ぜんぶ秦恒平文学の話

秦恒平の有楽帖 観客として

能・狂言・古典芸能 2012年

  * 二十六日夕刻からは妻と藤間會の初日を見にゆく。歌舞伎役者が続々現れて踊る藝を楽しませてくれるだろう。 十月には団十郎 幸四郎が昼夜で勧進帳の弁慶と富樫を代わりあい、藤十郎が昼夜義経を演じてくれる。おそら […]

美術 2012年

  * カレンダーが一斉に新しい。仕事をするこの機械部屋には山種美術館からの、河合玉堂「松上双鶴」。この部屋に入る明るい二階廊下には上村淳之画伯に戴いた、花鳥画に書家杉岡華邨の家持元日の万葉秀歌 新たしき 年の

歌舞伎 2012年

  * 明日のうちに、いいところまで仕事を押し上げておいて、明後日は国立劇場の初春歌舞伎を楽しむ。 一月は諸検査を覚悟していたので、日程にカブリが来ないようにと、いろんな希望も予め見合わせておいた。 少なくも目

舞台・演劇 2012年

  * 四月花形歌舞伎「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」では、市川染五郎が大きな役で昼夜活躍する。四段目では菊之助判官に対して由良之助、七段目の平右衛門松緑、おかる福助に対して由良之助、討ち入りでも由良之助。三月の「

映画・テレビ 2012年

  * 夜は、建日子が持参の中から映画「カサブランカ」と「黄昏」とをつづけて観た。 「カサブランカ」はイングリット・バーグマン、ハンフリー・ボガートの歴史的な名画、構成も演技も水も漏らさない完璧の出来で、はじめ

音楽 2011年~2012年

  * どこにあったのか、天から降ってきたかのように積んだディスクの中から宮澤明子というピアニストの盤を掘り当てた。宮澤明子という名にも他の何にも覚えがないが、ガルッピという十八世紀の大家らしい人のソナタ ハ短

舞台・演劇 2011年

  * 十日梅若の「翁」 十一日、松たか子の「十二夜」 そして俳優座の「リア王」も、大相撲も。 2011 1・4 112 * さて、 明日は万三郎正午の「翁」で清まわって来る。明後日は、むかし朝日子が学校の英語

美術 2011年

  * 電子メールで、新春初の賀状をいただいた。去年までは年が変わるとアドレスの分かる数百人に一斉に電子の賀状を発送していた。その返信が津波のように押し寄せたものだが、今年からは、それをやめにした。少しずつ少し

能・狂言・古典芸能 2011年

  * 十日梅若の「翁」 十一日、松たか子の「十二夜」 そして俳優座の「リア王」も、大相撲も。 2011 1・4 112 * さて、 明日は万三郎正午の「翁」で清まわって来る。明後日は、むかし朝日子が学校の英語

歌舞伎 2011年

  * 雑煮を祝い、建日子と話した。 * 晴。天神社へ四人で初詣。 * 仕事。呑んで、あまり食べず、睡くて、寝たり。 * 夕食のあと、 四人で、もう一度、ベートーヴェンとアンナ・ホルツのすばらしい映画を観た。元

上部へスクロール