手習」と書いてみると、ギョっといたします.
が,(このところ一連断続=)今回の「作業」は,これまで構築された方法に,「一手間加える」だけですので,手習というほど新しいことではないかと思います.
これまでの環境で書かれたファイルを 外のインターネットに出すために,(安全のため)一手間必要,ということです.時間にすると,30分から1時間,櫻さんに聞いていただくだけです.私の作業部分である,
セッティングはもう終わっています.
いやいや,87歳になられたからといって,ああそうですかと諦めてはいけないと思った次第であります.
もちろん,急にとは申しませんが,既に準備ができていること,30分から1時間のアドバイスで可能であること,お心のどこかに置いていただけますと幸いです.
引き続き,よろしくお願いいたします. 鷹津 神戸
* 遺憾にも、残年にも、戴く御厚意は嬉しいが、私に、謂われている「事態」の理解が出来ていないのです。
* 寝入っていた。首がガクと落ちたままともすると目を瞑っている。
2023 7/26
◎ 令和五年(二○二三)七月二十七日 木
長女 朝日子 誕生 孫 やす香 命日
4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/27
* 疲れ気味でも暑さ負けのようでもあり、例の、源平盛衰記 陳彦『主援女優』を読み読み、寝入った。が、
* 深夜三時頃か、妻苦悶し、付き添い看護。「熱中症」とも思われ、そうまで寝室が暑いとも私は感じてなかった、妻が固陋と思しい円背による上半身の前傾圧迫で息苦しくなるかと私は察しているが、背の丸さを意志的に矯正ようとしないでは、繰り返す苦痛となる。背筋は勤めて伸ばそうと努めて欲しいが。
* もう五時半をまわっていて、この頃の私には普通の朝の起床、だが、流石にやや睡いけれど。六十三年もの昔になるか。朝日子が、東邦医科大学で森田久男先生のおせわで生まれた。森田先生には朝日子の、のちに青山大教授となる「押村高」との結婚式にもおいで戴けた。
「押村」朝日子が、今日、どう暮らしているのか、私たち両親は、もう久しくも久しく「片端」も知らない。知りようが無いのだ。「親類」としての縁が完全に絶えてしまっていて、それもそれ、今日「七月二十七日」を「命日」として、孫娘「やす香」が二十歳になるならずで敢えなく病死して以来のことだ、「事理滅裂」のうちにだ。、私たち両親・祖父母は、突風に首をもがれたように情けなくひたすら悲しい運命を怨む。悲しいめに遭ったものだ。
2023 7/27
* 夏、三三度もあった、暑過ぎると呆れたものだ私が日照りの中を武徳界へ水泳に行き帰りしていた中学生時代は。一夏に何日とそんな猛暑は中多なかった。 今では四〇度に近づき、地方により越すとさえも‥昨日の妻のように昼日中といえ家の中で『熱中症』症状で潰れていた。十二分に水分、そしてアリナミンでいい強壮剤を口にしていないと危ない。
* 仕事に張りの出ぬには困惑する。
* 午後の殆どを寝入っていた。怺えようのない暑さ負けか、生彩を全面に欠いて、疲弊の底へ沈んでいる、ナニも出来ない、手本を読むことも出来ない、汗もかけないまま五体潰れ居る。八時をまわっていて、しし、ナニをする気概無い。寝苦しいまま、睡れるなら幸いとしよう。これはもう家内熱中症にほかならぬか。
2023 7/27
4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/28
* 終日体調ふかいといえど、心神の芯はカチッとしている。ボケてはいない。食べられるし、呑んでいる。クスリもしこたま「選んで」きちっと服し続けていてる効果は計り知れない。しんどい泣き言はいいたいけれども、荷田に「ちから」を、クスリででもきちっと容れておくことは肝要、しかも効果がある。潰れそうで潰れない。ことにアタマがボケない。かならずフクし居ている競争財投は、30錠に及んで、毎日、時に日夜欠かさない。躰にチカラ和貸してもやらず「しんどい」とへたばるなど、愚かに似る。
* 入浴し、15歳「主演女優」のかがやかしいでびゅーへの多くの努力協力を感銘と感興とで読む。この熱暑広野日々を(?_?)死んでたすけるのは、感銘と感興を心して見つけ産み出すこと。
* 機能しにくかった、ないし毀れていた寝室の冷房機を買い換えた。さむいほど冷風がくるので、戦くほど。風邪を引いてはバカげる。慎重に。
2023 7/28
4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 7/29
* 夕方五時。目ざめて寄り、ずうと寝入っていたような按配、ときどきは横になったまま『主演女優』『参考源平盛衰記』を読んではいたけれど。まともに生きてあるとは云いがたい。
大鼓の望月太左衛さんから頂き物など。元気の結晶のような名人藝の女人。感嘆。 私は目もろくろく明かないほど正気すれ茫然としている。寝入っていたいと思うだけ。
* 終日、不調。殆どを横になり仮眠・睡眠と極少量の讀書で過ごしていた。生きた心地せず、末期(まつご)ノ誘い斯くやとも。なにをするにも思うにも「実意」が働かない頼りなさ。
じゅうじすぎ。ま、眠るが自然か。
2023 7/29
4:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.8 kg 朝起き・測
2023 7/30
* 四時五時にはひとりしずかに床を離れ、二階の機械へ来て、まひるまではしにくい「述懐」の機を得ている。このところの激暑では、昼間はいねむっているのが賢い健康法かとさえ。
2023 7/30
4:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.8 kg 朝起き・測
2023 7/31
* 作業の成行きで、不愉快きわまりない「箇所」の整理もせねばならす、吐き気がした。東都での人生、平穏でない不快な何年かに脳みそが泥塗れに汚されていた。
2023 7/31
5:45 血圧 149-66(59) 血糖値 92 体重 55.8 kg 朝起き・測
2023 8/1
* 正午過ぎ、盛んに、午雷り 盛んに天駈けっている。
2023 8/1
6:10 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 8/2
* 寝苦しい一夜であった。寝入る爲に疲れる、ほど。
そして、早起きしたら。
* 以下、いっつも元気満杯 大鼓の望月太左衛さん、花火のように気炎。
2023 8/2
* 懶惰と謂うことばを見聞きして覚えてきた。いまの私に当てはまりそう。
体調で無く、心身が瓦解してゆく要だ、らょううでの皮膚に痛々しい弱みが露呈していたり。心神の汚れが身体を痛めている。 気丈という頼みが弱まり生きたまま寝入って行こうとするようだ。
* 心身不快。致しよう無く。『主演女優」全三巻の一巻をほぼ読み込んできた。『参考源平盛衰記』は、富士川両岸に、西は平家軍、東に源頼朝勢が、まさしく対峙。その余に『聊齊志異』の各編をおもしろく読み進んでいるが。心身が何かしら不快に燃えているよう。を
2023 8/2
4:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.8 kg 朝起き・測
2023 8/3
* 寝苦しい心身不快のまま深夜も三時半、灯をともし、寝床のまま陳彦作『主演女優』上巻の推移に、おやおや涙ぐむまで感動して起きてしまい、二階へ来た。
「湖の本 165」編成・入稿用意など含め、緊要の幾つか要件が在る。体調宜しく無く気がかりだが、ボヤッとしていると、困惑に変じてしまう。「八十七歳半」疲れるのに慣れている。用事を片付けて行くのが何よりの「クスリ(薬利)」よ。いま、早朝五時四十五分。
2023 8/3
5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 8/4
* 心身とも沈滞し疲弊している。「気」ばかりで生きながらそれが「生気」とは承知できない。「読み」は陳彦『主演女優』中巻 『参考源平盛衰記』巻廿二、藤村『新生』に絞ったまま、「湖の本 165」を入稿すべく。「書き」は、『私語の刻」に。「創作」は長めの新作の収束を心がけている。欠けているのは「遊ぶ楽しみ」、出られるなら街へ出、大いに「買って、喰って、人と話したい」が。かえってコロナ六度目のワクチン接種を奨められている。やれやれ。
* 一つ機械に輻輳して多様にとすも類似原稿が場を占めてくる。その整理整頓に、目の疲れ、甚だしい。疲れた。「八時二十分」少年の昔に、「八時二十分」とあだなされた友だちが、いたなあ。疎いわたくしは、どういう「あだな」なのか知るのに、間がかかったりも可笑しく思い出される。
もう限界。疲れたぁ。
2023 8/4
5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 56.7 kg 朝起き・測
2023 8/5
* 霊峰と暑さと。寝苦しかったが。五時起き。入稿に備えての原稿の点検、これが容易でなく。いま十時四十五分。入稿は、一つの終点、慎重に過ぎると前へ進めない。やれやれ。
* 暑さにバテてか、メールも来ない、出しても居ない。ポツンと孤独。
2023 8/5
6:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 8/6
* 起き掛け 右、かなりの量の鼻血を出した。そのまま寝入った。昼食してまた寝入った。二時半。『原爆』のことを遠い日から想い出す。国民学校四年生の私は高羽の山の奥へ戦時疎開していたが、新聞に出た記事に少年ながら「愕然」と固まったのを躰に覚えている。
2023 8/6
3:35 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.7 kg 朝起き・測
2023 8/7
* ぶっ続けに寝入っていた。奇妙におかしな放浪の夢、覚えていないが。三時半だが、起きてきた。何くれと先へ押さねばならない要用が溜まってある。
* それでも、終日、「寝ては醒め」「呑んでは寝」ていた。もう九時半、「要用」は遂げなかった。テレビを観ていたのでも無い、要するにただ坐っていてもジーンと鳴るように両眼が疲れて痛んで潤んでくる。それでも読みまた書いている。気がつくと、薄い軽い上着を裏向きに着ている。
* 明日には『入稿』用意を遂げねば。
2023 8/7
5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.8 kg 朝起き・測
2023 8/8
* 入稿原稿つ゜くり午後からこの十時過ぎまで、懸命に取り組めば酌むほど機械に翻弄されて、混乱の極みに得王師左オウしてなお精確に出来たという堪忍を機械は呉れていない。機械のせいでなく、私の老耄のゆえであろう、此の仕事ももう打ち上げ時を強いられているのか、も。今夜はもう寝るとする。楽観出来ないが悲観しても始まるハナシでない。
2023 8/8
起床4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.4 kg 朝起き・測
2023 8/9
* まだ、早朝の七時前。まだくらい夜中に起きてくる「習い」になった。それでいて仕事が順序よくすすんでいるか。そうは行って言ってない。結局疲労感にた耐えなくて、いま午後の三時前。殆ど困憊の眠りに陥っていた。コトは、多くそのままになり片付かない。
* 五時。私自身が字義の儘に「混雑」しています。何としたことか。
こんなとき、メール呉れる人、居て欲しいなあ。
* 九時過ぎ 視野霞んで暗い。夜中まで寝入るとするか 。
2023 8/9
起床4・15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.2 kg 朝起き・測
2023 8/10
* 八時過ぎ、遠慮もなく宵寝していた。この週末から週初へは連休気味、うかと入稿原稿も郵送しにくく、用向きも投げ出し気味に休息している、とは、稍や逃げ口上。
2023 8/10
起床4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.4 kg 朝起き・測
2023 8/11
* 嵐峡めく山川ぞいの路で、なんと懐かしい、嬉しい、若々しいあの「姉さんと道ちゃん」が歓声を上げ倶に遊びたのしんでいる「夢」をみて、目ざめた。声が耳に残るまま、四時過ぎに床を離れてきた。「ねえさん」が「道ちゃん」を「迎え」にきていたかと、と思った。そうかも知れず、それならやがては、妹の「貞子ちゃん」もいっしょに「三姉妹」して「私を」迎えにきて呉れるか、とも。よしよし。それもよし。
2023 8/11
起床1:50 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 57.5. kg 朝起き・測
2023 8/12
* 昨日は、無慚なまで「深く濃く沈んだあと味」の半日だった。気が腐りきった。
朝日子のことなど想い出したくなかった、ただ辛いだけ。 さて今日は。こんな真夜中(二時前)に起きてしまい、どうするのだ。仕掛け仕事の続き…。出来るなら、いい、けど。
* 六時頃に少し寝入り、八時過ぎに目ざめて、以降。あれこれしていた。自転車でポストへ想っても、二の脚をフンで二度とも「危険」と、出掛けなかった。疲労は濃い霧のように五体に浸みている、なにをムリする必要在ろう。
2023 8/12
* 夕食後も寝入ってしまい、首筋の凝った痛みで目ざめた。八時二十分。目は、睡い。
2023 8/12
起床4:35 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 55.7 kg 朝起き・測
2023 8/13
* 潤一郎夫人谷崎松子さん来訪と、「お茶」「談笑」の夢。「お迎え」に見えたかと感じながら、懐かしく。
私は、若い日のいっとき、編集者から、「秦さん、谷崎夫妻の隠し子なんですって」と私語(ささや)かれビックリした想い出がある。生前の谷崎先生にはお目にかかれなかった、が、松子夫人には亡くなる日までまこに懇意・親切を尽くして下さった。まこと「山のように想い出」がある。それすら、もう久しくなった、私は八十七歳。嗚呼。噫乎。
* 払暁五時、強い雨の音。
* 朝、八時半。「すべき」雑用をコツコツ果たしていた、書庫とも往復しながら。しかし、ソレで宜しいワケ無く、一に成すべきは、何か、判りきったこと。創作の進捗、分かっている。が、疲労困憊は淡まらない。
2023 8/13
起床5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 56.4 kg 朝起き・測
2023 8/14
*「湖の本 165」入稿分 ポストへ。そお握り、あんパンなど、用は「かいもの」をの序でに「ローソン」で「買いもの」日本酒、ウイスキー、サントヰイッチなど、要は「買いもの」を楽しんできた。「買う」という行為、心身に無意味でない。
* ハテ、サテ。明日は敗戦して、何年か。78年ほどか。盂蘭盆という実感はもう私にも残って居ない、何といっても「戰争に負けた」国民学校話粘性の私には、「負け」は疑いようなく「あたりまえ」であったという実感を振り捨てようのないのが今も苦い。
* もう四時。寝ていたいが。そうもいかない。郵便もメールも無い。これが老境か。 2023 8/14
* いけない。寒け。
* でも、心して務めて、往年敗戦への道を少年四年生の私もともに歩んだ持ちを新たにする報道や番組に顔も耳も向けた。あそこを通ってきて「今」なのだと。
2023 8/14
起床2:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 57.7 kg 朝起き・測
2023 8/15
* 外は暗いが、二時半に、もう起きてしまった。寝たければいつでも寝、起きたければいつでも起きる。このごろはそういう暮らしも嗾すような、もう三年も「コロナ狂い」の時計ではある。
* そして、今日只今の「日本」は、これは「幸せな平和」と謂うものなのか。そうなのか。
*早暁 四時半 外はまだ暗い。朝飯前をひとガンバリするか。
2023 8/15
◎ 令和五年(二○二三)八月十六日 水 大文字
起床4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 575.4 kg 朝起き・測
2023 8/16
* 体重が稍やに戻っている、疲れようは増しているのに。そして視力の減退、混濁、日ごとに増し。まさしく末期症状か。
2023 8/16
起床4:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 57.4 kg 朝起き・測
2023 8/17
* 「煮える」ように二階廊下 暑い。こんな暑さ、過去にも覚えぬ程。暮らしの中で、「無茶」はしてならない。もう「やりすごして」清い秋を待つことだ。いま不用意に「ガンバル」のが何より危険か
2023 8/17
起床4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 56.8 kg 朝起き・測
2023 8/18
* よほどもよほど、もう、茫然とも耄然とも 心身が衰弱している。正気かなと吾から危ぶんでいたり。そういう境涯に入ってきていると謂うこと。さっき思ったり思案していたのを、直ぐ忘れ、思い出せない。やれやれ。
本が読めている。文も書けている。それにはげまされ、ホッともしている、が。
人づきあいということが、やはり大切で、しかし急速に減って来ている。メールにも、ついお返事を忘れてしまう。なにしろ、コロナで三年、外出らしいがいしゅつをしてないのだ。街が、怖ろしく遠い所なっている。
2023 8/18
起床4:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 56.9 kg 朝起き・測
2023 8/19
* 私の夢は、ニギヤカ。どこにこんな夢の資財が隠れているかと思う。異様に多彩で多様でヘンチキに場面は劇的・怪異・そして熱い。現実の歳からすれば、異様に過ぎるほども過度にセクシイなこともある。
フシギと、知った顔はめったに現れないが、幸いに、決して忘れない数人は、向こうから訪れてくれる。嬉しい。
2023 8/19
* ごく親しい人、なのに、フッと苗字が出て来ない。こんなことが、水かさ増す「浸水」のように増えてきたなあ。
* たくさん書いたたのに、混乱して消え失せた。疲れ果てている。
* 愉快か。愉快なものか。不快か。不快。何が。判らん。
* 『左道變』を読み返す一日で終えた。心神結滞。モノもコトも見えない。
2023 8/19
起床 5:25 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58.1 kg 朝起き・測
2023 8/20
* 寝ていよ、まだ早いと諫める声も「感じ」ながら、床を起って二階へ来ている。既に心神、「元気」を喪っている。海水浴で「沖」へ出過ぎて「帰れるか」とおそれたあの「体感」がよみがえる。
2023 8/20
* 心身不快、ことに「心」の内に濃厚な不快と不信と不和が、ドス黒い団子のよう。体力が許すなら、独りで、旅に出たい、旅先に、孤心を憩わせる小さな家寓が欲しい。
迂闊な私は気付けてなかった。自分の島に、やっぱり自分「独り」しか立ててないと、不本意ながら気がついたとは情けない。ありていに言えば、私には「身内」と謂うに同じい良い・大事な「読者」が有難い、が……、いやはや。
*各地での「競馬」実況を幾つか続けてテレビで見た。爽快感に、不快に沈む気分、すこし明るんだ、が。
誰かさんからの絵葉書、啄木の歌集『悲しき玩具』に
呼吸すれば
胸の中にて鳴る音あり。
凩よりもさびしきその音
と。私の不快に、とてもとても然様の風情は影も無い。
2023 8/20
* おお 五時半か。セイムスへ、自転車で「酒」を買いに走りたかったが。腐るほどの不快も湧いて出る昨今だけに、酒の切れているのは、不快めく。料理酒を盗み呑むのも腹だたしい。不快は不快、酒で失せる不快でない。
* シンの疲れで、時も場所もえらはす寝入る。夢も見ない‥一寝入りゴトに壱時間半が通り抜ける。狭い小さなアタマの中で。ゴッタ返して要件顔の屈託が威張りくさる。なんと。十一時になろうと。時間を前に、恥じ入る。
2023 8/20
厚生病院の受診
起床 5:25 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58.1 kg 朝起き・測
2023 8/21
* 厚生病院の予約受診、諸データは申し分ない尋常を示していると。前回もそう謂われた、データは、健常と。
しかも、この疲弊は如何。病院から帰っても、いま、もう24時前。何一つもせず、寝入ったままであったよ。「違和」とは、コレを謂うのでは。
92最の、ロスの「チョコちゃん」から「100までも」と、87最の「コヘちゃん」を激励のレター呉れてくれる。アリガトさん。
このまま、明朝まで眠る、心やすく、よく眠りたい。朝には「明日」の「今日」が来る。
2023 8/21
起床 5:25 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58.1 kg 朝起き・測
2023 8/22
起床 5:00 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58.0 kg 朝起き・測
* 今日 わたしは何して生きていたろう。いま、晩の八時十五分前。ずーうーっと寝入っていた以外に覚え無い。茫然忘我。生きていましたと謂えない。 終焉への前駆か。初めてのこと。しかと補記しておくが、月曜の定例の検査と診察で、検査諸データは申し分なく、聴診触診にも。それでいて此の疲弊と困憊や如何。判らん。心身ともに、グタッと潰れたよう。
2023 8/23
起床 5:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60.8 kg 朝起き・測
2023 8/24
* 体重が増えている。食欲が増しているとも,多く食べているとも自覚はが無いが。寝太りということが有るのか。意欲を失しかねず疲弊して仕事は停頓している。
2023 8/24
* わたくしは、目も明いてられないほど、疲弊、暗澹。
2023 8/24
* さいわいまだ、本は停頓無く和文も漢籍も読める。『史記列伝』 王充の『論衡』 『参考源平盛衰記』 『明治維新史』 『聊齊志異』 『水滸伝』などを他の支那デイ、藤村も秋聲も。目が心配だが。
2023 8/24
起床 5:55 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60.8 kg 朝起き・測
2023 8/25
* 心身を倶に見失ったようなボケの底に嵌まっている。
* 困惑と迷惑との一日へ落ち込み、茫然 呆然。何がどうなってしまつたかすら認知できない。
2023 8/25
起床 4:45 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60.8 kg 朝起き・測
2023 8/26
* またも、街区に行き惑うて、大きな寺域の止めどない合従に捉えられて出られず、ほとほと辟易の夢に悩んだ。何か賑わった行事に秦の父と二人で加わって、その帰り、どこかのバス丁に二人起っていたのに、ふとしたうち父だけが去ってわたしは何処も知れない寺前のバス丁に独り取り残されていた。それからの孤独で危険な辛苦艱苦、寺地から寺地への彷徨はもの凄かった。やっと拾えたタクシーに運転手の姿の無いまま見知らぬ歳の住宅地を連れ回されて夢覚めた。
なんでこういう夢に引きこまれてしまうのか。よぼ「にんげん」が出来てないと謂うに尽きるか。
* 今朝の東空は、あでやかな朱の、まさしき曉雲の流れが波打って美しく、ほれぼれと遠望した。イヤな夢が拭われた。
* 午前十時半。寝入っていた。心身に「元気」失せ、ハツラツとした何も無い。
書き散らした 歌の紙切れがひと塊り。記録済みか判らないが、書き写しておく。
2023 8/26
* やっと寝ないで起きている感じ。鰭ひとつ動かず土間に投げ出された魚のよう。
2023 8/26
* 瞼が痛いほど睡い。しいて本などよみたくなく、熟睡したい。
2023 8/26
起床 5:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 61.5 kg 朝起き・測
2023 8/27
* 早暁 二階へ来て廊下の窓をえけると、好きにさせてある地生えの笹数本が塀内ちに伸びて茂って窓から手に触れるまで目に沁む翠り葉を広げている。まだご近所の何処も寝んでられる、そんな明けの静寂のなかで生き生きとした笹たちと窓から手を触れあう嬉しさ、貴重。
* 少しずつは酷暑の日々もしづまっくれようか。歩けるだろうか、歩ける内に街へ一度出てみたいが。まだ江古田の奥への歯医者通いもあるのだ、いま私に歯は、左の奥の奥の下に二、三と無い。自身は慣れてるが、喋ると我ながらフガフガと変です。
2023 8/27
起床 4:05 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 61.35 kg 朝起き・測
2023 8/28
起床 3:05 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 61.5 kg 朝起き・測
2023 8/29
* 目が覚めて、真夜中三時すぎ、ちと早すぎるがそのまま起き、二階機械の前へ来た。「夜中起き」も「早起き」も珍しくなく、いま、四時六分。このところ「書く」「書くために調べ読む」が芯になり、いわゆる「讀書」は「おやつ」なみ。超大作の陳彦『主演女優』も、全五十冊ちかい和本漢文の『参考源平盛衰記』も、仕事の、恰好の「中やすみ」になってくれる。
實は、いま、節に読み入りたい一冊は、もう二度三度熱中して読んだ『浄土三分経』のうちの『大無量壽経』阿弥陀如来の出生譚が「懐かしい」のであるず、本は手にしていながら、もう少し身辺も心境も静まってからと、いつも岩波文庫をただ手に持って重みに感じ入っている。『浄土三部經』も『法華経』も、それはもうしみじみと惹かれる「聖書」であるよ。
2023 8/29
* よほどもう懸けている長い新作屁の筆入れが、ま、好調に進んで行くと気をやや良くして……六時半。アコやマコの朝「ごはん」は八時と。その用意まで妻は起きてこない、私の朝飯も「右に倣え」。息を入れに、朝のテレビ・ニュースでも聴きに降りてもよく、真岡さん(マオカットン)に戴いた「南部美人」というやさしいお酒もある。この年齢で私の酒量は安定して増えている。一升瓶ならセメテ五日もたせよと妻はしかるが、義理か厄介に、しかし「三日未満にラクに一升」いってしまう。お酒が「美味い・旨い」のだ。難儀なお爺さんだソーである。
2023 8/29
送信の記録を見ていると、私、お相手の氏名などを、まこと失礼にまちえていたりする。もうよほど人の道を脱線の気配。弱るなあ。
2023 8/29
起床 4:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59.6 kg 朝起き・測
2023 8/30
* ことに脚が浮腫むが、処方されている利尿剤はよく効いて呉れる。けわしいまでほぼ一時間半ごとに尿意を伝えてくる、が、排尿はごく順調で停滞しない
* 初校の半分を終えたけれど、ただただ眠気にまけやり、寝入っていた。もう十一時。五体萎縮、ふらふら。抵抗せず、睡魔とも病魔とも平和的ににらみ合うて、また寝継ぐ。
2023 8/30
◎ 令和五年(二○二三)八月三十一日 木 葉月盡
起床 4:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60.01 kg 朝起き・測 2023 8/31
* 明いてられないほど目が霞んで、痛みさえも。六時前に起きて午前十時半。韓国歴史ドラマでは最も信愛し親和できた『い・さん』が終えた、往年の仲良し少年・少女 イ・サン、ソン・ソンヨン、バク・テスが、王になり愛妃なり重臣になって行ったものがたり、他に比していっとう快い「生涯の劇」であった、パク・テスひとりが生きて遺され地。じつは少なくも過去に二度は通して観ていたのだが。
* 「混乱」の一語・二字にしがみついて生きているよう。張った両肩が刺されるほど痛い。視線は波うち、手先は痺れ、ジンジン鳴るよう。むしろ居直りたい。引けば押される。「寝るが勝ち」と謂う物言い、有ったかな。
* しんどい、では、謂えてない。ぐったり、と、潰れそう。立場が、足の裏から崩れそう。停滞が停頓を招く地滑りのような危なさ。
2023 8/31
起床 4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59.6 kg 朝起き・測
2023 9/1
* 異様に足など浮腫んでいる。健康、良くないのか。一日24時間の使い分けに理を欠いているのだろう。九月の幸いすることを願いたいが、天然を頼む前に自重、か。
* よく寝るわ寝るわ呆れるか、怠けてでなく、潰れている。いかほどに分立した急ぎのよ用向きがあるのかも把握しそびれるほど、意識も意欲もボケてただ混在している。いま晩のまだ八時だが、心身を率い何かへ起ち向かう意欲は涸れている。詰まりは「ねる」が結句の利くクスリか。
* 同い歳ほどの知友にメールするのが、こわい。返信が無いととんでもない懸念や不安にたじろぐ。知れずにきた、これも「老境の現実よ。
2023 9/1
起床 4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60:16 kg 朝起き・測
2023 9/2
* 二階廊下の窓開けて眺めた、真東、遠く遠くに朱(あけ)に燃えて棚引きに流れた、文字通りの「曉雲」「「東雲(しののめ)」颯爽の力みちみちて「美しかった」ことは。
早起きの、徳よ。
2023 9/2
起床 4:40 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 60:1 kg 朝起き・測
2023 9/3
* 狭い暑い我が家をうろうろと「疲れ増し」にうろついては、「必要な妄想」との出逢いつづけを願っている。妄想してこそ正気が實は正気の「はみ出し」と分かってくる。生まれ落ちたその時から「はみ出し」続けてきた、其処がつまりは親しむべき「世間・世の中」なんだ。
2023 9/3
* 横になればもう胸謂ってしまう。逆らわない、なるように心身を成らせておいてムリに生きない。
2023 9/3
起床 4:05 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59:0 kg 朝起き・測
2023 9/4
* 零時半。意味も用もなく、ふと此処、機械前へ来たが。もう寝にゆく。
* 早暁。四時過ぎ。
ここ二三日、ひっきりなしに悩まされ、イヤ励まされても居るのだが、例の、歌の末尾だけが間断なく耳と口とに溢れる‥此処二、三日のそれは、ザ・ピーナッツの合唱『心の窓に灯を』の末尾「(ホラ笑くぼが)浮かんでくるでしょう」ばっかり、それだけが「まじない」めき「励まし」めいて實に昼夜なく間断なく聞こえるのである。不快ほどでもないが、時として煩い。「やめろよ」と言うて効く相手がいない。それに、此の手の歌詞の呼びかけ、年がら年中無数に「有り」つづける、つまりは執拗な「癖」のよう。
「おんもへ出たいと」「剣投ぜし」「吾がなつかしき」「忘れがたき」「ささやきながら」「ねんねこよ」「こんときつねが」「あーあ長崎の」「学生時代」「ちいさい秋」「金と銀との」「眺めをナニに」「富士はにっぽん」「うすむらさきよ」等々、‥際限なく、かつ取り留めないから、聞こえ続けるのだろう。
「くせ」やろか、誰にも有るんやないやろか。
謂えるのは、わたしが、ケッコウ「唇に唄を」派で永い人生、いまも最中と謂うこと、か。
2023 9/4
起床 4:25 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59:6 kg 朝起き・測
2023 9/5
* しっかり夢みていたが、しっかり覚めて忘れているのが有難い。
2023 9/5
起床 4:25 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59:6 kg 朝起き・測
2023 9/6
* 昨日、銀行の用と、久々の歯医者に通ったのが、さんざんだった。階段の上がり際に躓いて烈しく前のめりに転倒した。幸い過剰な痛苦やその後は免れたが‥燃えるような熱射を浴びながら歩いのもキツかった。上下名ごっつい総入れ歯を嵌められたのにもつくづくイヤ気がした。そして夕から番へ、夜へ、夜中から明けるまでに来半身、事に右下脚にきついふゅと、それをとればきつい硬直がくりかえし、痛みに悲鳴をあげた。大量の水分を補給の一方、浮腫止めにもつとめ、其の交代に痛められ続けて今に到る。末期の現象かと覚悟もさだめつつ、「体違和」と戦い続け、いま午後二時十五分。仕事にならなかった。『転倒』はいつも懼れて要心していたのに転んだ、それも炎天下の石段で。骨に異常が無くてたすかった。
老耄という語彙をつい意識する。しかし逃げ腰に弱気になどなるまい。しかしまあ脚が、まるでカチカチの鉄骨かに化したままさしこむような痛むというのは、叶わん。
なにかも停頓している、せめて痛みだけが薄れてくれれば。
2023 9/6
〇 体調の違和掩いがたくただ寝入って躱している。躱し得ているとも謂いにくい。体表に難かょもの違和を覚えている。今、もう夜十時。ただ安眠が願われる。
2023 9/6
起床 4:05 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58:8 kg 朝起き・測
2023 9/7
* 数時間とも起きていなかった。晩の九時過ぎ。心身疲弊とより謂いようが無い、が、なにかからの逃げ口上か。三食、少しずつは食していたが口が不味い。視野は霞み、「読む」元気が失せている。世界とも日本の昨日今日とも触れ合わない。「げんなり」とも「ぐったり」とも。
2023 9/7
起床 4:05 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58:8 kg 朝起き・測
2023 9/8
* 終日、寝起きるつど、夜昼晩の判別も出来ないほど寝ぼけていた。口を利くのもっ鬱陶しい程に活気うせて食欲なく何を口にしても続かず。足腰の痛みよりもこの疲弊のひどさに全面負けている。仕事は全く停滞停頓、情けないが湧いて出る活気か亡い。今、晩の七時半、朝から、ずっと死んだが如く。
食事して、美味いという感触の゛微塵も湧かないのが、まさしく味気ない。
* このまままた寝入るとしよう。幸いに私の世界は世間との約束づくで無い。自律の必要こそあれ按配は自分で出来る。
2023 9/8
起床 4:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58:9 kg 朝起き・測
2023 9/9
* 今、何時なのかを心得ない。時計を観る。六時三十五分。それが朝なのか夕方、認知していない。日記の書きようからシテ朝かと想うが、調色したとは覚えず、私同様か、それ以上に妻の体調の違和が濃い。こういうとき、こっちもフラついている私に適切な手伝いが出来ない。こんな際の「嫁たのみ」が「時代遅れらしい」とは心得ている、が、それでも、たとえ一時でも素早い助力があればなあと嘆息する。
娘の朝日子とは孫「やす香」の病死を機縁に「切れ」ていて、もう多年私は娘の現状の片端も識らない。幼来多年「父の虐待」の被害を受けたと「父の私を法廷の被告席に立たせた娘」である。深く深く愛しこそすれ、なんで子煩悩を笑われた私があの「朝日子ちゃん」を虐待するものかと、知人はみな呆れて首を横に振るが。
弟の建日子には、「妻」と戸籍上も決まった人と紹介されたことも「結婚式」という儀式も紹介されたこともない。真面には緊急時の助けも願えない。顔が合うのは、正月、建日子と連れて我が家の雑煮を祝いに来る、事実として、只それだけの縁、なまじいに、なみの友人知人よりも、支援を頼みづらい。公共の支援を期待し依頼のほか無いということ。
* 幸いに助言や示唆はあれこれ貰えている、それに従わざるを得まい。
* 私は小学校の内に、ひとはみな、みはるかす大海洋に無数に散点する人一人が起てるだけの小島に「生まれる」のだと悟った。そしてよびかわし呼び交わし、人は人間たちを「身内」「他人」世間」と認識し、眞の「身内」とだけ、一人でしか起てないような「島に」倶に起てるのだと「観念」した。血縁や肉親を私は、生まれながらに喪っていた私は、ひたすら「眞の身内」に出会おうと努め生きてきた。よかったと確信している、
2023 9/9
* 何をしていたのか、何が出来たのか、自覚が無い。階段の最上階で前のめりに横転して撃った右腰の瘤に成った痛みが脱けない。何とも自分が頼りないままもう午になるらしい。何が急ぎのようだろう。
①「湖の本 165」「あとがき」を送らねば。
② 仕上がり近い長編を仕上げたい。
③ 「湖の本 166}を編輯し、前半と後半の原稿を用意せねば。
これぐらいを頭に入れていれば、いい。
* 心身のよわりのせいか、亡くなっている懐かしい人等のことが想い出されてならない。呼ばれていると感じるのは私の弱りで、みな、まだ頑張れよと言うて呉れる。それを聴かねばと思う。
* 九時半。もう視力が失せている。
2023 9/9
起床 5:10 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 59:0 kg 朝起き・測
2023 9/10
* もう、私の「書き仕事」はほどなく「断念」せざるを得まい、「独想・静思」に無事に落ち着きたいが。
* ま、いい夢に部類できたのに、記憶からは消亡した。そういうモンだ。
2023 9/10
起床 13:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58:6 kg 午後起き・測
◎ 何と云うことか。昨日は体調違和のどん底で、立ち居も、杖着いての家内での歩行もままならず、睡眠へ遁れるほかに途が無かった。
そして今日、午後の一時半に、やや身軽く感じながら睡眠の連續から、床を起った。血圧や血糖値は計っていない。「アコ」に手ヒドク噛みつかれた左掌は傷が展転し手の甲は腫れ上がっている。左手なので助かっている。
「アコ」は足もとへ纏わりつくのがすきで、私にすたすた歩かせない。階段などでは危険で、つい蹴飛ばして離そうとするがめな。よっぽど私が好きなのだろうが、危なくてコが進まなくてつい蹴飛ばすほどに追いやるさなか、パアっと飛びついて私の左手首へ噛みついた。やはり毒か甲と掌に数カ所のかみ傷が出血し、甲は今もむっくと浮腫んでいる。幸い左手で良かった。
* もうコトを汗って齷齪することはあるまい、あるままに、なるままに、と思うようになってきている。
* これだけけ寝続けても、睡い。それにしても午後も半ばまで眠らずに済まなかったとは。夏バテの極を通っていたのだろう。
2023 9/11
起床 6:30 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 57:56 kg 午後起き・測 2023 9/12
* 猫の「アコ」に咬まれ傷は皮膚の奥で悪化してか、右手の甲の浮腫んだ腫れは痛んで退く気配が無い。
* 朝から目元重く、疲れている。家の内で転倒も三度、しかも急ぐべき「要」は輻輳の気味に。
* 尾張の鳶さん、京都の大好きな鰊蕎麦たっぷり下さる。感謝かんしゃ。明朝からご馳走になる、楽しみ。ありがとう。
* 目も明いてられないような全身のけだるさのまま、もう九時半。休ませて貰おうか。
どんな明日が来るか、明日は明日。寝酒の切れているのが頼りない。「アコ」の咬まれは未だ腫れている。痛みもある。生きているだけで、色んなコトが有るのである。
2023 9.12
起床 3:45 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 57:85 kg 早暁起き・測 2023 9/13
* 妙に小賑やかなゆめばかり観て、めざめてしまったので、そのまま二階へ。戸外は未だ、マックラ。仕事にしたい、が。
* 晩の九時すぎ、おもに小説の書き継ぎと読み直しとに。よその世界を歩き続けていた。妻も私も夏バテひどく、交替して転んだり滑ったりしてる、危ない事かぎりない。夫婦とも視力の弱りがキツいイ、か。
* それでも、私、この時季としては書き仕事に、よほど集中しておれた、根(こん)も實(じつ)もムリにも費やしていたとも。一の目標は書き継いできた長編の「脱稿」それに尽きるという気で、添削しては推敲しては、疲れて崩れていた、が。暑さに負けて疲れるより、仕事で責められ疲れる方が、いいに決まっている。とは…、いえども。
2023 9/13
起床 4:15 血圧 144-76(55) 血糖値 102 体重 58:0 kg 早暁起き・測 2023 9/14
* 夫婦揃って八十七歳の暮しや健康如何と、公のお役目らしき婦人が朝の内に尋ねてみえ、一時間ほど三人で話した、が、要領を得たとも得なかったともボンヤリと、声ばかりデッカイ応答で帰って行かれた。
こういう要件は、本来は資格のある「保健婦」さんの仕事かと思うのだが。
医学書院の編集職にあった十五年半のうちに、看護系では、「準看護婦」「正看護婦」「助産婦」「保健婦」の各月刊雑誌を私自身「企画編集・担当」してきた。それぞれに国家試験があり、それぞれに「専門職の資格保持者」であり、なかでも「保健婦」さんは市井にも活動範囲をひろげて、「看護職のごく高等な資格者」たちだった。時に「先生」とも呼んで一緒に仕事した。
今日我が家に見えたのは、ま、西東京市の吏員かその周辺での臨時「聞き取り・質問役」のような中年サンであった。要領を得て帰られたか、心許なかった。
2023 9/14
* 元気どころでなく
読み書きも苦渋、閉口 しています。小さい頃のアダナ、 ヘイコー でした。幼弱に帰るようです。 コーヘイ
2023 9/14
起床 4:15 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:8 kg 早暁起き・測 2023 9/15
* 夜前の「浮腫どめ」し処方されている「利尿剤」とで、一時間おきに尿意に起こされた。もう慣れて國ならず、むしろその間の目覚めの内に、いま書き継いでいる長編小説への恰好の「題」を得た、これは作のために大いに有難い。ためらわず、いつものようにまだ早暁とすら謂えないうちに床を起ち、此処、機械の前へ上がってきた。血糖値も、血圧も測った。数値は皆落ち着いていると思う、が。
羽生さんに戴いた鶴屋の「柚餅」を爪楊枝に一粒、美味しく口に含んだ。
2023 9/15
* 今日は、夕刻近い「時間予約」予約で、妻と、奥江古田の歯科医へ出かける。
大きなマスクも、ビニ手袋も、私は欠かさない。前に、帰りの途中、熱中症にやられている。
* いま、早朝の正七時。早起きの時間が、私の、「私語」の楽しめる「余暇」なのである。
* 二時半、急の雷雨の中、歯科へ。滋賀の診療経過はサンザンだった。前回に作られていた上頤、下頤への総入れ歯は、ともに、口腔内に安着せず痛み、そして脱落する。」・」こしに上があんちゃくせず、そんな課題に密接しない總入れ歯ては、生活のためのまともな発声、飲食、對話や朗読等は一切出来ない。唇は上下きりっとと知られず、強いて閉じれば、「まともに淸んだ正常の発言身会話も音読も朗誦も、何も出来ない。、政情の発声発音して淸んで発音できない」「まともな声で会話も電話も出来ず、飲食も、安眠もできず、口腔内のアチコチで痛みが走る。」
若い女医師との折衝では、随所、「削りましょう」「慣れて下さい」と。
お話になず、「歯無し」で暮らす方が日常作業や創作の安着には向く気がする。折り合い付かず、帰ってきた。歯無しの末路を遂げようという気になっている。
* 西武線に落雷事故有り、満員の各駅どまりに練馬で何とか乗り、保谷駅ではタクシーに待ち街待って乗れず、不便なバスにやっと乗って不変な途中下車後は、妻ほ励まし励まし「とほ」に堪えて、帰宅した。「アコ・マコ」待ちわびていた。
2023 9/15
(機械処理のミスで、冒頭の記事を逸失した。)
2023 9/15
* 朝八時。朝食に 階下へ。
階下では、もう、妻は「湖の本 165」発送用封筒への「宛名貼り」を始めている。感謝。やすみやすみ、願う。
* 疲労で寝入っていた。午前11時をまわっている。いま最大「要」は、書き継いでいる新しい長い小説の仕上げ。
2023 9/15
* 作られた「總入れ歯」とやら、投げ捨てたいほど何役にもたたず、フガフガと、話せず食えず、普通の「生・活」出来ない。医師は「慣れてください」と。一刻も休めないような「生・活= 読み・書き・讀書と創作」の日々が明瞭にもう「残り少ない」のだ、「總入れ歯と心中できるか」と吐き出したい。
と、謂いつつも疲れては寝入ってしまう。
◎ 此の、みづうみ 水涸れたように
出逢ったら、見違えてわからないと思いますよ。瘠せて、背は低く腰は折れて、歯は上にゼロ、下ノ左奥に2本しかありません。それは私はすでに平気ですが、疲弊し困憊して、しんどくて堪らないには、閉口です。
けれど。読む 創る は、変わりなく、むしろ旺盛です、吾ながら不思議。長編は、適切な好題もすでに得て、「脱稿」へ逼っています。
歯医者が、「總入れ歯」をつくりました、「慣れて下さい」と。
上下に押しこまれたら「痛い」ばかりか。唇も上下合わせられず、何もまともに喋れず、飲み食いなどとてもできず、これでは睡れもしない。
父医師以来の久しい付き合いで、父先生の死後は、いま中年の娘センセイが治療など。永いなじみの都合六十年近くを今も江古田の奥まで、保谷からバスや電車を次々乗り継いで片道に一時間余わざわざ通っている、が。
「生・活(話・会話・飲・食・呼吸・眠)」「ほぼ不能」の総入れ歯にただ「慣れて下さい」は無慚に過ぎ、いっそ「上、下に歯の無いまま」生涯終えてもいいかと慨嘆している。ひとしお、心神、異常だが、まだ生きてはいる。先は見えない。こごえで「まあだたよ」と、天國から招き呼んでくる「もういいかい」に返辞している、が。ま、報告すれば、そんな状況。ながなが蛇行するこの長い作との取り組みに、希望を抱いている。
* 酒が払底したので 自転車にラクに乗り、「セイムス」で気ままに買いものしてきた。 帰路は乗らず、挽いて帰った。自転車が「杖」になり私を「挽いて」くれ「歩きがらく」だった。
2023 9/15
* 晩は、潰れたように「疲れ寝」し、目ざめたら、翌十七日の零時、いま、零時半。 2023 9/15
起床 5:15 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:0 kg 早暁起き・測 2023 9/16
* 気が腐っていたので、処方の利尿薬は避け、常は避けている催眠の「リーゼ」を服して、それでも独り「零時過ぎ」てもキッチンで酒を飲みテレビの国際ニュースなど聴いてから、床に就いた。幸い手洗いへ起ったのは、一度。夜中にも要心のビタミンなど補強して、目ざめたのが曉暗の四時。猫「マ・ア」達の朝のトイレ用足し を脇で見、仏壇の秦の両親や亡き孫「やす香」そして我が家に歴代の愛猫たち「身内」らと静かに「話し合うて」から、此の二階へ来た。
「マ・ア」に削り鰹を遣り、私も一口含んでおいて、機械を開けた。
毀れたままの「ホームページ」が、結局東工大卒業生らの親切も行き届かぬまま、まだ復活できていない。それは大勢さんから「復旧か新設」を まま「懇願」され続けて居るの…だが。私には不可能。私も、「東工大の先生」時期から四半世紀が通過して来て、耄碌のすすむまま、所詮私にはもう「専用のホームページ」は「絶望」であるかの気配。
2023 9/16
起床 3:15 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59:0 kg 早暁起き・測 2023 9/17
* 零時過ぎには機械前に居て、いま真夜中三時過ぎ、手洗いに立ってそのまま、機械の前へ来てしまった。寝るより、起きてしまいたかった。蛇行する長い小説を脱稿へ追いたてたい、そのために。
此の作には、私自身抱いている或る「懐かしみ」が溶け入っている。
* も一つ、この際特記しておこう、「作家秦恒平」の久しい読者の、半ばを大きく越し「女性」の支援に強く支えて戴き続けていること。
「秦恒平の文化論」の個性と謂えば、京都に生まれ、育ち、学び、以降書きつづけて久しい「日本」の『女文化』論に極まるのでは。
寺田英視さんと対照になるが、私は生涯「女」に敬意と親愛と批判を呈上し続けてきた、
強いて標語にすれば「男はきらい、女ばか」となる。この「ばか」一語の秘奥を読み解いて貰えねば「作家・秦恒平」論は「山」を越えまい、か、な。
* とにかくも 孜々として「読み・書き・本を読んで・創作を」先へ先へ伸ばしたい。如何にも体調は「自壊進行中」の心細さであるが。
投げ出すまいよ、挫けて。
「寝入って、休む」のが、結局は「薬効」になるか。とにかく、やすもう、と思いはするけれど、も。晩、八時過ぎ。ウーン。
2023 9/17
起床 5:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:5 kg 早暁起き・測 2023 9/18
〇 14日から、台湾にきています。
川端康成をテーマにした「国際シンポジウム」の招待発表を無事に終え、明日の夜に帰国予定です。
空港で買えるような 甘いものか お茶か お酒でもお土産に、と思ってますが、何かご希望はございますか?
東京もまだまだ暑いようですね。
どうぞくれぐれも お体をお大切になさってください。
<私の母も新しい入れ歯を何度か調整し直し、「慣れるまでの辛抱」と言われて「何週間も痛み」をこらえたそうですが、「結局古い入れ歯に戻し」ました。
「合わない入れ歯は、無理」なさらない方がよいかもしれませんね。 日本晴
* 同感。
* あさ、七時に成っている。夜中か早暁に起きての朝食までの何時間かが気に入っている。
* もう午後二時半を過ぎている。午前はアレコレを先へと押していた‥昼食後は一時からの『奇皇后』とか謂う韓国ドラマを一時間見た後、卓前での「居眠り」半時間。とにかくも睡眠の「薬効!」に応援されるよう努めている。
2023 9/18
* 指先まで鳴るように痺れていて、機械に頼るほか、手筆で「書く」ことが出来ない。戴いたお便り等に手書きの「お礼」「お返事」が出来ない。心苦しくおわびする。機械(パソコン)でなら、視力の弱進こそ懼れているが、ま、こう御覧のように文は書ける。有難いこと。
* 左手の甲、人差し指根方のアコに咬まれた傷跡が執拗に痛く腫れて排膿もせず、執濃い。甲ががむっくり腫れ上がって痛む。やれやれ、難儀続き。人さし指の根元ふかく、親指の根までも腫れぼったい。キイを打つ右手でなく、これは助かっているが。
* 今日も、果てて行く。こし寝酒を含んで、寝よう。
2023 9/18
起床 8:10 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57:5 kg 早暁起き・測 2023 9/19
* 久しぶり、よく寝入って目ざめると朝の「八時十分」には、吃驚ポン。
2023 9/19
起床 4:15 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57.65 kg 早暁起き・測 2023 9/20
* 前夜と打ってかわり、夢は見ないのに尿意に起こされ続けた様な。曉暗とすら謂えないくらがりで床を起ち、二階へ来た。待ち受けている「仕事」は二、三でない。気と体力の少しでもあるうちに、「立ち枯れ」させまいと。
2023 9/20
* ここで時計は朝の六時半。ちと、机辺に用意、九谷焼「猪(私の干支)の小盃」に「黄桜」の辛口文字通りに「一献」。筆を、怖い「左道」の闇へはこぶ。
* 八時半に朝食して、そのあとちょ横こになったのが、目ざめれば、正午とは。誰にと無く恐縮したが、その必要は無い、この慘暑と感染とに脅されている以上は、休めるうちは休んだ方がいい。とはいえ、じわと仕事上の所要は數増してきて。「湖の本 166」再校ゲラが届いたら、責了そしてで基本の要発送が軸に成りながら、「書く」「創る」要件は十字を成して大きくなるばかり。涼しく成るか。心身起つか。弱気が払えるか。
2023 9/20
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.1 kg 早暁起き・測 2023 9/21
* 咬まれた左手の甲、見た目は平穏だが執拗に痛む。一面の小じわに埋まっている。指は尋常。
* 昨日のことが何も思い出せない。
2023 9/21
* 目がしかと見えない、いまこれが「疲労」「疲労感」も含め一の障害。何事も休み休みよと云いたいが、余裕が無い。深く寝入るのが一のクスリとは感じているが。しかし今日は午後二時から僅かな夕食時だけを挟んで実に先刻22日零時過ぎまで寝入っていた。嬉しい事に「靖子(沢口)」と向き合うて、家で、二階座敷で、碁を生真面目に三番闘わせていた。二番は靖子が勝った。ご機嫌良かった二人とも。妻も立ち会っていた。
* 心身疲弊 目に見えて 崩れそう。
2023 9/21
起床 3:45 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57.6 kg 早暁起き・測
2023 9/22
*「靖子(沢口)」と向き合うて、碁を生真面目に三番ぬ戦わせて、いた。二番は靖子が勝った夢を見て二人ともご機嫌だったのが、零時過ぎだった。丁度今、同じ夜中の四時十分。そのまま二階機械前へ来てしまった。まさか碁も打てまいから「しごと」を続ける。背の方のソファで半疊大の「靖子」の顔がわたくしを観ている。別に大小五つ「靖子」の写真がこの雑多な部屋に微笑んでいる。申し分の無い「娘」である。
2023 9/22
〇 気温が30度で、涼しいと感じる今日の陽気です。
ご無沙汰が続いていますが、お話できるようなコトもなく、毎日「活きるため」に時間を過ごしているようなものです。
今思うことは「家事」というものは、完璧をもとめることが不可能だということです。この歳(=九十才前後)になつてこの体験、人生というものは何とも見通しのつかないものですね。
そういうわけで、全くさんぶんてきな毎日、暑さお見舞いに添える「こと」はありません。
秦さんご夫妻もお年ですから、充分なお心遣いをと願っています。 井口哲郎ほ
* 手指が頤使に委せえず、メールは出来てお返事も即座に可能だが、郵便葉書を頼むのは苦痛になって居る。メールにはすぐお返事を差し上げているが、手書きはご勘弁戴いている。
2023 9/22
* 夕刻過ぎて晩がたまで吐露のように寝入っていた。湯に浸かるのが精いつぱい、何処よりも目から草臥れる。齷齪しないこと。どう何が滞っても、それだけのこと。ま、文字通りに抱こう(?_?)介している小説を脱稿へ追い入れること、明日届く「湖の本165」の再校をしかと終えて「責了」へ推し進めること。跡はからだを潰してしまわないこと。
2023 9/22
起床 6:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 56.0 kg 早暁起き・測 2023 9/23
* サゲは怪談めく夢で逢ったが、廣く謂えば私にはもう固有化した夢一連の一、二場面であった。総じては愉しく展開し進行して、オシマイが怪談に成る。やれやれ。
それよりも、寝足りない思いで六時にも成った。睡いとは健康ハツラツで無いということか。咬まれ手はまだ腫れて局所痛が残って居る。忘れてられる限り忘れている。
* 「湖の本 165」赤字合わせ了。「再校読 責了紙へ」「表紙」初校未了。
「湖の本 166」『蛇行』要進行 脱稿。「私語の刻原稿」の作成。
「噛まれ手首」の痛み執拗。 二時前。ただたた眠りたい。とても健康とは謂えない。
2023 9/23
起床 5:15 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.1 kg 早暁起き・測 2023 9/24
* 例の、夢に、遠路を帰る汽車に乗り違えて難儀を極めた。「遠路を帰る汽車(乗り物)に乗り違えて難儀を極める夢」をもうどれほど数多く見ては恐怖してきたろう。「もらひ子』幼少の怯えに胚胎された固有夢なのか。
他にも何種類かの同型夢に悩み怯えてきた。これは一種の狂気なのか。
* 心神不調、遁れるように寝入っていた。ポツポツと、仕事。つかれてまた寝入る。時に異様に寒かったり。長い袖の毛糸のセーターにくるまれたり。瞼重く、目を明いていられない。首の周りが固く痛む。要再校の一冊分や「あとがき」はじめ、緊要のきゅうむが轡を並べている。 しかし、 しんどい。まだ八時だが。やすむ。
2023 9/24
起床 3:25 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.0 kg 早暁起き・測 2023 9/25
* 夢も見ず目も冴えて、真夜中に灯り付け床の中で本を読むのは憚られたので起きて二階へ来た。かすかに瞼は未だ重いが。
2023 9/25
起床 3:35 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57.8 kg 早暁起き・測 2023 9/26
* 夜中頻りに手洗いへと起こされた。服薬の「浮腫とり」がよく効いたのだろう。
2023 9/26
*妻は一人で歯医者へ。わたくは家で仕事。
2023 9/26
* 妻が歯医者から一時過ぎに帰ってきて以降、いま夜の八時四十分。夕食を挟んでほとんど寝入りに寝入っていた。文字通りの「生・活」が出来ていない。ソレで良い様な現状で無いのは明瞭。と謂うて、怠けて寝ているのでも無い。私は少年の昔から秋口が弱い。すり脱けて行かねば。
* 酒が切れ、妻の留守に大ところの料理酒を少し盗んだ。旨くなかった。「湖 165」責了へ気が急いている。
2023 9/26
起床 4:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.45 kg 早暁起き・測 2023 9/27
* なにかしら体違和に催されて、未だ暗い内に二階へ来た。すべきは、山に成っている。目の真ん前、紫宸殿前の清浄境。弓に矢をつがえた兎の「高山寺」白描の戯画。他に代えがたい心神晴朗への「妙薬」。
* とは云えいたいほど目に涙が滲みるのは、体違和の顕著なシルシ。躰の心棒がグダッと疲れている。七時。気温はどうなのか、かすかに寒けしている。体幹、臍の右寄りに凝って痒い違和を覚える。空腹も感じている。塩辛いような泪に左眼が痛む。
2023 9/27
起床 2:20 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.45 kg 早暁起き・測 2023 9/28
* 全身・体表に違和感、寝にくいのを無瓈に寝るよりもと、二階へ来た。たさねば澄まぬ要は幾つも在る。一つでも二つでも片づくと佳いが。
2023 9/28
*鏡に顔が映ると、ビックリする。昨日独りで妻が出向いた歯医者さんも。、実は私の変貌「凄い変貌・変容」に心底ビックリしていますと妻につげたとか。顔もからだも手足も、外で出会っても秦先生と判らないでしょうと。体重が86から90キロに及んでいた私が、今は55から58キロでの下方に佇んでいて、顔は小さく瘠せて変貌甚だしく、身のこなしはヨロヨロと。田もなりに縮んでいて、その証拠に、家のあちこちにンマ歴己に柱や壁に敷設の点滅スイツチ、上が点灯、下は消灯となっていて、かつては上下お七随などなかった、のに、近来の私は九割方上のスイッチしか手に触れない。背丈の機能に何かしら矮小化が露われているらしい。中年前の女医さんのいつも文字通り目近に見ての感想には、何ひとつ言い返せない。
友人知人度くゃの皆さんとは、もう会うまいよと思う。老残か。ウーン。
2023 9/28
起床 4:50 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.1 kg 早暁起き・測 2023 9/29
* 両脚が、浮腫むではなく、しかもキンキンカンカン筋骨固く太く、じわと痛むほど。そしてこの早暁に空腹を覚えている。二階の窓から遠い東の空をうかがうと北寄りに淡い黒の雲の波が沸いて流れていた。お日様が昇れば、以前に一度見たようなみことに美しい「しののめ(曉雲)」が真東のまだ低い空に眺められるかも。
2023 9/29
* 至急を要する創作・出版上の要件・要事が波だつように逼っている。すべて解決する以外に余の前途が無い。
で、今朝から一つの「關」を駆けて脱けた。終幕の大きな山が残って居るのは、もう突貫あるのみ。
「湖の本165」の確実な「責了」を確認し、「166」の充実の「入稿」を精確に果たしたい。その辺が私「米寿」への足取り、老耄に怯えないで敢闘したい。「歯」が植えもした実なくて醜くても、ほどほどに食べられるし酒も旨い。私の見た目など、論の外。私の書けること、よく書けること、「湖の本」をありがたい全国の読者のみなさんに「差し上げられ、送り続けられる」なら上乗。私たちは、幸いに、お金を稼がねばという暮らしをもう前々からしていない。
何方でも、既刊165巻以降續巻の『秦恒平・湖の本』なら、ご希望の方、どんな欠番分であれ、全巻であろうとも、ご希望の方には「在庫」の限りは「無料呈上」する。できる。
* これぞ耄碌 印刷機械の操作も忘れてできず、それでもメールでんそうという手段を頼んで「湖の本 165」の「あとがき原稿を、書き上げて印刷所へ贈った。校正を終えた本紙と表紙とは明日にも郵送して「責了」。まず、十月下旬までに送り出せるだろう。しかし「もの忘れ」の被害や故障は今後ぞくしゅつするだろう、そのコトとの「いくさ」が新たに始まるのだと覚悟。
* いやあ、まあ、よくがんばったものだが、遺制に見れば、従來から見れば 何のたいしたことではないのだ。余儀ない必然から、けわしい老耄の「いくさ」」なるが、平和外交を心がけたい。
あとがき
ごく初期作から、自愛の「三作」を今回、巻頭に置いた。誰の場合も同様と思われるが、いわゆる「初期作」には、「作家」なる文士と世ひとのまだ識らない「以前」の作と、作の熟れる「作家」と識られて「以後」の作とがある。前回「湖の本 165」の巻頭『少女』『或る折臂翁』は九年も「作家以前」の、純然「処女作」であった。
今回の三作は、一九六九年桜桃忌に筑摩書房「展望」誌に寄託の作『淸經入水』がはからずも井伏鱒二、石川淳、臼井吉見、唐木順三、河上徹太郎。中村光夫ら選者の満票という強い推薦で「第五回太宰治文学賞」を受賞して以後、雑誌「展望」「太陽」等々に依頼されての「初期作」である。
今回巻頭の『廬山』は、最初、雑誌「新潮」から「作品持参で社へ」と呼び出されたが、私の気持ちがどうも折り合わず、作を引き揚げ、新たに筑摩書房「展望」に預けると、即、無傷で掲載され、さらに即、「芥川賞候補作」となった。芥川賞選者ではなかでも瀧井孝作、永井龍男が口を極め、「美しい、美しい限りの創作」と強く推され、受賞こそ成らなかったが、同じ選者の吉行淳之介、井上靖らにも後日、「『廬山』よかったよ」と聲を掛けられていた。
私を小説『廬山』創作へ誘ったのは、「日本の或る古典」のごく一部分の記述であったが、誰にもまだ気づかれていない。
この『廬山』が「新潮」編集室でハナから失笑されたのは、作中の男子兄弟を「太郎」の「三郎」の「四郎」のなどと呼んでいるのがバカらしく滑稽だなどというのだった。八幡太郎義家だの、佐々木四郎高綱、鎮西八郎為朝、源九郎義経だのと兄弟長幼につれて呼び名された武門は幾らもあり、『廬山』主人公「劉」の「四郎」も明らかに武門の四男坊。ものを識らない人らだと呆れ原稿は引き取って帰り、その脚で筑摩書房の「展望」編集室へ、一字一句の添削もなく預けたところ翌月にはそのまま掲載された。この作品『廬山』は以降、秦恒平初期の「代表作」かのように『筑摩現代文学大系』や平凡社の『昭和文学全集』等にも収録されている。自省のない高慢は論外だが、自作にまこと自負自信があるなら、「新人」と謂うとも卑屈に出版・編集者らの時に乱暴な「上から」目線に、縮み上がらなくて好い。「時機」の方から不思議と歩み寄ってきてくれることがある。
『廬山』』と並べた『三輪山』は、純然の創作であり、平凡社「太陽」編集室の寄稿依頼にほぼ即座に書き下ろした。一字一句に気を入れ、句読点の一つにもこまかに注意し、書き上げた。一気に書いたと覚えているが、一つには、私小説にも部類されそうなほど、作者自身の「生いたち」「育ち」「感慨」にズブと深くさし込んでいて、いくらかは作者自身の涙に、文章、表現、濡れてもいようか。虚構ながら、うそは書いていない。
三輪山をしかも隠すか雲だにもこころあらなも隠さふべしや
という萬葉古歌は。高校の教科書で習ってこのかた、私の「身も心も」しかと摑んできた。天智の近江王朝を書いた初期長編『秘色(ひそく)』にも上の和歌一首は濃い翳をさし掛けていた。胸のうち深くでしみじみと歌い続けている、今でもなお。
「奈良へ傷まんもん、買いにいこ」は、事実幼少の私が京都東山区知恩院下の新門前「ハタラジオ店」に「もらひ子」されたあとあとまで、呪文かのように秦の母や大人にせがんだそうである。この「創作」の舞台回しを務めてくれている「三輪君」のような職場へ配属の新人部下と『医学書院』勤めのむかし仲良かったのを懐かしく想い出す。ただし此の作品『三輪山』とは何らの関わりもない。
作品『隠沼(こもりぬ)』は、これこそ、作者が眞実自愛の、自分で自分に宛てて書いたせつない「恋文」と謂うておく、もとより全然無疵の完きフィクションであるが、わが胸の奥の奥、あまりに底深い「隠沼」へ此の自作を投げてもどすと、もうゼッタイに「龍ちゃん」の「マジョリカ」も「真葛の文ちゃん」の「明の宣徳染付」も生けるごとく真耀いて美しいのである。して幾らか困っテ居るのはこの二人、「もういいかい」「もういいでしょ」と私を呼ぶのである。こごえで「まあだだよ」と返辞はするのだけれど。
しつこい熱暑に喘いだ真夏、また、慘暑の九月であった。昨今の私は、昔の私を知る人の目には無惨に瘠せ、縮み、折れ曲がって、歯は無く、呂律まわらず、酒を呑んで、ろくに食べようとせずに、自身も同じ「八十七歳」の久しい妻を困らせている。もうやがての「冬至』になるとはそんな私が「米壽」を祝うとは、これは本当に赦されることだろうか。
そうは謂うが、やがて脱稿できるだろうかなり長い新作『蛇行 或る左道變』も、日々パソコンへの『私語の刻』も孜々と書き継いでいる。 まだ、死なない。
2023 9/29
◎ 令和五年(二○二三)九月三十日 土 長月盡
起床 4:25 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.5 kg 早暁起き・測
2023 9/30
◎ 令和五年(二○二三)十月一日 日 神無月朔
起床 4:45 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.4 kg 早暁起き・測
2023 10/1
* 早起きして二階へ来ると、他に手が出せず「日の初め」の記事となる。一日が肇まる。
* 押せ押せに要事が輻輳しているのを切り替え切り替えどれも前へ努めて精確に押さねばならない。「湖の本 165」は昨日、本紙表紙の「責了紙」を送った。「あとがき」分の4頁のみ初校の出るのを待機、やがて発送という力仕事が来る。
* 早起きには「私語・私事」にまず整理と見通しを立てるのに、気分として好都合なのだ。逃げ場が無いから面倒な「ほぐし」や「訂正・転換」にも取り組んでおける。
* 永く書き継いで来た小説、よほど擱筆の時機に逼ってきた。慎重に、大胆に…と。
* 夕刻四時。午後寝入っていた。按配しておいた屋内杖が臥背戸も見つからない、この狭い謂えなのに。見失うのはうまいが捜すのは、至極へた。
* およそ仕懸かりの仕事の「現状」は、機械画面上で「確認」した。出来た、収束をより精確に。メールもせず、届きもせず、至極孤独な現状。鳶は文字通りに、「外遊」すると。わたしは「外遊」出来ないが、「京都」か、せめて「都内」へ出てみたいが、建日子が母に電話してきて、コロナ・インフルエンザの蔓延は只ならないと。この身の弱りの今、病気はしたくない。病気でつ触れては、うまりに無念だ。「じっと我慢」の「籠り居」
で「仕事」に努めよう。
十月か。七十年近くは昔の十月十六日の真昼、妻とのデートで初めて大文字山に登り、しがいよりも比叡山の巨きく見える側斜面で景色佳さを楽しんだ、持参の魔法瓶は登山途中で木に当てて割ってしまってたが。
同じ二十六日には、二人で初めて「鞍馬山」を登って越え、貴船へ下りた。私は至極貧乏で、どんな気晴らしも出来なかったが、京都中、街も山もよく「歩いた」よ。歩くのにはお金が要らなんだ。その当時はどんな神社仏閣も鷹揚にただ觀せも入れもして呉れた。有難かった。感謝した。
2023 10/1
* まだ八時半。それでも両の上瞼痛く重く、へとへと。尾張の鳶が、鴉の短歌を喜んで褒めてくれていた。おうおう。
すこし乱し書きにメモだけの書き留め歌を、とり留めとりまとめておこう、か。
2023 10/1
起床 4:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.25 kg 早暁起き・測 2023 10/2
* すこし曉けの朝が冷えて、少し明けた二階窓へ冷気も流れてきた。くしゃみもし、洟も出て。十月だ。
今朝からは、昨日、やっと大方「書き終えた」らしき「長編」の、各乎検索修正をはかろうとと。添削、推敲。書き手には、一の要事ぞ。
*朝九時前、一仕事は終えていて、いま、洟水のくしゃみを連発、かすかに寒が。
2023 10/2
* 昨日で長編の一稿はほぼ成したが、長編の二稿三稿は、かきおろすよりもはるかに無我香椎むずかしいと心得ており、少しも木はゆるめ得ない。むしろ、新たに唸り呻いている。「やる」っきゃ無いのです。
* 早暁四時には機械前に腰掛けて、いま、朝の十時すぎ。
へばらずに 先へ。風邪を引いたらしいのが、宜しく無い。
* 正午。機械の混乱と私の混乱を必至に「避けよう」と懼れてい感じ。
午後も、根負けしないよう、ともあれ、新作の推敲に打ち込みたい、が。
* 二時半、懈怠さに負けて、テレビへ向いていた。寝たい、のが本音。
2023 10/2
起床 3:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59.1 kg 早暁起き・測 2023 10/3
* 真っ暗な真夜中、二階窓の外気の冷たいこと。
* 安眠できなかった。利尿剤の効果が過ぎ、腹まで下した。一時間ごとに起きて四時間と寝ていないが眠気は無い。「夜中起き」が気に入っている。まさしく「私語の刻」となる故か。さててさて、難儀にイラつく老耄をこらえて、長編の好い仕上げ、次々への心容易へ今日も奮励努力の八十七爺は足掻きます。
* 夕刻四時半、利尿薬と浮腫止めとの綜合効果か逆効果か知れない、午後は10分15分間隔で手洗いへ馳せ参じてきた。やれやれ。
* ほんとの脱稿を願永い作を再び三度目をじっくり読み返して更に添削し推敲している、すきなさぎょうではある、が、とても疲れる。が…
2023 10/3
起床 3:50 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58.25 kg 早暁起き・測 2023 10/4
* 利尿と浮腫止めの効果か(害か)で、浮腫んでいた体重が、度重なる排尿で1キロの上も下げた。自然な仕方ではないと容認はしてないが。
* 奇っ怪な「日本の古代・昨今」の暗澹・混乱に日々付き合っているのは、一つには興趣、津々。一つには不気味に怖い。ツイ「勉強」姿勢になりがちだが、それだけでは文藝が「創意の建築」に育たないので、要、用心。
世の未だ深々寝静まっている時間に、気に入りの大ぶり湯呑み(どなたかに頂戴した、その方の作品)に冷えた昨日の御茶だけ汲んで二階へ来るのが、なんとも「私語」がたのしめ」て落ち着く。また、格闘のような一日を始める。
2023 10/4
起床 5:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59.00 kg 早暁起き・測 2023 10/5
* 例の、無縁にしかも怖い迷路と人とに行き交い続ける街區の夢…。
秋の冷えが朝晩に身に滲みて来た。そして私は書き継いできた「異様の小説世界」に自身怯えながら、孜々と推敲しているが…。
心神の健康。なによりもソレと自覚している、が…
* 午後近くのセイムスへ、妻と。「クスリ」ばかり買って。出かけの、浮腫トメの「クスリ」が効いてきつい尿意に閉口した。「走って帰る」ちから無くマイッタ。
2023 10/5
起床 5:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59.00 kg 早暁起き・測 2023 10/6
* 無為という一日であった。推敲の仕事には短時間ながら気を入れていたが、余は何ごとをして、亦は何もせず、過ごしていたのか覚えない。人間「秦恒平」機能不全に陥っていた、いる。気に懸けてもなんとも仕方なく、そういう思い煩い無益と切り捨て、赴くままに好きに好きなことをし、余は寝入っていれば良いと、まるで自己放棄のよう。
もう夜の十時前。まだ、死なない。が、明日が見えない。
2023 10/6
起床 3:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:1 kg 早暁起き・測 2023 10/7
* 勝手なひとりごと、まさしく「私語」を書き散らし幾らか楽しんで、オウ、まだ早暁五時。二階の窓から真東の空、茜に染み横流れに長大な雲か、遠く低くに美しく、嬉しくなる。とてもトクした気がする。これから、今日が始まる。朝食は ネコ達の餌にあわせ、我が家では午前八時。もう三時間近く朝飯前の「仕事」に成る。
2023 10/7
起床 2:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:1 kg 早暁起き・測 2023 10/8
* 三時前。少し早起き過ぎるか。
* 七時前。もはら、書き次いでいる長い小説の「變化(へんげ)」の流れを読み継ぎ読み直していた。
他にも緊急と謂える仕事上の所用が三四控えているのを片付けねば先へ行けない。
* 夜十時半。部続けに今日は仕事、仕事を熱中気味に追っていた。おもに小説に組み合っていた。やるしかない。
2023 10/8
起床 4:10 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:90 kg 早暁起き・測 2023 10/9
*今は晩の七時過ぎ もう極端に目も酷使し、疲れ切っている。真夜中に起きて仕事には要り、、食事持どきのほか、殆ど休んでいない。稲。、
2023 10/9
起床 4:25 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:20 kg 早暁起き・測 2023 10/10
* 朝の、五時四十七分。私語と謂うよりも「朝のおしゃべり」を済ませた。
2023 10/10
* いま晩の十時。昼前からずうっと寝入ってきた。よく寝た。
また明日に期待。焦らない。
2023 10/10
起床 4:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:15 kg 早暁起き・測
2023 10/11
* 昨日はほぼ終日、コトに、正午前からは終日寝入っていた。疲労の自覚ゆえに、抵抗しなかった。
いま、朝の四時半。 そして今 六時十分。朝食には,早い。
2023 10/11
* なにをどうしていたとも覚えぬまま、六時半。坂を滑り落ち続けてとまらない感じ。危うい。
2023 10/11
起床 3:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:65 kg 早暁起き・測 2023 10/12
* 何たること、日付の変わる前に寝入って、3:40までに手荒いに五度起った。朝まで寝る気になどなれず仕舞いに床を起ってきた。利尿剤を間違えて二度呑みしたか。ま、夜中起きはコノトコロの常習だが。今朝は久々に散髪の予約が入れてある。髭を剃って貰える。本気で、出歩いてみるコトも試みて体力、脚力を戻さねば。それでも、老人はコロナを過度にも警戒している。
2023 10/12
起床 4:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:15 kg 早暁起き・測
2023 10/13
* 午後久しぶりに歯医者へ,妻と。もう私の面体に「歯」は殆ど何の役もせず、上も下も無いに同然、日々を籠している。一つにはコロナ禍で,外出しない、人に接しない。はのことを気にかけずに済んでいる。それで済んで行くのならそれでよい、食は、上下の歯茎でなんとか成っている。もうおそく「人づきあい」は無いままで済むことであろう。
* そしてまあ、何故か一時間ごとに尿意に衝き起こされながら、対抗するように、寝た,寝た、寝た。
2023 10/13
起床 5:25 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:5 kg 早暁起き・測 2023 10/14
* 昨夕食以降に狂ったように、寝た,寝た、寝たから、今朝五時過ぎにふっと目ざめて二階へきた。
* 朝の早起きが、日々に冷えてきた。
枝葉を落としたハダカ木の髙くに、空は晴れ、大きな赤い柿がひとつ美しく残っているのが「目に見える」よう。
* 日々に、気ままに、昔昔を『思い出』して、「今」に「向き合わせ」てみようかと思ってもみる、が。「薄」は、もう、今や日々の恩沢のようなもの、「大切に」するだけ。
2023 10/14
起床 5:25 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:5 kg 早暁起き・測 2023 10/15
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:3 kg 早暁起き・測 2023 10/16
* 定期の受診に保谷厚生病院へ、妻と。早起きして、混雑しかねない機械の内蔵を「腑分け」のように整理していた。わたくの機械デスクトップには22もの「要事」マークが働いている。おおよそは納得し私用し使用しているのだから、時には呆れる。
* 十時に、二人で病院への車呼び、車を呼んで帰宅したのは、三時。病院通いは陰気で、安心できず疲労が深まる。診察自体は、私など、五分か。「待ち」にでかけるので、用意の本を二種もってればこそ、凌げる。やれやれ。
2023 10/16
起床 5:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59:1 kg 早暁起き・測 2023 10/17
* 寝入るという休息を差し挟みはさみの仕事の組み入れに成ってるのは、むしろ当然の体力と気力との調整、怠けているのではない、明日も又。メールの往来は減っていて、世間の声は、機械に表れる世界や国内の諸報道に頼んでいる。もう何十年も視力をも庇って「新聞」は読まない、見ない。
2023 10/17
起床 5:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 59:1 kg 早暁起き・測 2023 10/18
起床 4:45 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57:5 kg 早暁起き・測 2023 10/19
* へとへとに疲れ切っている。モノの見分けも薄れそうに。何故かは判らない、両脚の浮腫が凄い。処方されている 利尿と浮腫どめの薬を併用して、寝入ってしまおうと。 2023 10/19
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/20
* 利尿と浮腫どめ併用に、覚悟の上で寝入った。一時間ごとに手洗いに起った。もう慣れている。浮腫は引いたが、体重もギョッとするほど減っていた。、
* とにかくとにかく、「湖の本 165」が27日納品されれば即「発送」が待っている。仕懸かりの要件や仕事は「待ってくれない」。へこたれてはおれない。
2023 10/20
起床 4:20 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 56:1 kg 早暁起き・測 2023 10/21
* ここ数日の私の基本の体調は、異様なまで早や厚着していながらの、背筋の「寒け」と、おさまらない「洟水」。そして「クタクタ」にちかい「ヘトヘト」の疲弊感。さようアタマに容れ置いている。
* いま、精確に「把握の必要」なのは「仕事の現状と、早急用意すべき内容」これをウロウロに遣っているとエライ混同や抜け不足に陥る。このところそのスレスレを歩いているようだ。
* 夜九時杉、寝に寝続けていた。持ち堪える方法で持ち堪えて、無事に「発送」をおえたい。カンペキを期し且つ追うて行く「仕事」はもはや容易でないと覚悟して、やはり精確を期したい。
2023 10/21
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/22
* 熟睡ということの無い、むしろ熟睡しようとせず、夢寐にいろいろ、様々に「思案」のヘキが出来ている。功も罪もある。
2023 10/22
起床 3:45 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/23
* 朝日子の夢をみて目ざめ、そのまま二階へ来た。三詩四十五分。
* 午後一時四十五分。わずかな朝食 昼食をはさんだだけ、二階仕事をびっしり休み無く。やすまない方が疲労を忘れられる。ただ視力の疲れは、ムゴイほど。ちょっと休息する。
* ちょっとの休息が、いま、八時十分。おおかた寝入っていた。からだがソレを希望してくる。
2023 10/23
起床 5:00 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 56:1 kg 早暁起き・測 2023 10/24
* 背丈を計り合うた「柱の疵」を、昨日較べりゃ「なんのこと」とは、子供の物言いでない、「大人」の言葉が露出している。夢見ながら不審していた。こういうこと、しょっちゅう有る。
* 老耄の弱体いちじるしい、のに、劣情にちかい若気の感触が、機械(パソコン)で出遭う写真などにもけっこう「反応・反射」しているのは、「頼もしい」ではありませんか。「生き甲斐」と謂えるのでしょう。
2023 10/24
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/25
* 夕刻、寝起きのママ蒲団に足を取られ絵の吏に烈しく鐵の堅いパネルヒーターへアタマからつっ込み頭頂部にコブを作った、脚腰にその後の異常を、ま、免れていて有難いが、前のめりに表面ギザギザのいわば枕屏風へアタマから突っ込んだのは傷手であった。こういうドジがふえるのだろう、殊に蒲団に足を取られる危険は、気を付けていたのに、このテイタラク。危ない。
2023 10/25
起床 3:30 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 56:7 kg 早暁起き・測 2023 10/26
* 妻に分けて貰った浮腫ドメがベラボーに効く、効き過ぎるほど、昨夜来今暁まで数えきれず手洗いへ起たされ続けた。寝るどころか。数えきれず。ま、三文の得になるならぬは忘れ、当面是非必要で急を要している仕事にかかる。
* 「要介護 1」とかで私にリハヒリとか 補助器具・機械等のおすすめに「係」の男女産人が見えた。が、我が家でそういう『助け」の欲しいのは「妻の手助け」東塔で会って、わた増しの日常を今分身体・生活的に介護していただく必要も餘地も無い、とお帰り願った。リハビリという言葉が直ぐに出る、しかし、私はそういうことで時間を割きたくない。必要も感じていない、視力の衰え以外は。疲労困憊し疲弊の極に陥るのは日ごろのこと、自発的に休息するか強行するかダケのこと。私語の刻の書き量だけみても、途方も無い集中とさぎょうだが、これを休んでリハビリという発想はわたくしには無い。惜しむのは残年、望むのは老耄の緩やかであること。こりは「りはびり」の問題で無い、私の精神の活性だけが可能にする。望ましいのは、うまい食事と、讀書でも、テレビでも、出来れば外出でも「愉しめる」知恵。しかし、要は、「仕事」し続ける、続けられる「からだ」以上に「意欲」。それが失せてなくなれば、バンザイして休み、そして逝く用意。
2023 10/26
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/27
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 55:6 kg 早暁起き・測 2023 10/28
* 午后三時には『湖の本 165 廬山 三輪山 隠沼 私語の刻』の発送を完了した。妻がよく手伝ってくれた。今回巻頭の小説三作には、愛着している、是非再読、初読して戴きたい。フウフして疲労は濃いが、なんとか一つの關をまた潜れた。有難し。
次へ。しかと脚を運びたい、新しい書き下ろし長編をうまく送り出したいと願、用意もほぼ出来ている。
* 自身の日常が記憶も把握も出来なくなって以。本を送り出したのはケッコウだったが、その後、何をしていたのか。覚えていない。寝る如かない。
2023 10/28
◎ 令和五年(二○二三)十月三十・三十一日 火曜 神無月盡
* いま、三十日 午後二時前。妻は十時半には受診に厚生病院へ出たまま、また帰らない。電話も無い。
私は、凍り付くように案じている、心配して。自分がいまにも死ぬような煩いでもいいが、妻の病院通いは怖ろしいのである。
〇 生きてください
いかないでください
* まだ生きたいし いきたくもない、が、逼り寄られている感覚は退かない。
2023 10/ 30 31
* 妻、近々にも 背部からの手術に入院余儀無しと云われてきた。最も案じてきた、しかし思いよらずにいた石の曰わくに、茫然かつ深く動揺、耐えがたいまま睡眠へ逃げこんで、寝に寝て寝て寝て月末の夕刻まで。私が闇衰えてもいいが、妻には変わりなく元気でいて欲しいのだ。
無事に乗り切って欲しい、十日ほども、留守居の独り暮らしになるらしい。家に独り居はじつに寂しい。変わってにゅういんしてやりたいが。手術の何が目的かもまだ聞いていない。ただただ無事の成功を都念願、祈念するのみ。病院は、どこかこの沿線の順天堂とか。昔の、無いか北村教授の温顔とご親切が懐かしい。
* 滅入っている。この歳になり、一日でも妻と離れて暮らさねばならないとは、得がたい。
ひたすらに、無事健康な成り行きを期待し希望し念願するのみ。ネコたちと、懸命に留守をし、妻の無事健全な退院帰宅を切に願うのみ。.
2023 10/30 31
◎ 令和五年(二○二三)十一月一日 水 霜月 朔
* ただ、じっと、祈るのみ。いま何を云おうとして、云う言葉のみつからない重苦しさ。妻を病院へ入れる重苦しさには、堪えねばならない。そう重苦しい入院では無い筈なのだ、と謂い聴かせるがいい、それが事実なのだから。
* 晩、古い「やくざ」映画に付き合った。主演のほかに鶴田浩二ら見なれた顔は多かったが、むしろ点綴していた女優の数人に風情があった、がこれも八千草薫ぐらいしか名は覚えてなかった。「忘れる」という生き様を日々に納得している。
2023 11/1
* 妻と、諸用意の買いものを「セイムス」でして来たり、機械に向いていたり。一日、一日を無事に先へ送って行くことを考えている。例年の「文化手帖」も届き呼び掛けてくる。早大、城西大、「165」受領の来信。
2023 11/2
* 妻 順天堂病院への「紹介状」受け取る。愕いたことに、京都の森下君のご家庭でも我が家と同じく、奥さんの発病と手術沙汰になってると。
2023 11/3
* 悪戦苦闘ながら、ガンバリ抜いて、厄介混乱遅滞を、混乱しては直し、また直しして「入稿」への基盤づくりだけは、ほぼし終えたので、寝に階下へ降りたのだった。
* 不思議と愉快な夢を見た。あの、中学時代の「芳江姉さん」が、装束勇ましく颯爽の女大盗然と、京の街や山辺を駆け回っていた。幼くて臆病な私はちっゃな手をうち喝采し憧憬していた。「姉さん」はときどきアタマを撫でに来て呉れた。
どういう「夢」なのか。 2023-11-3
2023 11/3
* 手狭な我が家では、廊下と謂えるのは階下に、玄関から置くの仏壇(とは遣ってないが)までと、階段を上がっての二階、表道路向きに窓四つの廊下と、だけ。二階には、窓下に文庫本専用書架が並び、廊下途中にはかなり思い「足踏み機」が老いてある。わたくしは、それをときとき110度も踏む。これは相当な運動量。階下の部屋には仰向き全身反っくりかえって腰も背中ものばす重い機械が据えてある。私はこれに、永いときは300 も数を数えて反っくり返る。背も腰も伸びてくれる。こういうことがまだ出来るので、乗り降りにさえ気を付けるなら自転車、ラクラク走れる。ただ「歳と相談」して油断も無茶もしていない。「無茶」に近いのは「超早起き」というより、真夜中を寝ないで機械に向き合い過ぎることか。
うちのはしご段は、たいした高さでない、踊り場で曲がっても合わせて二十段とないだろうが、この上下も苦になっていない、不思議と、長めの杖を前方へ伸ばしたまま上り下りすると奇妙に身が軽い。妻は、綱渡りのサーカスがながい棒をもちいている効果と同じ感じが「杖」に現れているのでしょうと。これは結構な理解で、私にも合点が行く。
* 我が家には、今一つ、私の「発明した」夫妻だけの作法がある。二人とも部屋の出入りには廊下をスリッパで歩く。その部屋へ出入りのさい、自分のは形なりに脱ぎすてたままだが、決まって私ならば妻のスリッパを、今度穿くとき穿きやすいように、キチッと向きへ揃えておいて上げる。お互いにソレをし逢うことで、自然と顔は見ぬまま、声もかわさぬまま、親しみ合える。手がるい心遣いを交換しているのです。
2023 11/4
* 紹介状持参での初診療病院の初診察は、予約から手間がかかる。自然と入院手術とやらもサキへ延びる。病状等も鎮静安静化していて貰いたい。
2023 11/5
* 少しはムリも承知のガンバリで、気がかりな「湖の本 166」入稿(送稿)を強行。すこしでも肩の荷を軽めたいと。ポストヘは自転車に乗ったが、帰りは「危険」と感じ、曳いて戻った。顚倒は、ヘルメットで少し防げても、骨折すれば容易ならぬ怪我となる。自分の足で歩ける内は歩くこと。
* 酒が切れた。一升瓶、セイムスヘ自転車で走るか。やはり体調を虞れて、ガマン。買いものの荷が重いときは、自転車を曳いて行く。幸いにセイムスは遠くない。
* 明日は妻の歯科通いに付き合う。脈拍が弱って、瞬間的にも失神、卒倒の虞がこの近々にもあった。
* 妻は暑いほどと云う。わたしは、ゾクゾクと膚寒い。
2023 11/6
* 紹介先病院での診察がのびのびになって、しかし妻の容態にとくに變化はなく穏便に推移しているのがしみじみ有難い。私は新入稿を終えて、まずはおおきく息をしているという風。しかし、自身の衰弱は察しが付いている。ただ静かに時を迎え送るだけ。
とにかくよく寝ている。寝る気になれば直ぐ寝られる。
2023 11/6
起床 4:20 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 60:1 kg 早暁起き・測
* 夜通しの雨であったか、天が鳴っていた。安眠したとはいえない、やはり近々これからの妻をいたわる独り居の日々に思いは夢にも流れていた。
2023 11/7
* 午後には妻の江古田の歯科通いに付き合う、瞬時にも「卒倒」は危ないので。お互いさま。私も転ぶのだが。
2023 11/7
〇 秦先生 ご無沙汰いたしております。いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
湖の本もお送りいただき、ありがとうございました。
先生の精力的な執筆活動、私も先生の胆力を見習いたいと思いながら、気力を保つことの難しさを感じています。
このところのお天気には、体も追い付かず、私もなんとなくだるさを感じています。お天気のせいもあるのか、次男も小学校に行けない日々が続いていて、私も胸を痛めています。子供の笑顔が私自身の幸せなのだと実感する一方、その笑顔が曇ると私も傷ついてしまうのだと感じています。どうしてあげたらいいのか、毎日悩みながら過ごしています。
先生とお茶を、という約束がなかなか果たせずいますが、ぜひにと楽しみに待ち遠しく思っています。夏と冬に挟まれて、気持ちのいい季節がなくなってしまっていますが、爽やかに晴れた日にお会いしたいですね。
お身体、くれぐれもお大事にお過ごしくださいね。 麻紀 東工大院卒
* 麻紀 さん あなたの健康を そしてお幸せを 心底 願ってます。 私は 日々へとへとに疲弊しきったまま 我慢強く 生涯を賭した文藝 文筆 創作に絡みついています。 家の中も、まともに往来しかねるほどですが、 意識はまだ比較的ハッキリしていて、毎日を文筆に委ねて居れますが、もう外出の出歩きは、必用な病院通いしかできません。美味いものも食べに出られません、残念です。「湖の本」も 170j巻が ムリになるかと残念に思っています。
お若い日々を 大事に大切に健康に 生き抜かれますよう祈ります。 爲我以さんへも、お元気に、ますますの充実をと お伝え下さい。 秦 恒平
2023 11/7
* 歯科医通いは余儀なく。歯が上下とも無いような現状を緩和のため。妻の場合、受診病院から他病院への紹介と診断や手術の依頼なので、向こう方の受け容れや日時の問い合わせが必用、その最初の受診日が、来週のげつようになったので、やや予約の日時へ余裕ができているというまで。その初受診次第でその後の手術の是非や日取りが見えてくる、らしい。じっとガマンして「待ち臨む」より無い。
2023 11/7
起床 4:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:0 kg 早暁起き・測
* すこし睡いが、二階へ。窓のそとは、真っ暗。
2023 11/8
* どんなしくじりとも悟れぬまま、書いた文章を失ってしまう落胆に、何度、何十度 歎くことか。
疲労困憊のママ 落ち着き無く京を過ごしてしまう。シッカリしろよと𠮟りたい。
2023 11/8
起床 5:40 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57:8 kg 早暁起き・測
* すこし、やはり睡い、体感の{向き}がやや動いているか。
2023 11/9
* 夕飯を食したかも覚えずただただ浸かり手寝入っていた。夜十時に目ざめ、機械の前へ来てみた。このまま、心地静かに深く寝入りたい。
2023 11/9
起床 4:20 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:0 kg 早暁起き・測
* 機械が混乱しているのではない、私の頭脳が混乱と無理解とを極めて 時間を大量にムダにしてしまっている。
ダメだ、こりゃ。ガックリ首が前へ落ちている。
*ロクに本も読めず、テレビも憂く、とろとろと寝入ってしまう‥そんなことを何度も繰り返して一日が過ぎて行く。新しい小説もいくらか前へ話柄をのばしてはいるがるんるん乗り気とは入ってない。睡い‥それだけが慥か、か。
2023 11/10
起床 4:20 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 58:0 kg 早暁起き・測 2023 11/11
* やはり妻の或いは入院手術かというを考えては気が重く沈む。独りの留守居に慣れているワケが無い。 疲れで、視野視力の濁りも物憂い。大酒が呑みたいタチの酒好きではない。ま、目の前の仕事に向き合うしかない野暮な書斎人と謂うに尽きるか。ま、本をよく選んでうちこむが上策。
現代モノの中国『主演女優』か七、八分がた読んでいる『水滸伝』をもう二冊程か。じつは『大無量壽経』の三度目ほどの再読も望ましく、五十冊近い『参考源平盛衰記」を半ばまで、清盛の最期まで読み進んでいて、現代語訳したいほど惹かれている、が何十年ぶりかで『モンテクリスト伯』もいいなあと、欲が深い。『古文眞寶』の詩にも惹かれている。本が無いので無く、在りすぎるほど在るわけだ。いいではないか。
* 午後から晩へ、ほぼ寝入って過ごした。ねむるのがいぢんラクと感じている。ややこしい何も想わず考えずに済む。
* 「生きた心地がしなかった」とよく聞くが、いまのタクシは「生きた心地」をむしろ遠慮していたい、黙然と何の心地も無くなくいたいと感じているようです。
2023 11/11
起床 3:45 血圧 137-63(69) 血糖値 103 体重 57:8 kg 早暁起き・測
* 尿意で目ざめた。もう一寝入りしてよかつたが、朝八時までの時間に惹かれて起きた。私にゆるされた「私語の刻」と想うのである。
2023 11/12
*ただただ疲れ切ってている。恒彦も恒で在ったろうか。 明日は妻の順天堂初診に付き合う。そのあとがどう展開するのか判らない。入院手術ともなれば、見舞いその他の往来にもただただ疲れる。過去にも在った体験だが、ろうれいという余儀ない追加が身観に堪えよう。疲れるだろう、妻も、私も。ケアを恃むことになるかも。
2023 11/12
起床 4:30 体重 57:9 kg 早暁起き・測
2023 11/13
* 今日は、妻の初診に同道。平穏無事を祈る。
* 視力の衰え、痛むほど。此処で諦めるのか。奮発するか。
* 妻に付き添って、ものすごい大きな練馬高野台の順天堂病院へ言って来た。聖路加病院よりもおおきく廣く多面的に多彩且つ清潔だった。初めての医師の診察は、おだやかであった。今後の受診やまた手術入院などは、妻がよく呑み込んで自身で決着するのがいいであろうと感じている、が。
* それにしても九時過ぎに家を出て、夕近くの帰宅、相当に疲労した。院内を歩き回るだけで歩行数は凄かった。
* 留守に、頂き物も来信も多かった。仕遺したいろいろも多いが、疲労に負けて、今夜はもう、みな投げ出しておく。
2023 11/13
* 戴くメールで、手厚いご親切と重々判っていながら、「いつもの余計なお世話を書かせてください。」とあるのも、これはもう辞退することにした。そう何時までも天上からの「もういいかい」の呼び声に「まあだだよ」とばかり堪えて居れない、しかし為遂げられる仕事はしておきたく、少々生活上に未熟や不手際があっても、構っていく心境に在る。親切なお世話にも堪えきれないだろう失礼は予め許して戴きたい。
深夜一時十五分、寝入れない。寝たと思うと尿意尿意で起こされつづけている、仕方なく二階、機械へ来てしまったが、今もきつい尿意。妻の入院手術を控えたが重い圧になり、渡しの寂しがりが燃え立とうとしている。出産も含めて妻の入院は何度かあったが、私も若くて行動的、シカモ朝日子や建日子が家に居た。独り居は実は、本性嫌いなのだ。両親兄弟と一つ家暮らした記憶が全く無い、そういう僻みも働いていよう。
よそう、こういう愚痴はわたくしを傷つけるばかり。
2023 11/13
起床 7:00 体重 57:1 kg 早暁起き・測
2023 11/14
* なんと頻繁な夜中尿意で在ったことか、安眠どころか遂には起きて二階へ逃げた。体重は減った。
2023 11/14
* 夜中 暗い中で着布団を踏み損じて、顚倒した。二回目。
* 妻の入院は 手術後も十日と謂われている。なにしろ宏大々の練馬高野台 順天堂病院での施術となり、やや予定が先へむいているが。ま、こんなことは以前にも在りはしたが、やはり怺えにくい。
* 独りの留守となると、何かと生活上の「うちあわせ」をしとかないと、私には何も判らない。ものの置き場も使い方も 近所づきあいも、支払いなども。今日明日にもそれを打ち合わせておかねば
2023 11/14
起床 3:45 体重 56:9kg 早暁起き・測
2023 11/15
* 二時半。午前からずうっと寝入っていた。体力の衰えか。湧く程の意気が沈下したまま疲労感に。励まさねばと思いつつつい閉じる瞼の軽い痛みに負けている。結句、寝入って休むのが善いのか。
2023 11/15
起床 6:20 体重 56:7kg 早暁起き・測
2023 11/16
* 夢見ていたが覚えない。永くよくこんなに朝寝したのは最近に無い。
2023 11/16
* 今治の木村年孝さん、川崎市の森千尋さんら、善いお便りを戴いていた、が。私、疲労の度が強すぎる。午後から宵までほとんど寝入っていた。それしか凌ぎようが無い。妻の入院時が思い遣られる。疲れを取らねば。
* 今西祐一郎さんの、「東方學」146輯にまとまつた『片仮名版と平仮名版 江戸時代出版の一風景』を読み終えたいのに。
2023 11/16
起床 6:20 体重 56:7kg 早暁起き・測
2023 11/17
* 在地の者らに追い回される、つまりは私が異様の他所へ紛れ入って右往左往するというキマリの夢に困惑していた。目覚めればヤレヤレで済むのだが見たくない夢です。
2023 11/17
* 晩の九時二十分、今日も、今し方まで、大方寝入っていた。それが、どういいか、どう良くないか、判断出来ない。寝たいから寝ていたのだと思う。「湖の本 166」初校が出るまでこうなのだろう、その内に、妻のやや長い入院の日々がくる。
十二月二十一日の私米寿の当時までに穏和にコトが過ぎていて呉れますよう願う。
2023 11/17
起床 2:30 体重 59:2kg 早暁起き・測
2023 11/18
* 夢をだみたでなく、ボカッと目が覚めた‥二時ではあんまり早いが、起きて二階へきた。睡くなればまた寝に降りるか。四時四十五分、この間の機械での模索は悉く実り無く私の今の「無能力」を露呈のみ。呆れる術も無い。
一つには、此の機械が旺盛に喰い溜めたもののあまりの莫大にも手を焼いている。どうすりゃいいのさ、この、わたし。
* 何とも判別のつかない茫然とした機械作業に時間をとられて居た。どうすりゃいいのさ、この、わたし。
* わけもなく、と謂うしかないが、ガクッと心身が崩れている。気の弱り、弱気、臆病が取り憑いている按配。寝入るか、吸い込まれるほとの本を読むか。「独り」を懸命にイヤがっている自分を感じる。妻とだけの世界。朝日子も建日子もみゆ希もいない。感覚できない。メールも来ない。 寝入るのが賢明と思われる。いま、心惹かれているのは『浄土三部経』か。寝入るのが賢いと思う。
2023 11/18
* 生き生きしない分 食味も映えない。ずずんとなにもかも重く沈む。寝入るほか、名案が無い。
2023 11/18
起床 4:45 体重 59:2kg 早暁起き・測
2023 11/19
* なにも出来ない、しないまま、夜十時になろうと。午、尾張の鳶の送ってきて呉れました京都の鰊蕎麦をいただきました。寝られる限り、寝ていた。
明日は歯科に二人で出向く。疲れが加わらぬようにと願う。
2023 11/19
起床 4:20 体重 58:5kg 早暁起き・測
2023 11/20
* 手洗いへ起つために寝床にいるような頻繁な一夜をやはり早く起きてきた。あさい眠りのまま、仕切り無く何かしら目当てのあるような断片の想いを夢に積んでいた。新しい小説へアタマが向いているのだ、大事は此の先。
* 今日は余儀ない要で、二人して江古田奥の、現在中年女医の神戸歯科へ出向く。
転ぶまいと、互いに声をかけ手も貸せる、ふたりづれだと。
2023 11/20
* 歯医者通いの気も身も重い、所詮嵌まりようもない大きな總入れ歯など作られて、さて、どうするの。下はかつがつ辛うじて痛みながら嵌めても、上は、息をするだけで落ちてしまう。暫時停留しても話すははおろか、呼吸もフツーに出来ない。医師の技術がテンテ到っていないまま、いきなりごっつい入れ歯の模型らしきを造ってしまっている。「おはなし」にならないどころか、「歯ナシ」のままである。それでいて『総入れ歯』とはこんなもの、「慣れればいいでしょう」などと。そういばにしてほしいなどと云うたこともなく、つくるいじょうはそれで人間として、社会人として「生活 即ち尋常に 話す 喰う 見た目」への細心の配慮は歯科医師としての咲いて今の義務と技術で有らねばならぬ。つまりは現状、わたくに歯の使用も見映えもぜろのまま 入れ歯費用はもう請求され、妻は支払っている。妻にも常識不足の至らなさが露呈したのである。なにもかもキチンと事が収まって初めて金銭カンケイになるのだ。
* 不愉快極まる一日と成った。
〇 どのようにお過ごしでしょうか。
みづうみが少しでもお元気でありますよう願っています。
奥さまもご無事でありますように。 冬は、つとめ
* 少なくも今日は最悪だった。快く奨め、奨めかけている仕事もあり、なにもかも不調不服で葉無いが。
2023 11/20
起床 4:45 体重 58:5kg 早暁起き・測
2023 11/21
起床 4:45 体重 58:5kg 早暁起き・測
2023 11/22
* 妻の入院予定日が近づいてくる。万善に心用意して無事に退院して欲しいと願っている。私もアコ・マコもガマンし努めねば。
初校が出て、有難い。気持の芯とも支えにもなって呉れる。平常心、そして文章世界の設計に協調・親和すること。
* よく寝て 平安に在ること。
2023 11/22
起床 5:05 体重 58:5kg 早暁起き・測
2023 11/23
*このところ空腹を腹に感じること、有り。いま、早暁五時過ぎ、機械の前で。
2023 11/23
起床 4:45 体重 58:5kg 早暁起き・測
2023 11/24
* 今日は、長い長い待ち時間を待って、迪子には、医師面接で入院手術の日取り確定。しかし
「当院では、入院中の見舞面会など一切禁じているなどと。
そして終始付き添っていた此の私は、「大」順天堂病院からの帰途、保谷駅の、下り階段ではげしく顚倒、固い石段の五、六段もを平に回転しながら転げ落ちた。
周りの人はむろん私も文字通りに仰天驚愕、だが、幸いにも「寒がり」の私は上も下も「超」厚着していて、そのおかげで顛落ぶりの派手なのに比べては、ほぼ無事無傷に近く、打撲の痛みのほか、外傷無しに起き上がれた。背負ってたリュックも防御に役立っていた、が、それにしては我ながら、文字どおり「仰天・回転」のハデハデしい階段転げ落ちではあったよ。一寸先は「闇」であったよ。
* ま、無事でよかった、本当に。私までお先に病院へかつぎ込まれていたらと想うとゾッとする。
* もっぱら「湖の本」初校の確認等を寝床に坐ってし、余のなにもせす、飲み食いもせず、寝入った。
2023 11/24
起床 5:35 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 11/25
* サテサテ どんな日々がこれから「我が家」を導くのか、判りません。
2023 11/25
* 流石に昨日顚倒、駅の階段を転げ落ちた痛みが出ている。
* 濃厚な疲労でアタマのわるいこと。
2023 11/25
起床 4:50 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 11/26
起床 4:50 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 11/27
* 明後日 迪子は、「ペースメーカー」施術を主な目的に練馬高野台の順天堂病院に入院する。およそ十日ほどの入院中、わたしは、二人のアコとマコとで留守番。何もかも独りで不慣れな日々には成るが、迪子の健康な退院を、怺えて、待つ。独りは、いかにも淋しいが。
2023 11/27
* 顔も上げられず首を垂れて終日、私の方が妻よりも、ガックリと疲弊。うどなることか。もう、現実をダマシダマシ時間を追って、妻の無事退院の早からんを願うのみ。いま、頚が痛むのは、やはり階段での転落の怪我に類するか。
2023 11/27
* 頚が、けわしく痛む。 コンピュータとの付き合い姿勢が長時間に過ぎているのだ。
2023 11/27
* 疲弊の極、半ば五体の生気 失せて,私は潰れている。 カラダが痛むとは、あまり体験しないのだが。
2023 11/27
* ともかくも今期「最終 結び」と思っている「166」の初校スミ 要再校ゲラの「戻し」を急ぎたく今日は熱中し続けていた,疲弊は痛みと倶に増してはいるが。
* とにもかくにも二十九日午後一番には,迪子の順天堂病院入院のために付き添うて行く。ソレまでに仕事上大事の懸案「湖の本166」初校済み「要再校ゲラ」をTOPPANへ返送したい。相当に手はかかるが、コト細かく。の戻し
2023 11/27
起床 4:50 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 11/28
* 明日、妻、練馬高野台の順天堂病院に、入院。付き添って行くためにも、今日の内に「湖の本 166」要再校の初校ゲラに詳細入念注意し手を入れて「返送」用意、さまざまに問題箇所があり神経をとがらし、懸命に用意の一日に成った。駅階段から転げ落ちた痛みなどが右半身に在るが,今やそんなことは気にして居れず、妻の無事入院容易に気をつかっていいた。十ほどは妻が留守を、アコ、マコとともに私独りの生活留守居に成る。その用意、心用意も容易でない。
* が、懸命に集中・考慮して、巻末五頁もの「あとがき」、それも『秦恒平 湖の本』少なくも今一期、創刊以来38年をまずは閉じる一別の「挨拶」とも一心の回顧と反省とも謂うにあたる『あとがき』まで書けた。
明朝には、妻と病院への途次にTOPPN宛て郵送出来る。
2023 11/28
* 順天堂病院は、原則、入院患者への見舞い、病室へ立ち入り等々を禁じていて「見舞い」たくも見舞えない。郵便物もだめ、携帯電話での通話が関の山と。***
2023 11/28
起床 4:50 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 11/29
* 午後 妻を,練馬高野台の順天堂病院「入院」へ付き添って行く。手続きは簡明、そして私は病棟入り口から帰され、西武線と保谷タクシーで、帰宅。途中『湖の本 166』全初校戻しと表紙など入稿郵便を投函。手もとに当面の南作業がみな,無くなった。
* 病室の迪子とは、メール出の對話が可能、これは電話よりも、善い。
アコもマコみ淋しそうに戸惑っているのが判る。つとめて優しく触れ合うている。
迪子の就寝も早かろう。私も。となりの迪子のとこに、アコとマコとも来て顔を寄せ合って寝入ろうとしている。
迪子の安眠、明日の無事平安を心底祈り願いつつ。
2023 11/29
起床 6:00 体重 578:5kg 早暁起き・測
2023 11/30
* 今朝、妻迪子は練馬高野台の順天堂病院,多分胸部に「ペースメーカー」設置の手術を受ける。
*一夜。アコ、マコと三人で寝入って、けさ六時には目覚め、ミチコに激励のメールを送り、秦の両親や往年のネコ・ノコ・黒いマーゴたちにも迪子、カーサンを護って下さり呉れるようこもごもマコ・アコも一緒に祈った。般若心経も口誦した。
無事の成功と予後の平安を祈願する。
* かなり冷えて寒い。空腹を覚えている、また「おでん」を温めて朝酒をやるか。アコとマコとのキマリの量の朝食には、一時間 間がある。
幸いに当面為し置くべき「仕事」のほぼ全部を昨日までに遂げて「TOPPAN」に託したところ。疲労疲弊と顛落怪我とを背負い、よくそこまでもっていけてたと、我のガンバリ・フンバリに、やや呆れ気味に感謝している。心静かに以降に立ち向かえる。なによりも,今朝は妻の施術の無事成功を切望。
* 夜前は心淋しく、アコ・マコの結句妻の床へ慕いよって寝入るのがいじらしかった。ためらわず、私も寝入った。
* 十時過ぎ。まだ建日子からも報せがない。妻の無事を祈る。
〇 手術は無事に終わりました。
来週の月曜日に検査。そこで問題がなければ火曜か水曜あたりに退院だそうです。建日子
* みちこからも、一、にメール。
私は、疲れ休みに,永く寝入って。琉っちゃん等もいくらかの交信在り。寝入って過ごした。食事なども、ネコたちの世話も、まずまず。そして疲れ休みに寝入ってしまった。一安心できて,感謝。た。
2023 11/30
◎ 令和五年(二○二三)十二月一日 金 師走朔
起床 7:00 体重 58:0kg 早暁起き・測
2023 12/1
* 師走に。
建日子の先のしらせでは「手術は無事に終わりました。来週の月曜日に検査。そこで問題がなければ火曜か水曜あたりに退院だそうです。」と。少なくも、あと五日は退院を待つと謂うこと。経過無事の上、半日一日も早く帰って来て欲しい。
* 七時に起き いま、九時すぎ、台所でなにやかや遣っていた。猫たちの食事や水や排尿便の始末もした。かなり草臥れて睡いほど。用が無いなら,幸いにゴトも急ぎ用はないので、つとめて寝ようと‥それでもこの朝、既に宅配が一つ有ったし。
* 九時半現在。病院からも建日子や誰からもメール無し。
2023 12/1
* 駅階段を転落の、たしかに後遺症だろう,頚も肩も痛む。整形外科に見せよと奨められてはいるが、今の我が家で夫婦ふたりがもし入院とならば、家庭は無事維持できない。建日子を頼っても「家・事」は維持も出来まいし、彼の久しい同棲同居の女史は、見舞いの聲一つも掛けてこない。名前も忘れそうなほど私たち老夫妻とは、遠い存在。
となると、公的なケアをいよいよ恃むしかない。私自身は、死ぬほど苦痛があっても、この家・この部屋を離れ去るまいと覚悟している。もう『死ぬる』はさほ怖いとも思えなくなってきている。所詮は「肉親」とは互いに見放し見放されている。
* 晩六時半 晩飯が思い当たらないので、スープと、戸棚の奥に在った 緑色した箸にも棒にもかからんほど固いあんパンをむりやり囓って、半分捨てた。食欲無し。苺を、蜜柑を食べたか。
階下ではテレビを摘まみ見のていど。寝入るのが何より。二階では幸いにも差し迫った用はもう片付けてあるので、ただパソコンをいじるだけ。
下の入れ歯を嵌めたので、ものは食べやすくは成っている、が。
あすは 盬ラーメンでも見つけるか。酒は在る。蜜柑もある。柿は皮が剥けない。
2023 12/1
起床 7:00 体重 58:0kg 早暁起き・測
12/2
* 台所での悪戦苦闘、孤軍奮闘、ラーメンの半分しか食えず、食欲ゼロに近い。ただもう疲労困憊の態。
〇 お父さんはチンは使わないでいいように食品を揃えてあります。
湯を沸かして袋ごと五分温めれば食べられる物がて-ぶるの下、ダンボール箱に沢山あります。
調理台の下の戸棚に炊飯器にご飯とそばに高野豆腐の煮物、食べましたか?
冷蔵庫の中も探しましたか?
猫の砂は台所へ入ってすぐ、ダンボールの箱の側にあります。それを足すだけでいいですよ。ミチコ〓
* 疲弊・疲労の極。どうしようもない。
2023 12/2
〇 恒平兄上さま〓
朝食に苺ミルクとはおしゃれですよね!でも今日は寒いですから、暖かい何かをぜひ召し上がって下さいね。お風呂は入れますか? 色々気をつけてゆっくりやって下さいね。
駅階段での転落 あにうえ様は骨がしっかりしていらっしゃるので良かったです。創作も頑張って下さいね。猫ちゃんたちにもよろしく! いもうとルミコ〓
〇 恒平兄上様〓 迪っちゃんは如何されているのでしょうね。ペースメーカーの効き目はどうでしょう。
兄上様は、今日はちゃんとお食事出来ましたか? 可愛い猫ちゃんたちのためにも、体力をつけて下さいね。
小説のお仕事も頑張られたと思います。迪っちゃんの帰ってくる日まで、もう少し頑張って下さいね~ 私は今日は、コロナワクチンを打ってきました。 いもうとルミコ〓
* 夕五時 空腹なのかも知れないが、食べたく無し。テレビでも見て、マ・アにゴハン上げて早く寝入りたい。
* 明日は日曜。 月曜日の検査がとても大切、それ次第で一両日の退院も実現する。緊張せず、平生心で迎えて下さい。
ヘトヘト。八時にゴハンあげたら寝ようと思う。飲み水は再々かえてやってます.美味しそうに飲むのに感心した。
琉っちゃんから,何か見舞いらしき包みが届いてますが,見てない。
控え置きの安直の食べ物や飲み物は、みな不味くて閉口。
ラーメンも半分捨てた。スープ、蜜柑。
御飯、カステラがあるとか、すっかり忘れてたが、食べられるかなあ。ま、口に入るモノを食べるように勉めます。
ねむたい。おやすみ。
○ 了解しました。
諸検査の他に抜糸もあります。
月曜日は緊張するでしょうね
明日はリラックス出来ますように。お休み ミチコ〓
2023 12/2
起床 5:10 体重 56:8kg 早暁起き・測
2023 12/3
○ 寝る前にお便所に行っていました。廊下にリハビリ用の10メートルごとの印があります。私は10メートルに16歩かかります。お父さんは何歩でしょう。
お父さんももう寝て下さいね。
おやすみなさい ミチコ〓
*ネコ達が 吐いた形跡はない。マコは、今も二階の足もとへ来て坐っている。アコは、ソファで、トーサンの仕事の背中を見つめている。
十メートルを 16歩 は 大幅だね。一メートルを 2歩見当でわたしはふだん歩くよ。
いま、九時半。こどもたちに八時のエサ、わすれたみたい。遣りに階下へおります。 おやすみ。 コヘ
2023 12/3
起床 3:30 体重 56:8kg 早暁起き・測
2023 12/4
起床 3:30 体重 56:8kg 早暁起き・測
2023 12/5
起床 3:30 体重 56:8kg 早暁起き・測
2023 12/6
* 疲労さらず、茫々と過ごす。お見舞いの書状も、頂き物多くも、茫漠として失礼。桐生の住吉さん、下仁田格別の葱いつものように下さる、目に鮮らし。
* 視力を欠いて、ただ漠然。末期を想う。
2023 12/6
起床 5:00 体重 56.9kg 早暁起き・測
2023 12/7
* 終夜体調夢寐にも不和、悶として苦しみ早暁起つも、さらに何為すとも覚えず。昨來の疲苦停滞、心身の奥に異様の不調在るか。視力を欠いて、ただ漠然。末期を想う。
* 夢に怯えているのに気づく、さしたる夢でも無いに。心身違和とはこれか。妻も猫たちも平然と寝入っている。
2023 12/7
* こう,機械に向いていて、右の頚の痛みは、むしろ強まっている。けれど、病院へは行かない。いずれ末期は向こうから遠慮無く近づいてくるし、覚悟している。この仕事場から動かず、此処で死にたいと,繰り返し妻には告げてある。
妻も私と同齢そして同弱、ま、妻のことは建日子が気遣って呉れようし。私は、早くに逝ってしまった大勢の声をいつも慕わしく懐かしく聴いている。
* 夜前夜中は、零時から数えて七度も手洗いに起きた。尿は毎度十分にあって、利尿能は損じていないが煩わしい限り。
で半睲半睡。「サッチャンはね」という唄と、大黒様と、皮をむかれて赤裸因幡の白ウサギが癒やされる噺ばかりを、執拗な限り繰り返し想い、また夢に語っていた。
2023 12/7
起床 5:00 体重 55.9kg 早暁起き・測
2023 12/8
* もう少しと思いながら独り起きて,二階へ上がらず、キッチンで独り雑然と朝食し酒も呑んでいた。このところずうっと続けて録画をみている『馬醫』をみていた。韓国製の連續檄は「イ・サン」のころからぼ欠けなくみてきたが、日本勢のこしのぬけたようなヘナチョコ練足檄より遙かに劇的に上手に客を呼び込む。この『馬醫』も対象が命がけの外科手術だけあって、医療場面にも迫力と興味がある。
日本の、ま、良い方の『剣客商売』など、一回読み切りの紙芝居で連續の迫力が無い。かつては、北大路欣也がやったような連續の剣客物があったが、いまは制作者達の能も意欲も払底している。しっかり、せいや。
2023 12/8
起床 4:30 体重 55.8kg 早暁起き・測
2023 12/9
起床 4:30 体重 55.8kg 早暁起き・測
2023 12/10
* 京都黒谷の宏大な山墓地のてっぺんに小さな三重の塔が建ち、その縁に腰掛けて学制の昔よく話した。そして求婚し婚約した。墓地の見事な紅葉を一と枝戴いて新門前の叔母宗陽の茶室に入り、ふたり向き合って茶の湯一席「婚約」の茶を喫み交わした。昭和三十二年師走十日のことだった。
* 二人で,夫婦自祝の夕食、迪子の遙かな学友市川澄子さんから祝って戴いた名酒「越乃寒梅」をすこし酌み交わした。
2023 12/10
起床 5:00 体重 56.1kg 早暁起き・測
2023 12/11
* 寝ていて。左真横の腰骨にいたみがあね、これも階段転落の遺尫か。今朝は九時という早い時刻に、先ず諸検査のため厚生病院へ出向く,妻と。
2023 12/11
起床 4:00 体重 56.1kg 早暁起き・測
2023 12/12
* 早起きしてしまい、独りで残り物など温め、酒も少し、少しくテレビの続き物など見確かめながら朝食を済ませ二階へ。
2023 12/12
起床 5:00 体重 56.1kg 早暁起き・測
2023 12/13
* 何事の有る無しもわきまえず、ボーゼン、朝の九時過ぎを生きている。「バカみたい」と聴きにくい云いにくい一言で我の我に惘れている。
* 日のあるうち何をした記憶すら無く、よるは、明日の討ち入り前、あかり出来の良くない相も変わらず『忠臣蔵』前半を観ていたが。
2023 12/13
起床 4:45 体重 56.2kg 早暁起き・測
2023 12/14
起床 5:00 体重 56.1kg 早暁起き・測
2023 12/15
* 朝から、怠けて寝転んでは居なかった、が、「湖の本 最終166」を無事責了したいと勉めて、疲労は部厚く心神を絞めるように掩っている。やれやれ。その気になれば用も要も、ハイハイと寄ってくる。
* コロナいらい 街へどころか、医者以外に近隣へも出歩いてない暮らし。
*[「湖の本」今度の166巻で 終える。発送の「便」が業者側から無くなってしまうので。
むろん、「書く」は、書き続ける。
ホームページを適切に完備できれば、「発信」のカタチで「作と私語と」は送り出せる。が、カッコいい「ホームページ」を自分で「創れない」のが「遺憾」も遺憾。
*ま、なにもかも終焉へ。自然な歩みと謂うべく。
2023 12/15
* 目が覚めて,真っ暗の五時半。早暁かと想ったが、十五日の夕方。師走も冬至へ、わが米寿の日へちかづくと,こんなにも日が短いかと、ちょっと胸衝かれる気がした。日なかの、一年中で最も短い日に私は生まれた。
2023 12/15
起床 4:00 体重 56.0kg 早暁起き・測
2023 12/16
* 熟睡して醒めた、とも,謂いにくい。ともあれ、蛸の脚に似た要事をアタマを叩くように片付けて行きたい。
2023 12/16
起床 4:00 体重 56.6kg 早暁起き・測
2023 12/17
* 四時に床を起った。夜中、一度、二度、床のママ源平背衰記を読み継いでいたり、寝は浅かった。
もう六時五十分、空腹を覚えているが。
昨日、触って触って痛くてグラグラの下前歯一本、びっくりほど大きい一本が、竟に落ちた。落ちてくれた。飲み食いがラクに成った。これで,下に入れ歯が落ち着いてくれる。上は恰好は造れていてもお話にならバカでかい總入れ歯がどこかで遊んでいる。いまのままで、とくに故障はなく、いまさら恥ずかしくもない。
2023 12/17
* ごく遠方の人、読者、と、あまり得手ではないが「電話」で声が聴きたいと思っても,住所録に控えた住所まだしも、電話番語は大方通じない。妻のいわく、みなさん「ケイタイ」しようで、電話番号は替えてあるでしょうよ、と。私のように携帯電話も買って貰ってながら、まるきり使いようが解 ってない「機械バカ」には、電話という便利すら、使い道の絶えたキカイに過ぎなくなっている。教われば済むことだろう、教わるのもニガテで。
* 八時過ぎ。早い、が、もう…休もうかと思うのを、引き留めるモノがない。
2023 12/17
起床 4:00 体重 56.6kg 早暁起き・測
2023 12/18
起床 4:00 体重 56.6kg 早暁起き・測
2023 12/19
起床 1:10 体重 56.1kg 早暁起き・測
2023 11/20
* 妻の妹が、真っ先に祝ってくれました。
* 明日十二月二十一日、私、滿八十八歳の「米壽」を迎える。「めで鯛」と鯛の謳ってくれる祈念祝賀のメロディカードが、もう、妻の妹から贈られている。寿。賀。
八十八年、短くはない。永いとも実感してこなかった、ただ、コツコツと歩いて来たナと思う。結婚以来、隙間なく妻と並んで歩いたのがこの長壽「米壽」のちからであった。
そう思う。感謝。
2023 12/20
* ところで、此処へ来て、久しく私用してきたパソコンに或いは終止符かと傷まれる亂調子が萌していることも、いまこの時点で「こころからの多年助勢に感謝」の言葉を記しておく、「ありがとう、久しく、良く、親切に付き合ってくれました」と。
さて、いまは記載出来てある此の機械の内容が、新しい機械へ、そっくり移転できるものか、私には自信も無い、いましも願える助言の友もそばにいない。到らぬなりに試みて、幸運を天に任そう、一切が消滅してしまえば、歎きながらもつぎの「卆壽」へと素手で歩んで行く。
いま、師走の二十日、払暁にも遠い二時十九分。 さ、やってみよう。
* 六時八分。四時間近く機械に組み合うて、何一つの成果もなく、此の舊機に何の信発展も、新たな理解や発見も得られていない。新機との連繋も、全く有るとも無いとも確認出来ていない。この私は、徹底した「機械バカ」と決めつけ以外の何一つ得られず四時間をただ「かきまわして」いた、らしい。寒い。暖房はしているが、凍えそう。
* 結局は、惨敗、何の取り得もなく、崩れるように寝入って午前十時前。
2023 12/20
◎ 令和五年(二○二三)十二月二十一日 木 師走
恒平 誕辰以来 今朝 滿八十八歳
起床 6:45 体重 56.5kg 早暁起き・測
○ やそ八の名を「壽」いで温かに「米」の飯をぞ妻と祝へる
2023 12/21
◎ 令和五年(二○二三)十二月二十二日 金 師走
■ 記事脱
2023 12/22
起床 3:45 体重 57.3kg 早暁起き・測
2023 12/23
* 起きて、寝て、腰骨の痛みやまず。視力の衰え甚だしい。機械の上でもいろんな制約や不本意が起きているのをむしろ僥倖とし、為ずに済むことは来る新年からはこころおきなく放擲してずんずん済ませる生活にしたい。姿もかたちも、わが文筆には無用というぐらいに。
* 誤植の校正は、まこと、この歳になっても、この歳になったからとも言いたいが、むずかしく、恥をたくさんかく。
2023 12/23
起床 4:45 体重 57.8kg 早暁起き・測
2023 12/24
* 夜中、醒めて『参考源平盛衰記』 そして森鷗外の短編を読んでいた。五時前には床を起ってきた。
2023 12/24
* 体調の違和すこぶる、變。六時半をまわったところだが、やすむ。
* 読者の方、メールアドレスとお名前さえ下れば、歳暮の掌編『埋み火 京の底冷えに』をお送りできます。
2023 12/24
起床 4:30 体重 57.8kg 早暁起き・測
2023 12/25
* 昼間に寝入っていること多く、夜の睡眠は浅い。いいこととは思わないが。すべき、したい、ことは、要も用もいろいろに。気ぜわく用・要に向き合い勉めてきた「やそはち」爺であったよ。もう当分はこのままにと。
2023 12/25
* 胸のポケットに入るちいさなカメラを三機も、使い切ったかダメにしたか。
しかし、いま、費用惜しまず、私のような「機械バカ」でも遣える新しいカメラが是悲欲しい。買いに出たい。が、コロナは決してまだ油断ならぬとか。建日子に頼めまいかなあ。
* クリスマスには縁も、気も無い、が、昨夜は銀座など盛り場はやはりはでやかに明るく飾っていたのかな。今日は。 ひょっとして妻と江古田の歯医者へ行くかも知れない、が。江古田の「中華家族」に置いている中国酒、あれが美味いのだが。えらく戸外は寒そう。
*「中華家族」でフンチューを2盃。寒くはなかった。
* 長く永くは歩けないと、だんだん判ってきて。これで諦めては都心に出られない。銀座、上野、浅草は、せめて、もう一度行って見たいが。
* 来て好いはずのメールが来ていないと、先方の健康を案じてしまう。お互い様、健康でいたい。
2023 12/25
起床 3:45 体重 57.5kg 早暁起き・測
2023 12/26
○ 秦さんへ
◎ 謹賀迎春 令和六年
埋み火 京の底冷えに 秦 恒平 作
ありがとうございます
これからも体にあわせてゆっくりやります
新年もよろしくお願い申し上げます e-old 勝田貞夫 拝
* ゆるゆると 気は慥かにしっかり歩きましょう。秦
* と、言いつつ、グタグタに心身毀れているシンドさ。話にならない、睡眠へ逃げこむだけ。
2023 12/26
起床 1:45 体重 57.2kg 早暁起き・測
2023 12/27
* 「不愉快」を我から我にぶちまけて、床を起って二階へ来てしまった。わたくしは、ケッコウ辛抱の利くタチではあるが不愉快は身に痛く感じるでもある。怺えられるだけのこと。しかし怺えきれない時も事もある。断って置くが「妻に」不愉快はめったに感じない。感じるのは不行儀に厚かましい「他人」にであり、顔も観たくない。そういう「他人」は、しかし、随分厚かましく、無遠慮に、さほど遠くない間近に出没するもの、そして恐らくはお互い様なのであろうよ。
* 八十八歳ともなると、怺えは「利く」が多いが、ガンと「利かぬ」ヒト、コト、モノもある。そしてもう残年すくない今しも、それら後者の不快に出遭い、不快なまま辛抱する不快は重ねたくない。遠ざけるか、遠ざかるか、したい。まして、それが「人と謂う他人」の場合は尚更。
2023 12/27
起床 3:45 体重 57.5kg 早暁起き・測
2023 12/28
* 早朝六時前。冷える.寒いと予告されている。目覚めの間際まで夢見ていたが,覚えない。
2023 12/28
* 朝一番に妻と連れ立って五分で行けるセイムス出の買いもの。子供のように(自分のお金でだが)ちょっとした「買いもの」が心愉しい。安い洋酒や握り飯や目薬など買う。養命酒も買う。
2023 12/28
起床 4:45 体重 58.1kg 早暁起き・測
2023 12/29
* ゆうるりと目覚め 枕元の灯で『参考源平盛衰記』少し読み進み、そして二階に。世界、静粛。
* 風邪気味もあり、自まま気ままに寝置きしながら、歳を終える心用意はしていた.歳を終えて新年を迎える。ものこころついて八十年は繰り返し重ねて来たこと。ただ平穏に見送りまた新たに迎えるだけ。
* し残しの、ぜひ仕上げて行きたい「創作」への思いが少なくも二,三は積んである。平成にソレへそれへと向かって行く来年でありたい。
2023 12/29
起床 5:25 体重 57.2kg 早暁起き・測
2023 12/30
起床 5:25 体重 57.2kg 早暁起き・測
2023 12/31
○ この歳や為し成るままに見送りて振る手もちさく見えていとほし 恒平
* まあ、零時以降、何度手洗いに起った,起たねば済まなかったろう。正直なところ眠たいが、床を起ってきた。
* 大晦日とや。そんな気がしない。キイを捺す指先が痛いほど冷たい。
2023 12/31